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初めまして。このサイトを利用するのは初めてです。

僕は1990年生まれの大学一年生です。題名にもある通り、今の大学を辞めて別の大学に行くことを考えています。

僕は今現在慶応義塾大学の商学部に通っています。高校時代、特に将来の夢もなかったので適当に決めて勉強して入学しました。しかし、大学でいろいろな人と出会ったりするうちに、将来は国際援助関係の職に就きたいと思うようになりました。そこで、今の大学を辞めて別の大学を受験しようかなと考えているのです。

両親は僕の考えに反対しており、大学を辞めてまた受験勉強をするとなれば生活費・学費は自腹になる可能性が非常に高いです。

また、別の大学に行くとは言っても国際援助関係の職に就くためにどのような大学に入ればいいのかいまいちわからないのが現状です。

前置きが長くなりましたが、僕が質問したいのは以下の4点です。
(1)将来国際援助関係の職に就くために、どの大学に行けばいいか
(2)生活費・学費自腹で受験をすることに現実性はあるか、また仮に大学に受かったとして大学でも同じく生活費・学費自腹でやっていけるのか
(3)新しい大学を目指すとして、どのように勉強と稼ぎを両立すればいいか
(4)そもそも今更将来の夢のために大学を変えるのは遅すぎるか
です。

ちなみに、現役時代の僕の学力ですが僕は京大経済学部・慶応義塾大学経済学部・慶応義塾大学商学部を受けて商学部以外は全部落ちました。
センター試験の得点率は85%でした。
得意科目は英語・社会で苦手科目は理科です。理科は超絶に苦手で受験生時代すごく頑張っても本番では6割でした。

自分の将来を大きく左右することなのであらゆる意見を真摯に受け止め比較考慮したいと思っています。お願いします。

A 回答 (4件)

まず、私自身のことを述べさせて頂きますと、地方の国立大学、公立の大学院(修士)でバイオ関係の勉強をし、東京のバイオ関係の専門商社に5年間勤務しましたが、やはり国際援助関係の仕事に就きたいと思い、都内の大学に学士編入学(大学を一度卒業した者が、3年次に編入できる)致しました。

従いまして、ご質問者さんのお気持ち、よく分かるつもりでおります。

まず、現実問題、(2)、(3)についてですが、これは確かに難しいと思います。私は5年間働いていましたし、学費の免除と奨学金、アルバイト等でなんとか生活はできますが、まだ稼ぎの無いご質問者さんが勉強とアルバイトを両立させることは、宝くじにでも当たらない限り、厳しいと言わざるを得ません。

では、国際援助関係の仕事に就くことは諦めざるを得ないのでしょうか?いいえ、そうではなく、「大学を受け直すこと」を諦めれば良いだけのことです。方法としては転学部、大学院の二つです。

私は慶応義塾大学のシステムは良く分かりませんが、転学部はできないのでしょうか?もし、できるのであれば(大学の事務に、そのようなシステムがあるかどうか、相談されるのが良いかと思います)、経済学部や法学部(特に政治学科でしょうか)、総合政策学部など選択肢はいろいろあると思います。ただ、商学部のカリキュラムをざっと見てみますと、開発経済学こそ見つけられなかったものの、マクロ経済学、ミクロ経済学、国際経済学、統計学・計量経済学といった経済学関係の講義も履修できるようなので、あえて転学部する必要は無いかも知れません。ご質問者さんが、どのような形で国際援助関係の仕事に携わりたいのかが漠然としており、的確なアドバイスでは無いかもしれませんが、経済学を学んで、理想的には欧米でPh.D(博士号)を取り、世界銀行や国連関係機関に入るのが、開発援助においては王道かもしれません。そうでなくとも、JICAなど日本の海外援助機関に就職する道もあるでしょう。あるいは、外務省に入るのも良いかもしれません。私自身が学んでいる先生が開発経済学ご専門だからかもしれませんが(その先生は慶應経済→大阪大経済修士→東大教養国際関係修士→アメリカでPh.Dという道を歩まれています)、経済学はゲーム理論を媒介として、社会学・文化人類学・政治学・心理学などとの境目が薄れつつあり、これらと融合して、まさに総合社会科学へと発展しようとしています。とりわけ発展途上国の経済発展への政策提言の面において期待されている研究分野です。

もう一つの選択肢は、商学部でなるべく上記のような経済学関係や国際関係の講義を履修し、その上で、大学院に入る事です。選択肢としては、
・経済学研究科(将来的に経済学Ph.Dを目指す)
・公共政策大学院(北大、東北大、東大、一橋、京大など)
・国際協力(国際開発)研究科(東大、名古屋大、神戸大、広島大など)
・政策研究大学院大学(特に、International Development Studies Program)
・アジア経済研究所 開発スクール(IDEAS)(ただし、正規の大学院ではないので、ここで基礎固めをしてから、海外の大学院に留学して学位を取る必要があります(イギリスは1年で修士がとれるので、イギリスが多いらしいです)。)
・上記とはやや異なる系統としては、国際保健学系の大学院(東北大、東大、東京医科歯科大、名古屋大、神戸大、長崎大)
・もう一つ異色の系統として、日本福祉大学の国際社会開発研究科という通信制の大学院
と、さまざまな選択肢があります。もう少し系統を広げれば、これ以外にもたくさんあります。まずは「国際援助関係」と言っても、具体的に何がしたいのかを明確にすべきでしょう。もちろん、現場での活動の重要性は言うまでもありませんが、現場の方は少なからず「もっとこんな政策だったら、こういう援助ができたのに」「もっと補助金があれば、こんなに苦しんでいる人々を簡単に救えるはずななのに」といったジレンマを抱えていることが少なくありません。上記に述べた進路は、どちらかというと、そういう現場のジレンマを解消するために、(現場の実情を知りつつ)良い政策を行う立場に立つにはどうしたら良いか、を目指す人のためかもしれませんので、その点はご考慮下さい。

