アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

新築工事で現在は基礎が出来た状態です。
ところが現場を見ると設計図よりも30cm~40cmくらい基礎が低いのが素人目で見てもわかりました。このままでは最終的に盛り土をして地盤面になるくらいにしか基礎の高さがありません。
工務店に確認してもらったところ30cmくらい低いと認めました。
基礎の業者と工務店で話し合った対策は、ケミカルを利用して高くするということでした。まだ詳しく聞いてないのですが、これって今のものに継ぎ足すっていうことでしょうか?
強度や法律など問題ないのでしょうか?
また完成時の見た目(基礎が見えるのかどうかわかっていませんが)も継ぎ足したとわからないのでしょうか?
一度壊して、一からやり直しが良いのではないのでしょうか?

A 回答 (17件中1~10件)

No.10です。



No.14様へのお礼を拝見しました。

仮に底盤を残すのであれば・・・
土地に対して、このうえない瑕疵を残すことになるのでは?

撤去しなかった残材のコンクリートガラを、そのまま埋め殺すわけですよね?
単なる費用のかからない産業廃棄物処理場。

将来、40年~50年後に、相談者様の御子息がその敷地になにがしかの建物を建て替えたいとき、地下数十センチのところに簡単に破壊できない鉄筋が入ったコンクリートの底盤があることに気が付いたら、どう思いますか?
なんで、昔こんな手抜き工事をしたんだ?と思いませんか?
その時の撤去の費用は、今の施工者や工事監理者の子や孫が負担してくれますか?

万が一売却の時、瑕疵のある、コンクリートガラが埋め殺されている敷地だと、不動産屋に言えますか?

それとも、底盤を埋め殺すことで、相当分の賠償金を受け取れますか?

工事監理者が何を考えているのか不明ですが、おそらく今目の目先のことだけ考えて、将来のことはあえて見ないようにしているのでしょう。
提案だけでもさることながら、万が一実行するならば、まともな、人の生命と財産を預かる「建築士」とは、思えません。
ミクロではなく、マクロに考えてください。

その上に新しい基礎を作って、上の建物が大丈夫か?などという以前の問題です。

私は20年以上前のかけだしの頃、10億程度の公共工事を担当しました。
公共工事はかなり神経を使いました。
今回の工事のようなことが公共工事で起こっていたらどうでしょうか?

施工者は、ただでは済まないでしょう。
工事監理者も、ただでは済まないでしょう。
現地の工程を確認しなかった発注課の担当者、施設課の担当者も責を問われるでしょう。
契約工期が万が一延びて、県や市の行政サービスに影響が出たら、組織もただでは済まないでしょう。
契約の工事金額次第では、工期が延びると議会の承認を得なければならず、関連課の部課長、知事や市長もただでは済まないでしょう。
公共工事では国庫補助を使っているケースがあり、会計検査の対象になりますから、発注課、施設課、万一補助金が不当工事で削減でもされたら財政課もただではすまないでしょう。

質問者様に、今回の事で施工者と工事監理者からどのうような経緯の説明と釈明と謝罪がありましたか?
なにも無く、ナメられていますか?

公費を扱うと、対象は県民・市民です。
みんな、自分の身だけを守ります。
会計検査院、議会、監査、住民、マスコミ等、想定される第三者からの追求に全力をもって対処します。

常識では公共工事に限らずとも原因が追究されます。
責任も追求されます。
二度と間違いを起こさないよう、求められます。
是正方法も、最善が求められます。
費用負担も、シビアです。是正工事の負担が原因で施工会社が倒産してもあたりまえ。
将来に対する影響も、見逃してはくれません。

今回の事例で、基礎底盤を撤去せずに埋め殺す発想は、誰に対しての最善なのでしょうか?
施主の命と権利と財産を守ることを、何においても最優先していますか?

お客様は神様です、と言いますが、「神」扱いされていますか?

