アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

殆どの子音は、自然な口の形により微小[u]を含みますが、
[∫] [t∫] などの子音は微小[u]の前に微小[i]を含むのは何故でしょうか?
また、
他の子音のように、[∫][t∫]などの子音は微小[i]を除いて、自然な口の形で微小[u]のみにできるかどうか?

以上、2点の質問をご教示願います。

(尚、ここで言う”微小”は、母音と区別するため。)
(参考の音声;1番目の音声=子音+微小[i]+母音)
参考の音声のURL
[∫]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%A3%B0% …
[t∫]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%A3%B0% …

A 回答 (3件)

もともとのご質問には、(1)音声学的な側面と(2)音韻論的な側面があります。



(1)は音声学、要は物理学です。
(2)はその言語に備わった文法としての音声です。

質問者さんは(1)と(2)を混ぜて議論されてます。やや(1)よりかな。2番目の回答者さんは基本(1)の立場で議論されてます。私は(2)の立場で議論しています。wikiは、、見てないのですが、この区別をしてないのだとすると質問者の参考にはそもそもならないですね。

(1)の場合、物理の話なので、仮に自然と発されてしまうかもしれない”微小”i、u等をきちんと認識する捉え方をします(そのようなものがあるとして)。

(2)の場合、”微小の”iだとかuだとか気にしません。なぜなら、文法上の言語音としてその認識(区別)が意味の違いを影響を及ぼさないからです。つまり、aceと発音したときとh([eit∫])と発音したとき、一番最後に聞こえるかもしれない微小母音がそれぞれ、uだとかiだとか気にしている英語の母国語話者は存在しないということです。

私の結論は、音声学的な傾向としては2番目の回答者さんの記載のような
ことがあると思います。点、面の話は発音記号が化けているようなので、正確なコメントができませんが。

ただし、質問者が英語の学習者として上記の質問をされているのなら、最初のご質問

> [∫] [t∫] などの子音は微小[u]の前に微小[i]を含むのは何故でしょうか?

には、自信をもって、そんなものは英語には存在しないと回答します。英語の文法として意味を持たない音について学習する意味はないです。どうせネイティブも聞き分けれませんから。逆に、このレベルの区別を気にするというのであれば、上記のケースに限らず、英語の中には、本来物理的には区別される音が発生される場合があるがネイティブは認識していないというケースなんて多く存在します。

調音音声学をやりたいとおっしゃるのなら、上記のような区別をがんばって練習されたらよいかと思います。

> ”日本語のや行、わ行は、半母音と母音から構成されるモーラとして独立した文字を持つ。”とありました。
モーラは論点とはあまり関係ありません。y、w等の音が半分母音的な子音ということです。

> [t∫]+母音を発音する時、子音+半母音+母音ということでしょうか?
最初の論点とは少し違った話になりますが。。。音声学的にはそうなる場合もあると思います。これも英語の文法としては、あくまで子音+母音です。つまり、英語では間に半母音をここに挟むかどうかで意味が変わるような単語が存在しないということです。

> もしそうであれば、半母音を発音することなく[t∫]+母音を発音する方法は存在するのかどうか、という疑問に至ります。
なるべく半母音をはさまない的に発音することは可能です。ただし、何度も言いますが、少なくとも英語でこれを気にする必要はありません。半母音など存在しないと思ったほうがよいでしょう。逆に、仮に思いっきり半母音を発音しても違和感を覚えるネイティブはいません。

