No.2ベストアンサー
- 回答日時:
以前私が天文学のカテで回答したものを転載さしていただきます。
パラレルワールドとかマルティヴァースは、最近では仮説ではなく理論化されているようです。即ちこの宇宙の外側には無数のシャボン玉のような大小の宇宙が無限に存在して、次元が異なるものもあれば、また異なった物理的法則からなりたってるものもあります。そしてビッグ・バンが繰り返され生まれる宇宙もあれば、死滅するものもあるといわれています。
* 一番最新のニュースは2007年にBBCの一時間にわたるドキュメンタリーで、アメリカのプリンストン大学出身の量子力学者であるヒユー・エヴァレットが1950年代に主張した、パラレル・ユニヴァースに関するものです。
彼の理論は後述のプリンストン大学の教授であるジョン・ウイラーとハーヴァード大学出のブライス・ドゥウイットにより1970年ころに引き継
がれています。そしてこの番組はアメリカのPBS局の“NOVA”と言う番組の科学シリーズで2008年10月にテレビ放送され私も見ています。
従って、NHKもいずれ放送すると思います。
*その直前に、ハーバード大学の理論物理学者であるブライアン・グリーンの著作「ザ エレガント・ユニヴァース」1999年出版に基づいて、数時間のTVドキュメンタリーがPBSで紹介され、NHKでも放送されました。
この番組でもマルティヴァース(複数宇宙)を詳しく紹介しています。
これは、アインシュタインに続くと言われている天才はだのアンドレ・リンデ(ロシア生まれ)スタンフォード大学教授の理論を説明していて私も見ました。
* 次は「ハイパースペース」1994年出版 ミチオ・カク著書、ハーバード大学卒 ニューヨーク市立大学教授
彼もその著書でパラレル・ユニヴァースに関して、ノーベル賞受賞者であるテキサス大学教授 スティブ・ワインバーグの言葉を引用して説明してます。
* また「ビフォアー・ザ ビギニング」(Our Universe and Others)
1997年出版。マーティン・リーズ 著書 ケンブリッヂ大学教授(スティーブ・ホーキング博士の序文つき)マルティヴァースに関する本。
* 「ライフ オブ ザ コズモス」1997年出版 リー・スモリン著書
ペンシルヴァニア大学教授
複数宇宙をパラレルー・ブランチとして説明 前述ヒユ・エヴァレットの後継者としてブライス・ドゥウイト、ジョン・ウイラーの理論の紹介。
* 「ザ ホウル・シバング」1997年出版 ティモシ・フェリス著書
キャリフォルニア大学 バークレー名誉教授 マルティプル・ユニヴァースに関する本。前述のアンドレ・リンデの理論を引用。
* 「ビフォアー ザ ビッグ。バング」1997年出版
アーネスト・スターングラス 著書 ピッツバーグ大学名誉教授
アザー・ユニヴァースとして説明。
以上の例から、この宇宙の外側の説明を世界中の有名な科学者が10年以前の頃からこれをマルティヴァース理論としてサポートしています。あの超紐論とならんで、このパラレルワールドに関しても多分21世紀中に証明が実現するかも知れません。
No.1
- 回答日時:
「宇宙が出来た」ということは、「無から有になった」と考えておられる訳ですね?
しかし、「有る」という事の実態を知ると、それは無とオーバーラップするものである事が分かります。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えます。
しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じるもので、根源的に絶対化しようとすると、元の無限不確定性に発散します。
実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対によってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています。
客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。
認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。
我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。
無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補としての「時空仮説性」。
「相補」というのは、絶対時空を否定し、認識体との相対においてしか時空は計量できないとする相対性理論や、同じく認識体が現象表面的に物事を捉え、本質的に決定しないことにより有限的存在性は生じるとする不確定性原理といったものを伴う時空、ということです。
即ち「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確定性(h)の収束における、hの減少の時系列化である時、それが架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底をなす事によって、相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面的定性化における、有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。
即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、存在は生じていると言えます。
無いとは分からない事が有なのです。
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