事例が起きた原因が、仮に施工者のBMからの基礎根切り底の高さを取り違え、必要以上に根切ってしまい、それに気付かず基礎を作ってしまい、これらの工程に工事監理者が一切立ち会わず、確認もせず、質問者様がご自身で発見されて発覚したのであれば・・・

常識であれば、いや、少なくとも私の常識ならば、誰と誰に責があるかははっきりしています。

仮に、これが私なら、
1.工事監理者から経緯の説明と謝罪
2.工事施工者から経緯の説明と謝罪
以下は、状況により
3.敷地の形状を着工前の状態に現状復帰
そして、是正案を第三者の建築士にセカンドオピニオンとして意見を聞き、
4.場合によっては、工事契約の破棄を検討
5.場合によっては、工事監理契約の破棄を検討
破棄の条件は、事案に至った原因と責任を追及して、場合によっては弁護士を交えての話し合いも検討
(工事代金の支払いの責がいくらまで発生するか、逆に損害賠償の対象になるか、いわゆる慰謝料の対象になるか、ここまでの遅延したことにより発生した費用を請求できるか、等)
6.場合によっては、当初設計に問題が無ければ、その設計書のままで、別の工事業者と別の工事監理者に再契約

工事監理者と工事施工者の誠意を理解し、第三者からの意見にもとづき最善の是正方法が見つかり、是正の費用負担にも理解し、今後の工程で起こるであろう類似のミスに耐える自信があれば、工事継続。

以下は提案です。
できれば、私含めネットなどの無責任な大衆に匿名で解決を求めず、是正工事の着手前に、至急別の信頼のおける建築士に、有償でもいいから直接対応を相談されたほうがいいと思います。
トラブルに発展しそうなら、弁護士にも。

再度、熟慮を。
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No.10です。



レス、ありがとうございます。
繰り返しますが、私は浅学だし、状況の詳細が不明ですし、設計者でも工事監理者でもないので、ご参考になるような助言はできません。
ですから、案の提示や、これでいいのか?などのご質問には正直答えづらいです。

また、私見です。
私は、質問者様のお話を伺う限りでは、今回の事は施工者の一方的な失態と考えます。
工事監理者が選任されていながら、確認をせずに現場を進めたのも同罪です。

工事監理者がやり直しを命じたのも、当然であり、同等の責任があります。

私には腑に落ちないのですが、何故みなさん今回のことをリセットしないのでしょう。
初めに戻さず、基礎撤去を中途半端にして、底盤を残して再利用を考えるとは・・・。

メリット、デメリット、と選択肢を考える発想が私にはどうも理解ができません。
底盤を残し、立ち上がりを当初設計よりも400も高くして、質問者様にどのようなメリットがありますか?
質問者様は当初設計よりも、根切底が400も深くて、立ち上がりが400も高い基礎の建物を、あえて計画変更の手続きまでしてお望みですか?

質問者様があえてそれをお望みならば、構造的に問題が無いと工事監理者によって検討がされるのであれば、それはそれで悪いことではありませんから結構です。

でも、そうなると当初設計というのは一体何だったのでしょう。

私は顔も頭も性格も悪く(おまけに貧乏で・・・)、疑り深いから、耐圧盤を残すのは、施工者側の理由としか思えないのです。
質問者様の事を考えてというよりも、現場を進行させることを優先しているとしか思えないのです。

「砕石混じり」とは、具体的に何を指すのでしょうか?
いわゆる、0-40程度のクラッシャーランでしょうか?

あえて基礎を全面撤去して、砕石事業からやりなおし、砕石混じりなるもので転圧後、新規に基礎を作り直すデメリットを考えれば、
1.短期・長期の地盤沈下の可能性が捨てきれない(砕石分まで入れれば、撤去・入れ替えの深さは施工誤差を考慮して500程度になるでしょうか)
2.費用が発生
3.工期が延びる

砕石混じりなるものを、施工をしくじった施工者の費用負担で浅層混合処理による地盤改良を行えば、1.はかなり減少。
深さが500程度だと浅くてやりづらい、などと文句を言うなら、できる深さまで700でも800でも改良すればいいだけ。

ぐだぐだ言わずに、根切る前の地盤の状態に戻す事。

耐圧盤を残して、基礎の立ち上がりだけを打ち継げば、
1.は解消
2.は減少
3.も減少

しかし、この場合、基礎の立ち上がりをどのようにするのでしょうか。

鉄筋はすべて切断。
継ぎ手に代わるものは、やはりホールインアンカーかケミカルアンカーくらいでしょうか。
しかも、一部の手直しではなく、基礎の立ち上がり部分の全部。

これも私には考えられない。
ケミカルは確かに破壊検査をすれば、それなりの定着力が確認できます。
しかし、私はケミカルというものは、小規模な範囲でしくじったときの補修程度、あるいはリフォームなどの手段程度と考えています。
新築工事の基礎に、最初から全部にケミカルアンカーをガンガン打ちこんで差し筋するなんて、考えられません。
当初設計で、このような設計があり得ますか?
そちらをあえて望んで施工するなんて、私のおバカな頭では、理解不能です。

コンクリートはカッターで縦部分をきれいにカットできますか?
それともブレーカーで景気良く粉々に破壊しますか?
誰も見ていないうちに、ユンボのバケットをぶつけて一気に破壊しますか?
あとでコンクリートをきれいに一体で打ち継げますか?