> 狭母音とも関係がありそうですが、
何を論点にされているかによりますが、単にi、u系の音の話なので関係ないと思います。

> (2)他の子音のように、、、などの子音は微小[i]を除いて、自然な口の形で微小[u]のみにできるかどうか?
>
> 無理ですね。

ほんとでしょうか?結構簡単に発音はできそうな気がしますが。。

この回答への補足

細部に至るまでありがとうございました。
英語というよりも音声学的な質問です。
質問のカテゴリーは物理学かもしれません。
音声学的に、
[∫]無声後部歯茎摩擦音の微小[i]を除く子音は、[s]無声歯茎摩擦音。
[t∫]無声後部歯茎破擦音の微小[i]を除く子音は、[ts]無声歯茎破擦音。
[s]無声歯茎摩擦音+半母音=[∫]無声後部歯茎摩擦音
[ts]無声歯茎破擦音+半母音=[t∫]無声後部歯茎破擦音
と言えるのかどうかをお願いします。
補足はこれが最後です。

補足日時:2010/02/12 15:15
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/28 14:59

(1)何故、、、などの子音は微小[i]を含むのか。



 これは簡単で「一人前」(仮に微小の反対語として使います)の[i]の舌の位置に近い形でこういった口蓋化(palatalization)のある子音が終わります。ですからそののあとで聞かれる、いわゆる「木霊する母音」echo vowel には同じ音響的な特徴があります。

(2)他の子音のように、、、などの子音は微小[i]を除いて、自然な口の形で微小[u]のみにできるかどうか?

 無理ですね。

 お挙げになったウィキの2番目のサイトに「類似した音声として、無声歯茎硬口蓋破擦音 [?] がある。 両者の違いは、調音部位の違いにある。[?] の調音部位は舌端を 歯茎後部に当てて調音する、どちらかといえば点的なものであるのに対し、 [?] では舌端から前舌部にかけてを、歯茎後部から硬口蓋前部にかけて当てて 調音する、面的なものである。」という記述があります。

 これは間違いで、「面的」なのは舌が平たく口蓋に近づいているシュやチュの方で「点的」なのはスやツの方です。

この回答への補足

ご回答感謝します。
素人考えで、[∫]と[s]は仲間?
”微小[u]のみにできる発音”=”点的”? だと感じました。
「点的」な[シュ]は[ス]、
「点的」な[チュ]は[ツ]、
ということは、[t∫]を微小[u]のみにすると[ツ]になると言える気がします。子音の名称も”後部”が付く付かないの違いだけ。
[t∫]無声後部歯茎破擦音、[ツ]無声歯茎破擦音。
つまり、
(1)の答えは面的な発音の子音だから。
(2)の答えは[ツ]無声歯茎破擦音。
という結論に至りましたが正解なのかよく分かりません。
どうかよろしくお願いします。

補足日時:2010/01/31 09:27
    • good
    • 0

どのようなケースで微小母音を含むとおっしゃっている/ご見聞された


のでしょうか?基本的にそのような要素が子音に本来的に備わっては
ないと思います。

英語(に限らずとも)のネイティブがたまに子音だけを発音する
場合、英語的にはあいまいな母音であるshwaを含ませて発音することが
多いです。それはそう発音しないと音声的にあまり響かないため聞き取り
にくいからです。子音にそのような音が備わっているわけではありません。

ご質問のiとuのことですが、おそらくこのschwaのことです。日本人には
なんとなくそう聞こえることが多いといえるかも知れません。多分
ネイティブは区別できていません。

この回答への補足

ご回答感謝します。

おっしゃる通り、子音に母音は備わらないと思います。たとえ微小でも。
でも私自身、日本人の愚かな耳のせいでどうしても
「あいまい母音」らしきものが子音の後に響いてしまいます…
響くというか印象に残るというか… 勿論はっきりではないです。
いくら子音だけを発音しようと試みても挫折する毎日…

あいまいを含む母音の定義をwikiで調べてみたところ、
”日本語のや行、わ行は、半母音と母音から構成されるモーラとして独立した文字を持つ。”とありました。
[t∫]+母音を発音する時、子音+半母音+母音ということでしょうか?
もしそうであれば、半母音を発音することなく[t∫]+母音を発音する方法は存在するのかどうか、という疑問に至ります。狭母音とも関係がありそうですが、素人はここまでが限界です… 
どうかよろしくお願いします。

補足日時:2010/01/31 08:55
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!