また、学生時代に、時間が許せば国連関係機関やNGOなどでインターンをしてみるのも経験が深まるかもしれません。

人生の転機というのはいつ訪れるか分かりません。また、残念ながら、高校生の時点で、大学で学ぶ学問とはこのようなものだろうな、と思って予想しても、現実にその学問を知らないわけですから、正しく予想できるはずもなく、大学に入っていろいろ学んで初めて、学問の深さ、幅広さに気付くこともあり、「しまった、自分の夢のためには、もっと別の方向に進むべきだった」と気付くことは決しておかしいことではありません。私自身、かなり遅い出発でしたが、自分の夢を選びました。しかし、一方で私は、結婚して、子供がいて、広い家に住み......などといった、いわゆる「安定した生活」は、きっぱり諦めています。親の老後の面倒は見なければなりませんが、国際援助関係の仕事はそれくらいの覚悟を持って臨まなければならないことは理解しておいた方が良いかも知れません。ご質問者さんは、自分で決めた夢ですから、きっと、将来に向けて努力されるだろうと期待しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ためになりすぎるくらいためになります。

まずは将来やりたいことを明確にすることからはじめます。悩むのはそれからでした。

お礼日時:2010/02/03 16:32

そういう関係の仕事をパソコンなどや本などで調べてみては?



どういう事をすればいいかなど分かっていくと思います。

どういう学部だから、その仕事につけるわけではないとおもいます。

どの学部に入ったからといって、興味がある勉強は自分で出来ると思います。
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この回答へのお礼

そうですね、学部にとらわれすぎていたのかもしれません。

僕は国際援助について学ぶために開発経済学を独習しています。なかなかはかどりませんが・・・。

これからもいろいろ調べていきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/03 15:56

「国際援助」だけでは、なにがしたいのかわかりませんが、


私が難しいと思う順に、職業を並べてみたいと思います。

【国際公務員】
どこかの大学を卒業したと言って、なれるレベルではありません。
アソシエート・エキスパート等派遣候補者選考試験の受験が一番の近道ですが、
特定分野である程度の成果を残している必要があります。(修士号必須)

【外務省】
国家公務員の上級試験に合格した上で外務省に配属されなければなりません。
大学を変えるとすれば、東京大学、東京外国語大学あたりでしょうか。
「英語が得意」というよりは、ネィティブと互角の語学力が必要でしょう。

【災害救援】
医学部(医学科でなくても良い)に入って、国際救援活動を行っている病院へ就職。
日本赤十字病院なんかは有名ですね。医療活動の補助者として事務員が同行する場合もあるようなので、
事務方として、うまく滑り込むことができれば、医学部卒である必要もありません。
普段は、日本の病院職員として働くことになります。
自衛隊も、国際派遣がありますからひとつの選択肢ですね。

【技術支援】
一定レベル以上の技術を身に付けていれば、発展途上国での技術指導に行くことが可能です。
土木・建築・農業・製造業などが需要があると思います。
農学部への転部なんか良いかもしれませんね。

【間接的支援】
発展途上国から仕入れを行って、利益を提供している人もいます。
特産品を直輸入で販売して、できるだけ仕入れ元に利益を落とすようにすれば、
それも1つの「国際援助」となるかと思います。

まずは、なにをしたいのか明確にしましょう。
やりたいことが不明確なのに、進む道を決めるのは無理ですよ。
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この回答へのお礼

国際援助にもいろいろな形があることがわかりました。ありがとうございます。

僕は貧困問題に取り組みたいと思ったのが国際援助に興味を持ったきっかけでした。

広い視野で自分の将来を考えていきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/03 15:54

生活費・学費という莫大なお金をあなたが稼ぐことは


できません。
浪人中バイトしたらそのぶん勉強時間が減るのだから
もともと合格の可能性が低いのが絶望的になります。
現実性がありません。

しかし国際援助の仕事に学歴が必要とはいえません。
現場の労力になればよいのだから
英語を独学でペラペラになるなどすれば
働けるとか、可能性はあります。
まず仕事そのものについて調べて、必要な資格や能力を知るのが
先決です。

ただし、
あなたのように大学を辞めてどこかに入りなおしたいというひとが
時々いますが真相は社会に出て働くのを先延ばししたいというものです。
あなたもそうでしょう。
人生の進路は高卒までに決めるものであり世の中にどんな仕事があるかは
高校生でも調べればわかるのであって、
大学に入ってから気づいたというのはおかしいし、
貧しい国の人々はこうしている今現在も苦しんでいるのだから、
その仕事をしたいなら大学に入りなおしてさらに四年後になどと
考えるわけありません。
また、高卒までにやりたいことがないというのはエネルギーや意志が
標準未満ということです。
国際援助という激務に耐えられるとは考えられない。

ようするにその人生プランに成功の見込みはありません。
あきらめなさい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

いかに浅はかなプランであったか気付かされました。感謝しています。

>しかし国際援助の仕事に学歴が必要とはいえません。
現場の労力になればよいのだから
英語を独学でペラペラになるなどすれば
働けるとか、可能性はあります。
まず仕事そのものについて調べて、必要な資格や能力を知るのが
先決です。

貴重な意見、ぜひ生かしていきたいと思います。
実際僕も国際援助関係の書物・雑誌などでいろいろと調べているところです。

ただ最後の国際援助は無理という文に関しては、僕はあきらめる気はありません。

お礼日時:2010/02/03 15:51

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