底盤だけが取り残された現場がそれとなく想像できます。
これが、オレの新築の家なのか?と戸惑う質問者様の姿も想像できます。
決して、おお、これで良かった! と満面の笑みで喜んではいないでしょう。

高額な代金を支払うのに、家族の命を預かる家を新築で作るのに、本当に当初の設計よりもこの方法の方が優れているとお考えですか?
質問者様は、自ら望んでこちらを選びますか?

混乱していませんか? 
客観的に、他人のふりをして外から今回の事態を見てください。

現場が狂ったのは、質問者様には全く責任はありません。
冷静に、一番妥当な選択をしてください。
質問者様が尻拭い法を考える必要はありません。
妥協して、早く工事を終わらせる必要はありません。
妥協して、対策の工事費を安くあげることに協力する必要もありません。
底盤だけを残せば新たな客土による影響はありませんが、もし400以上も盛り土をして地盤沈下を心配するのならば、その原因を作った者に、責任を持って対処をさせて、当初の設計の性能が発揮できるよう施工させればいいのでは?

底盤まで撤去させて、盛り土をして、新たに基礎全部のやり直しを命じたのは施主だから、あとから何かあっても今後責任は一切取らない、などとふざけた事を誰にも言わせない事。
原因を作ったのは全て施工者の落ち度なのだから、当初設計の通りに施工をして、あたりまえ。
それで瑕疵が発生すれば、永久に責任を取るのはあたりまえであり、建築に携わる者の良心であり義務。

砕石混じりの地盤でも、あるいは地盤改良でも、何で施工しても後日トラブルが発生したら、全てこれに至る原因を作った工事監理者と施工者の責任。
このような事態が発生したのも、根切底のBМからの高さを、工事監理者が現地で立ち会わず、確認をしなかったからです。

勝手な事を述べました。気分を害されたらお詫びします。
実は、私の父は大工の棟梁でした。
自分の利益など考えていませんでした。
下職さんの利益と施主の満足を実現するだけ。
棟梁の建てた家には保証書などありません。そもそも保証が無期限ですから。
本来の建築に携わる者の理念からいえば、品確法など不要です。
万一のことがあれば、私財を投げ打ってでも施主に自腹で保証をするのがあたりまえ。

案を提示するのは工事監理者ですが、決定するのは最後はお施主さんです。
できれば複数の案を提示させ、後に後悔の無いよう、熟慮を。
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#6です。



案1は、もちろん設計上の地盤面は、当初の工事で掘削してしまっていますから、土を入れて転圧しても安定した地盤には成りません。
単なる盛土した土地に建物を建てるのと同じ事です。
これは、最悪の選択ですので、もし案1を採用するなら土を入れて地盤改良ですね。

案2は、既存の底版を残し、新たに底版の上を「地業」するのですか?
もしもですが、そうだとしたら自殺行為です。
どのような「地業」をするのか? 私には理解出来ません!
既存の底版と新しく造る底版の間に、土又は砕石をサンドイッチさせるのですか?
そんなバカな!
それだったら、「地業」を行わず、既存底版の上に増コンしたのが良いです。
仮に30~40cm増コンしても、基礎重量の増加は700~950kg/m^2程度です。
仮に、現状地盤の地耐力が3t/m^2(30kN/m^2)以上あれば、木造2階建て程度でしたら、ベタ基礎ですから充分に支持できるはずです。
但し、基礎立上りは、既存の立上り部分に配筋された鉄筋を利用して、底版から造るのですよ!!
間違っても、増コンから立上りを造らない事!

