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論文の引用文献がはっきりわかりません。
はじめまして。
これから、学位論文の資料集めに取り掛かろうか考えていたのですが、わからないことがありましたので、こちらに書かせていただきます。
書きたいジャンルは、現代社会論や現代アートについてですので、社会学、表象文化、
芸術学等の人文社会科学の系統になるかと思います。

まず、論文の引用文献の規定がわかりません。
ちょっと調べてみたところ、以下のような雑誌の種類があり、上位の文献ほど、学術的になるといった記載がありました。
==============
1.学会誌     
2.大学の紀要   
3.専門誌     
4.その他の学会
5.専門書
6.一般図書、雑誌
==============

そこで、1と2はすぐにわかるのですが、3の専門誌や5の専門書というものが
いまひとつわかりません。

専門誌というものは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか?
例えば美術手帳、現代思想、ユリイカなどは、一般雑誌ですよね?
または、専門書とはどのようなものでしょうか?
よく、日本の学者の方が書かれている書籍類は、専門書になりますか?
それとも一般雑誌になりますでしょうか?
鷲田清一『モードの迷宮』
上野千鶴子『<私> 探しゲーム ― 欲望私民社会論』など。

例えば、
ベンヤミン『複製技術時代の芸術』
ボードリヤール『シミュラークルとシミュレーション 』といったものは、
どの部類でしょうか?


また、論文検索にあたり、Webで検索していたのですが、
ciniiなどで調べると、一部PDFで読めるものもあるのですが、
基本的には、Webでダウンロードをすることはできないものなのでしょうか?
もし、ダウンロードができない場合には、蔵書のある図書館に直接行くか、
国会図書館の有料郵送サービスを利用するしか手はないのでしょか?

そして、海外でのこうした社会学、現代アート関連の論文が発表される有名な雑誌等
ございましたら、教えていただけないでしょうか?

最後に、もしきちんと書き終えたとしたら、こうした論文を投稿することは
誰にもできるものなのでしょうか?



長々すみません。
これから、一年かけて納得のいく論文を書きたいと考えております。
有識者、経験者の方、是非ともご教示くださいますようお願い致します。

A 回答 (2件)

>3の専門誌や5の専門書



専門誌というのは、
1)定期的に発刊されている(季刊、年に1回でも可)
2)多くは出版社が編集委員を委託しており、論文なら審査がある
3)その分野の人が認めている(大学図書館で専門誌の書架に開示)
 
 専門書は、
1)専門家(大学教授など)が個人またはグループで執筆した本(成書)。
一冊限りですから、雑誌にはなりません。シリーズで何十冊あっても、定期的に発行しなければ、雑誌にはなりません。
2)自分で金を払って出版するので、審査はもちろんありません。
3)大学の図書館の書棚に並んでいる本。誰でも読む、たとえば推理小説などは入りません。といっても、推理小説研究が専門なら、専門書になるでしょう。

>上位の文献ほど、学術的になるといった記載がありました。
 理系では、紀要は評価の対象にはなりません。その他の学会というのが、発表の要旨であれば、これも対象外。
 理系で業績として列挙できるのは、学会誌、専門誌、専門書、だけです。学会誌、専門誌については、インパクトファクターで評価することが多いようです。

>こうした論文を投稿することは誰にもできるものなのでしょうか?
学会が噛んでいるものは、依頼された論文で無いと、学会員になることが一般的には条件です。というより、会員数を増やす手段に使っています。
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この回答へのお礼

この度は、ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2010/07/16 17:27

>ベンヤミン『複製技術時代の芸術』


文系では著名人の論文単行本は最上。
あなたの調べた順位は「理系」のもので、その上間違っている。
2.の大学の紀要は通常、専門書以下。
一般図書、雑誌も文系では最高評価の場合もある。
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この回答へのお礼

この度は、ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/16 17:27

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