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「不老不死」

よく考えると、不思議な言葉だ。
「不老」とは何か? 「老いない」とはどういう事か?
生まれた赤ん坊が、赤ん坊のままなのか?
そもそも、精子と卵子が結合して、細胞分裂を行えるのか?

それとも、好きな年齢の(例えば18才)のままで、いられると言う事か?

それより先に、この「不老不死」の技術を、将来科学は獲得できる可能性はあるのか?
「不老不死」を獲得できると言う事は、代償として、生殖機能を失う事にならないのか?

獲得できると仮定して、この技術を用いるべきなのか?

人が好きな年齢を選んでその年齢にとどまるならば、社会が成立するのか?

倫理上、人間のクーロンを作ってはいけない様に、この技術も用いてはいけない事になるのか?

疑問ばかりで、申し訳ないが、自由に意見を書いてもらいたい。
 

A 回答 (2件)

不老不死・・・直線運動の形態に入るので、ありえない話になります。


直線運動ではいつか終わりがこなければならないため、全ての存在様相は、永遠性を持たせるために、円形運動をしているのです。
存在するものは、極大は天体から極少は電子に至るまで全てが、円環運動を行っています。
ただ、実際は、全ての存在が、文字通り円環運動を行っているのではないのです。
基本形は円環運動ですが、その変形としてその他の形態を取っているということです。
典型的な円環運動は、空間的円環運動と時間的円環運動です。
天体全体がそうですが、たとえば地球は自転しながら、太陽のまわりを回っていますし、
電子も自転しながら原子核のまわりを回っています。これは、文字通りの円環運動ですが、いつもほぼ同じ軌道を回っているから反復運動でもあります。
生物の成長と繁殖を伴う「継代現象」も一種の円環運動と見ることができると思います。
植物の成長は、一粒の種が芽を出し、成長し、花を咲かせ、果実を実らせ、多くの新しい種ができるが、
この新しい種は初めの種より数が増えており、この種がまた芽を出して成長し、また新しい果実を実らせるのです。
動物の場合も同様ですね。受精卵が成長して子が生まれ、子が成長して親になり、生殖を行って、再び新しい受精卵ができる。
この新しい受精卵が大きくなって親になる。
あるいは、同一個体内であっても、新陳代謝のように新しい細胞が現れるためには、古い細胞が死ななければなりません。何度もそれを繰り返して生命を維持しているのです。
また、体を作っている細胞が直接円環運動しない代わりに、血液とリンパが体内を巡って細胞と細胞を関係付けており、それによって細胞が円環運動しているのと同じ効果を現しているのです。
植物においても、導管と篩管の働きにより、葉でつくられた同化産物が体を巡り、細胞が円環運動しているのと同じ効果を現しているというわけです。
地球におけるマントルの対流とかプレートの移動なども同様です。
これらの例は一種の代替性円環運動ともいえると思います。
余談が過ぎましたが、という具合に、植物も、動物も、サイクル(生活史)を繰り返しながら種族を保存しているため、不老不死という物理化学や生物の法則を無視した作用はありえないし、また不必要とも言えるです。
第一科学がいくら発展しようとも、宇宙に元々あった基本や原則や法則を壊すことはできないでしょう。
科学は、自然界の法則や特性を応用することができても、万有引力など、存在界のおおもとの法則それ自体を変えたりすることはできないのです。
死なないことを永遠の命というではなく、死んでも、新しい命を生み出しながら、世代から世代へ受け継がれることの方がより強く、現実的な永遠性を感じませんか?
私には、「不老不死」が現実にあったりしたら、おもちゃのようにニセモノっぽく感じてしまいます。笑っちゃいますよ!
我々凡人ですらそう感じるのですから、全知全能の神がそんなちゃちなものを創るとは到底考えられませんね。
実は、普段からあたり前に目にしてきているだけに、このことの価値がどんだけ素晴らしいか、忘れさられてしまいがちなのかもしれません。
少なくとも、私は、今生きている環境から十分すぎるほどの、永遠性を感じることができています。永遠なる宇宙の神秘とでもいうのでしょうか?
逆に万が一にも不老不死があったら、科学法則を破壊するだけでなく、大切な夢やロマンを消してしまうだろうなと思います。
受け継がれるからこそ、素晴らしい仕組みだと思い、凄いとは思われませんかね?
今まで不老不死なんて考えたこともなければ、考えた人とも出会ったことがないので、いい意味でいろいろ考えるきっかけになりました。
ありがとうございました。
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この回答へのお礼

 
回答ありがとうございます。
考えるきっかけになったというのは、嬉しい言葉ですね。
自分は、愚鈍な為か、何でも疑問に思う所があります。
それで、こんな事でも、どうなんだろう?って思ってしまうんですね。

「不老不死」については、#1の回答のお礼に書いた様に、生物学カテで質問して、色々回答を頂いて、考えさせられます。
現実は、「想像」を超えているな!と、思ったりしています。

生物カテをみて、何か考える所があれば、「不老不死」を考える のスレッドの方に書いて下さい。
 

お礼日時:2010/01/26 18:17

不老不死などという欠陥を、科学が実現する必要があるのでしょうか?


そのような事を行う生物は、自然淘汰の中で消えるでしょう。

人類の細胞には、DNAの最後に回数券のようなくり返し配列が(50回ほど)
あり、一回細胞分裂するごとにくり返しが1つ減って、なくなるとそれ以上
細胞分裂できず、新陳代謝できずに老化して死ぬようになっています。

生物は、有性生殖以前の「突然変異による多様化と、その淘汰による選択」
という人まかせで遅い進化に対して、交配する事で、遺伝子の配列をシャッフル
して多様性を生み、また交配のための種内の競争による選択という、すばやい
進化を可能にしたのです。
そこにおいて、世代交代しなければ個体数が増える一方なので、自ら寿命を
制限しているのです。

細胞分裂で増えるゾウリムシ(単細胞生物)は、有性生殖など必要ないよう
ですが、実は時おり、他の細胞とくっついて遺伝子を交換する、「接合」を行います。
もし接合をせずに、細胞分裂だけしていると、百数十回ほど分裂したところで
それ以上分裂できなくなり、死んでしまいます。
接合をすると、また若返って、百数十回分裂できます。
それほど「遺伝子の交配」というのは、進化に必要なのです=長生きは退化。

死は世代交代を意味し、その有性生殖において愛は生じ、親や子供は
存在するのです。
人は往々にして不死に幻想を抱きますが、人も愛さず、子供もいない、
そんな社会が魅力的には思えません。
逆に愛があれば、自己の肉体の限界を超えて、意志(=精神的充足)は広がります。
「より良く死ぬことが、より良く生きること」なのです。
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この回答へのお礼

 
回答ありがとうございます。
生物学カテで、次の様な質問を立てました。

科学は将来、「不老不死」の技術を、獲得できる可能性はありますか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5612722.html
の#2で、
>樹木は成長し続けている限り枯れる事はありませんし、
>魚類の多くも成長が止まらないので高齢魚ほど体長が大きいですが、魚肉は新鮮です。

と言う事です。

ちょっと、不具合が在りました。以後は、「不老不死」を考える。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5614619.html
の方に、回答下さい。
 

お礼日時:2010/01/26 18:10

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