以上です。
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#6です。



やり直しの決定は、誠に結構な事ですが、ひとつ提案を致しますよ。

もし、底版までの完全撤去を行う場合は、栗石も撤去して地盤改良(表層改良で充分)を行って下さい。
ただ、私は、底版は撤去しないで、立ち上り部分のみのやり直しを薦めます。
結果は、深基礎の様な形状で、底版位置が地盤面より低い事に成りますが、基礎外周面にアスファルト防水を施す事で処理した方が賢明と思います。
尚、1階床部分に床下点検口を設け、床下の点検が行えるようにする。
人通口は適時に設ける事。
これで、床下の空間が大きく成りますから、完成後のメンテナンスも容易に成ります。
失敗を失敗で終わらせない!事も頭の隅に置いて下さい。

以上です。
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この回答へのお礼

ご提案ありがとうございます。
案が二つ出されました。
案1.全て撤去して砕石混じりで転圧後、設計通りに施工
案2.現況の基礎の立ち上がり部分だけ撤去し底版を残し、
  その上に地業して基礎を造る。いわば二重の底版のようになる。

案1でも表層改良をお願いするべきですね。
案2は何かデメリットはあるでしょうか?

工事監理者は私が言うまでもなくやり直しを指示したそうです。
まともな方のようで少し安心しました。
指示の文書化もお願いしています。

お礼日時:2010/02/18 21:14

N0.10です。



やり直しですか。傍で聞いていて、ホッとしました。
続行を強行しないのであれば、思ったほど適当な仕事をする施工者ではないのでしょうか。
施工者には、状況もわからないのに失礼なことを発言したと反省しています。

工事監理者欄に氏名の記入があるのですね。
その者が工事監理者です。
でも、法に定められて必要だから記名しているだけで、定められたお仕事をしない建築士も残念ながらいるようです。

設計が終わり、確認申請の手続きを終えたあと、設計者や代理者はどのように関わっていますか?
設計者=監理者でしょうか?
現場には一切来ていませんか?

はなからやる気が無くても、確認申請に記名されたからには、俺は知らない、は通用しません。
何度も申しましたが、建築士の資格をもって記名・捺印したからには、責任は大変に重いんです。
記名したからには、逃げられません。
名義貸しが発覚すれば、業務停止等の行政処分の対象になります。
現場に顔を出さずに、設計と違う違反建築物となっても、監理責任は問われます。

すぐに工事監理者に連絡をして、現場に指示を出させてください。
指示の内容は文書をもって。質問者様も控(コピー)を受け取って。

工事監理契約は締結していませんか?
責任の所在を確かにするため、まだでしたら監理契約を締結してください。
そして、妥当な工事監理料をお支払いください。
工事完了時には、監理者の記名捺印のある監理報告書を受け取ってください。

監理について、たとえば監理とはなんぞや、とか、何を求めるのか、とか、漠然としていてよくわからないようでしたら、、ネットで「工事監理」で検索するか、お住まいの地区の建築士会や建築士事務所協会、または地元市役所の建築指導担当課に相談してください。

現場の状況ですが・・・。
元々敷地が道路面から低く、たいして根切りをしなくてもいいようですね。
GLを確認して、基礎を設置して、不足分の地盤高さを調整するために、あとから建物周囲に客土を搬入するつもりだったのでしょうか。

建物の配置を変更しない限りは、一旦400程度以上の客土を入れて、同じ位置に基礎を再度作ることになります。
ベタ基礎ということですが、あらためて何の土を使うのか、どのように転圧するのか、工事監理者に対処方法を質問者様に説明させ、納得をしてから工事を再開してください。

私は浅学だし、設計条件が不明なので、とても助言できる立場にはありませんので、以下は私見です。

沈下には、
1.即時沈下
2.圧密沈下(二次圧密沈下)
3.その他(収縮沈下)
等があります。

問題は、客土を400以上入れ、すぐに基礎を施工しても大丈夫か、でしょう。
今回の事例では、人為的なのでこれらの複合が考えられます。
当初設計に杭や地盤改良が無ければ、元の地盤は問題が無いのでしょう。

個人的は、ベタ基礎の平面地盤補強方法として、浅層混合処理方法も視野に入れた方が安全かと考えます。
簡単に言えば、セメント系の固化剤を対象土と攪拌・混合・転圧して、表層を改良し、地盤の均一化と支持力の向上を期待するものです。
対象の改良厚さは原則500mm以上となるようです。
今回は微妙ですね。

これらの長所は、要求性能を設計し、施工後に設計目標に現場が施工されたかを確認することができます。
書面で確認ができますから、施主はそれなりに安心できると思います。
ただ、漠然と、口頭だけで
「400~500程度なら何でも大丈夫ですよ。」
だと、一体何がどうしてどのように大丈夫なのか、万が一大丈夫じゃなかったら誰が責任を取るのか、わからないですよね。
私だってわかりません。

参考書に、いいものがあります。
「小規模建築物基礎設計指針」
日本建築学会編
丸善株式会社発売
4500円+税

内容は一部が一般の方には難解ですが、わかるところもあるので、機会があったら、覗いてみるといいと思います。
2008年に発売ですが、4号物件を扱う設計者には大変便利なもので、重宝します。

問題は、かかるであろう費用でしょうか。
当初設計では、どのように不足しているであろう現況地盤と道路を含む周囲とを整合させる予定だったのか。
それとも掘らなくていいものを間違えて掘ってしまい、結果設計内容に適合するよう埋め戻さなければならなくなった施工者の施工ミス、あるいは見落としなのか。

状況で、質問者様に新たな費用負担が発生する可能性があります。
いわゆる恐ろしい「追加工事」です。

今回に限らず、設計内容と違う工事が必要になった時には、その原因がどちら側にあっても、勝手に施工者に着手させずに、必ずその都度監理者からなぜ必要なのかの説明を受け、納得したら費用分担を話し合い、これも必ず文書で記録に残すことです。
全てに渡り、口約束は厳禁。

このカテでも追加工事の質問を見かけます。
終わってからでは、解決がむずかしい場合が多いです。
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この回答へのお礼

詳しくアドバイス頂きありがとうございます。

設計者=監理者
です。
今後はアドバイス通り報告書を提出していただくことにより
名ばかりでは済まないです。

現況ですが元は東側は根切りはほとんど必要なく、西側は低いので盛り土が必要でした。

やり直しでは東を掘った分、東も西も盛り土が必要になってしまいました。

出された案です。

案1.全て撤去して砕石混じりで転圧後、設計通りに施工
案2.現況の基礎の立ち上がり部分だけ撤去し底版を残し、
  その上に地業して基礎を造る。いわば二重の底版のようになる。

案1でも表層改良をお願いするべきですね。
案2は何かデメリットはあるでしょうか?

お礼日時:2010/02/18 21:42

たびたびNo.10です。


失礼しました。

基礎を砕石から取り払い、やり直しをするのであれば、おそらく400以上の土盛りになるでしょう。
これで新しい土をいれて、適当にランマー等で転圧(決して「整地」ではありません)しただけで、すぐに基礎工事を再開しても大丈夫かどうか、浅学な私にはわかりません。

ただ、ちょっとやばいんじゃない?と感じます。

土に何を使うかはとても重要です。
転圧の方法も。
多分、建築屋さんよりも土木屋さんの方が土には詳しいです。
埋設配管の埋め戻しでは、現場発生土の他に、山砂や川砂が使われるようですね。
でも、建物の基礎下は莫大な荷重が長期にわたってかかりますから。

当初の設計では、そのあたりどのように地盤を上げるのか、記述はありませんか?
設計書にも少々不備があるのでしょうか。
でも、施工者はその(少々不備があっても)内容の設計の建物を完成させるつもりで工事契約を締結したのですから。
めんどくさい、や、安くあげたい、は通用しません。

このあたりも、現場の状況と当初の設計書の内容を考慮して、どのように基礎下の地盤を上げるのか、どのような土や砂を使うのか、どのように転圧するのか、工事監理者から指示を出させて、実際に行われた工程を間違いなく確認し、施主に報告をさせるべきですね。

安くあげるために適当な土を使って、早く工事を進めたいから適当に転圧したふりをして、万が一完成後に不同沈下で建物に影響が出たら、工事監理者と工事施工者が連帯で責任を負えるよう、先方から受け取る書類に注意してください。
指示の責任分担を常に明確に。

せっかくの長期優良住宅が、求められる基準を全てクリアーしていても、肝心の基礎下の土のせいで数年で基礎にクラックが入ってしまったら、本末転倒です。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
工事監理者の件、全く知りませんでした。また説明もされませんでした。確認済み証には設計事務所の一級建築士の名前となっていました。
今回、ミスを私が発見したのですが、この監理者は工事を確認していたのでしょうか疑問です。もしくはそういうものなんでしょうか?

今日、工務店から連絡があり解体してやり直すということです。
私が要求したからなのでしょうか、設計事務所から指示されたのでしょうか、その辺りも確認してみます。

心配は盛り土です。そもそもGL-25cmまで盛り土する設計でしたが、その方法については見当たらないので、今回は更にたくさんの盛り土となってしまう分、アドバイスいただいたように十分注意して、全ての背金の所在を明確にし、工事の工程も報告もらうようにします。

お礼日時:2010/02/18 00:08

No.10です。



根拠条文は、建築基準法第5条の4第4項です。
内容は、延べ面積が100m2を超える木造建築物は、1級、2級、木造建築士のいずれかを工事監理者として監理させなければならない。

質問者様のお手元の確認済証の第2面の【5.工事監理者】に、氏名が記載されていませんか?
あるいは、「未定」でしょうか?

本来であれば、建築主が工事監理者を選任することになります。
「未定」のままでは許されず、工事の着手までに選任しなければなりません。
ただ、一般の方がこのような手続きを知る由もありませんから、通常は設計を請け負った者、あるいは確認申請の手続きを代行した代理者が詳しく説明をして、必要な手続きを教示します。
工事監理者を選任せずに着手した場合は、いわゆる違反ですから、行政機関から施主が責任を問われます。

前述で私が述べたのは、この確認済証に記名されているべき、「工事監理者」です。
この者が、重い「建築士」の資格を背負って、すべてについて責任を持って判断・指示をします。

工事完了の際に、書面をもって施主に監理報告書を提出し、監理を行った中で、各工程について全て問題は無かった旨を報告します。

当然、無料サービスでは行えません。別途に工事監理契約を締結し、監理料を支払います。先方もこれがお仕事ですから。

選任の手間を惜しむのか、手抜きがバレるから監理をされるのが嫌なのか、工事監理者が必要であることを施主に説明しない工事業者がいます。
質問者様の場合も、工事完了の際には、建築基準法第7条及び第7条の2に基づき、完了検査を受検して、検査済証の交付を受けなくてはなりません。
しかし、4号物件(質問者様の工事規模です)の場合は、確認済証のとおりに現場が完成をしたことを確かめる、この完了検査を受検しないケースが多いです。
理由はいろいろ考えられます。
1.当初の確認済証の内容から変更があると、いわゆる計画変更の手続きが発生してめんどくさい
2.高々2万円ほどでも、検査手数料でお金がかかるのがもったいない
3.確認済証の通りに工事をしていないのを施主も施工者も知っているので、違反建築物であるのが発覚してしまう
4.漠然と合格する自信が無い
5.施工者も実は手続きが必要なのを知らない
6.もともと生まれもってから、順法精神自体が無い
等、でしょうか。

この4号物件の場合は、法で完了検査の受検・合格が義務付けられていますが、他の比較的大きな規模の建築物とは違って、合格しなくても使用制限はかかりません。
つまり、法の定める完了検査の手続きを飛ばしても、罰則規定は無いのです。

ですから、工事監理者を選任しない、完了検査を受検しない、という事例は多いです。
でも、これで困るのは誰でも無い、お施主さんです。
工事監理者を選任しなくても、完了検査を受検しなくても、なんだ、実際は何も問題は無いんじゃないか、などと安心しないでください。
自分の建物を設計の通りに作られるのを監理し、実際に設計の通りにできたことを第三者に確認をさせる大切な手続きです。
飛ばしてしまえば、後日、高い確率で自分で自分の首を絞めることになります。

あらためて思うのですが、伺った限りでは今回の事例は強度不足の基礎を補強で補う、というレベルの問題ではありません。
設計GLを間違えたのです。
基礎底盤の設定位置を間違えてしまったのです。
取り返しはつかないと私は考えます。
どう考えても、排水含めて敷地の他の取り合わせで、つじつまが合うとは思えません。

強硬に全面やり直しを主張、そして、拒否されたら、拒否の相手が現場担当者ではなく工事の会社代表者であることを確かめたうえで、敷地の実際の地盤面の取りあい、排水、全て敷地単位で検討をして、当初の設計書と整合させて、現実にどのように取りまとめるのか工事監理者に検討をさせ、施工者に指示を出させてください。
くどいようですが、このような能力不足の施工者側からの提案は無視です。
ゴタゴタ言うようであれば、ここで投稿されている皆様方の御意見をプリントアウトして、見せてあげればいいと思います。

節度ある工事監理者であれば、基礎の増し打ちの是正は無意味と判断して、やり直しを命じるでしょう。
また、そうでないと後日のトラブルは施工者ではなく、工事監理者が全て責任を取ることになりますから。

もし、「監理者未定」で、誰を工事監理者に選任していいかわからなかったら、設計を依頼した相手にとりあえず相談。設計者が一番現地の状況を把握しています。
万一、設計=施工=監理であれば、こんな能力不足な者どもは相手にせず、地元の建築士会や建築士事務所協会に相談してください。
立派な方々がたくさんいますから。
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こんにちわ。



大変ですね。伺った雑感です。
多分、ケミカルはタテ筋を打ち込むことを指すのでしょう。
工期が少々延びるかもしれませんが、落ち着いてください。
このような不良工事を行う施工者に、まともな是正方法を考え付くとは思いません。

施工者が考えていることは、
1.費用をかけない
2.工期を延ばさない
3.事を荒立てない
4.このまま無理にでも通して、竣工後も責任を取らない
5.上記のためなら、泣き落としでも脅しでもする。

けっこう、現場担当者の独断で、会社内部には報告をしていないんじゃないですか?

増し打ちをして、どうするのでしょう。
今打ち込んであるアンカー類は全部ダメでしょう。
でも、細い木造住宅の基礎に、正しい位置に新たなアンカーを、必要な定着をとって打ち込めますか?
正しい位置には、すでに埋め殺しのアンカーがあるんです。
中央には、すでに鉄筋があるんです。
ケミカルを使っても、深く打ったふりをして、ごく浅く止めるのかな?
新しいアンカーを景気良く、ぐんにゃりと曲げるのかな?

それに30cmの増し打ちで、合計で基礎の高さが70cmくらいになるのですか?
D10のシングル配筋で大丈夫なのかな?
今のままの基礎幅で大丈夫なのかな?

とりあえず形だけ整えて、表面をモルタルで化粧をして、わからなくして、ハイ一丁あがり、でしょう。

延べ床面積は100m2を超えていませんか?
工事監理者は選任されていませんか?
手直しをするのであれば、こんな施工者の発案ではなく、建築士の資格を持った人間に指示を出させてください。

そして指示は書面で。経過はすべて打ち合わせの議事録も記録に残るように。

一番は、当然ながら基礎ともども全て破壊して、GLを正しく合わせるために、地業工事からのやり直し。
本来であれば、増し打ち分だけ、基礎底盤が上がるわけですよね?

設計の概要がよくわかりませんが、北側斜線制限や道路斜線制限は厳しくないですか?
勝手にGL部分をいじられると、高さが変わったりすると思います。

万が一にもこのまま進むのであれば、建築士の資格を持った工事監理者から施工者宛に、書面をもって是正方法を指示させること。
そして、その指示書と同じものを質問者様も手元に置くこと。
このまま補修で工事が進むようなら、将来何かあったら監理者も連帯責任を負うようにしてください。
建築士の資格というものは、それほど重いんです。

そして工事竣工時には、特約で何かこの増し打ちが原因と思われるトラブルが発生した時には、施工会社が存続する限り、無期限に修繕のための関連工事をすべて無償で行う旨の保証を取っておくことですね。

それが嫌だというのなら、問答無用にやり直しです。

基礎には複雑な力が働きます。
こんな内容で、大丈夫だなんて構造計算による検討はできないでしょう。
仮に、施工者側の事由で当初設計を変えるのなら、全てにわたって当初設計以上の機能・性能が確実に証明・保障ができるもの。

オーダーのスラックスを、長さ10cm寸足らずに作られて、端切れで継ぎ足しをして、機能的には問題は無い、当社が口頭だけで保証する、足元だから見えっこない、と言っているようなものです。

でも、ズボンと違って家は大事な家族の命がかかっていますから。

追伸
本来あるべき設計書中の盛り土をどうするつもりなのか、庭に流れ込む排水の処理をどうするつもりなのか、対処方法を検討させること。
設計書に書かれているのなら、それを金額に含んで請負契約を締結しているんですから。
どう考えても、盛り土を忘れて地盤高を間違えれば、絶対に直しようが無い。
そして工期が延びて、質問者様が賃貸のアパート等で仮住まいをしているのなら、伸びた分の家賃も請求して、契約金額から差し引いてください。
施主には、これっぽっちも責任はありませんから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

冷静に考えると仰るとおりアンカーなど正しい位置に打てませんよね。
補修で進めると主張してきたら、アドバイスいただいた対応をします。

建築協定により第一種低層地域と同等の厳しい規制のある地域です。
設計では、もちろん建築確認も下り、更には長期優良住宅の申請もしています。設計書通りに作っていただければ良いだけなのですが。

アドバイスの中の
”延べ床面積は100m2を超えていませんか?”
というのはどういう意図がありますか?
ちなみに1,2階合わせて125m2あります。

最初の設計GL-250mmまで盛り土しなくてはいけないところを
GL-650mmまで切り土してしまったことになります。
これをもう一度盛り土し直す作業が必要ですね。
地盤は大丈夫でしょうか?先行き不安ばかりです。

お礼日時:2010/02/16 23:22

建物を造る時は、GLという基準高さを決めます。

排水勾配とか道路上の高さとかいろいろの条件を検討して通常問題ない高さを設定します。お話のなかからだと盛土をする高さを考慮しないで決めた単純なミス
でおきたとおもわれます。工務店のいっているケミカルアンカ-とは、あと打施工アンカ-とよばれているもので耐震改修工事 学校等の耐震改修工事のようなもので使用されます。
ドリルでコンクリ-トに穴をあけその後穴掃除とうで確実に掃除してケミカル樹脂の入った小さいガラス管を埋め込み、先のとがった鉄筋(D10,13)をドリルでで押し込むという工法です。適正な施工(専門業者が行う)を行えば既存基礎と接続可能になります。通常まる1日で強度が発生するので、工事ができるだけ遅れないので工務店さんは、考えたのだと思います。ケミカルアンカ-をうったあと引きぬき試験を行います。これでコンクリ-トからぬけないことを確認するわけです。
基本的には通常水平打継ぎ(高さ方向に対して水平)は施工をしません。ただやむをえない場合は行っております。ただ木造りの場合はホ-ルダウン金物といって、基礎から土台を突き抜けて柱に直接つなぐ金物を取り付けます。これをどのうようにするか工務店さんは考えているかどうか疑問です。この部分について聞いてみたほうが良いと思います。たぶん難しいと思います。それと基礎腰壁の高さ30cmをますと、通常より基礎の重さが大きくなります。したがって基礎の下部分の巾も必要になります。
将来問題がおきないか、構造計算をして安全確認が必要になります。
通常基礎は逆T字型になっています。下の基礎べ-ス部分の巾はだいじょうぶかどうかも確認する必要があります。おそらく基礎の下の部分で巾45cm基礎立上がり部分(土台をのせる部分)で15cm程度だと思います。
叉打継ぐ部分から水が入らないような処置等も必要になります。このお話から推測する工務店さんの技術レベルでは、これらの対策をすべて解決するのは、難しいと思います。最初の基本高さだしをあやまった
ままコンクリ-トを打つ程度しかのレベルしかないようにおもわれるからです。
安全な方法は、基礎解体し打直しが良いと考えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
”ホ-ルダウン金物といって、基礎から土台を突き抜けて柱に直接つなぐ金物を取り付けます。これをどのうようにするか工務店さんは考えているかどうか疑問です。この部分について聞いてみたほうが良いと思います。たぶん難しいと思います。それと基礎腰壁の高さ30cmをますと、通常より基礎の重さが大きくなります。したがって基礎の下部分の巾も必要になります。”
上記の部分、よく聞いてみます。

スケジュールはいったん度外視で最初からやり直すように要求します。
あの高さで造ったということは計算上、不要な切り土もしてしまったはずですので、その分の盛り土も必要です。

お礼日時:2010/02/16 23:35

第三監理というのは、監理業務をおもにやっている建築士です。


ネットで探してもよいと思いますし、消費者センターでももしかしたら建築士の組織があるかもしれません。
お近くで監理をやってる建築士に頼んでみるといいですよ。
素人目にも斜傾地というのは高い道路を基準にGLとするのが普通ではないですか?
うちは道路面よりもずっと低い位置に地盤がありましたが、GLの位置が道路になっているため基礎も高く見えますし排水マスや浄化槽もかなり飛び出ています。

普通、高い位置のGLとして土地を造成し、それから基礎工事に入るのが普通ではないでしょうか?
常識で考えても、地面より低い基礎を作ったらシロアリや水害の心配があります。
他の方が言うとおり、地業もちゃんとしてるでしょうか?
立地が複雑そうなので、くわしくはわかりませんが、第三監理を得意とする建築士に有償で相談すれば、HMの間違い等も指摘し、基礎撤去も早くすすむと思います。
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