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レンズの絞りを絞りすぎると画質が低下しますので、教科書どおりに絞りはF8程度にして撮影しています。

しかしISO感度の高いフイルムを使用して炎天下で撮影すると、どうしてもそれ以上(F16とか22)絞りを絞らないと露出オーバーしてしまいます。この場合、露出オーバーを防ぐために画質を犠牲にしていることになるのでしょうか?

A 回答 (9件)

「絞り過ぎると画質が低下する」というのはカメラ雑誌でよく見かけるコメントですが


これまでは観念的に理解している程度で、実際の検証は無理な場合が多かったように思います。
しかし最近のデジタルカメラでは、それが簡単に出来てしまいます。
カメラを静止させて被写界深度に影響されないようなものを絞りを変えて撮り分ければ、
モニターで原寸での比較が誰にでも容易にできるのです。
私も全ての手持ちレンズをテストしてみました。全体的に言えることは
やはり絞りの影響はちゃんとあります。
大体のレンズで、開放から2絞り程のところを境に画質は落ちていきます。
観念的にそう見える、というものではなく誰にでも視認できます。

もちろんそれであっても、No.2さんの回答にあるように
実際の場面では問題ないと思っていいのでしょうが、
一度確認できてしまえば気になってしまうのも人情だと思います。

で、本題の件ですが
まず、フィルムの選択を間違えないようにしたいです。
ご質問者もそのことはご承知のようですが、だったら
選択が間違った(状況になった場合です)時にどうするか?です。
撮影を続ける、という前提で話すならば
最善の方法は撮影途中でもフィルムを入れ替えることでしょう。
それが出来ない場合は適性露出になる絞りまで絞ります。
その後でNDフィルターによる光量調節をします。
(絞り込む弊害より、フィルター等の障害物が加わるほうが画質は落ちます)。

その際にご質問者の言われる「露出オーバーを防ぐために画質を犠牲にしていること」も
撮影結果を持ち帰るためにはしかたのない選択だと思います。

いずれにしても、画質低下を気にして撮影を躊躇するのは本末転倒です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

実際に検証して、そして結果をご覧になられたようですね。

フイルムの選択ですが、短時間のうちに一本のフイルムを使うときは良いのですが、例えば旅行のときなどは何日かフイルム(ISO400)を入れっぱなしにして使うときがあり、そんなとき、画質低下を気にしつつ撮影をしています。

複数のフイルムを装填したカメラを携帯するか、フイルムを途中で交換すれば良いのですが、そのようにできないこともあります。でも、そのような工夫も必要ですね。

お礼日時:2003/06/08 13:14

解像度という観点でみれば、開口直径が光線の波長の何倍あるかできまりますので、落ちることは間違いないでしょう。

特に遠距離を撮影する場合などには重要です。この場合、開口直径と波長が一致したとき70度で、被写体位置を切り取る角度が解像度となります。100km離れて6cmの開口のレンズなら20mの解像度となりますね。つまりそれより小さいものは形ではなくただの丸い点にしか写りません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2003/06/08 23:49

レンズの絞りを絞りすぎると画質が低下する現象は、「回折」という現象によります。


光は波ですが、波が障害物(レンズの場合は絞り)の後方に回り込む現象のことで、基本的な性質です。
回折の現れ方は、波の波長に対しての物体(レンズの場合は絞り)の大きさによります。

レンズの場合、撮影する光(可視光線)の波長の範囲は決まっていますから、同じ明るさの絞りでも短焦点レンズの方が絞りの物理的大きさが小さいので回折現象が顕著に現れ画質に影響します。

結論として、絞りの物理的大きさによるので、大判、中判はたとえばF64、F32とかF32、F22とかにしないと気にならないといえます。
35mmでは、短焦点レンズ(広角レンズ)での小絞りは、かなり影響します。
デジカメのコンパクトは、これはもうレンズが豆粒ですので、絞らずに開放でないといけませんから、できるだけ高速シャッターの付いたものと感度調整の暗い方も必要ですね。

絞りの積極的使用目的は、被写界深度を調整してボケをコントロールすることにあります。
バックをぼかすか、パンフォーカスにするかなどでしょう。
光量は、可能な限りシャッタースピードでということでしょうか。
逆にシャッター優先で止めるか、流すかもありますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

風景写真を撮るときは主に広角レンズを使いますが、風景写真と回折現象は密接に結びついている訳ですね。また、かなり影響を及ぼすとのこと。

風景写真のみを撮るときは低感度フイルムを使用していますが、旅行などでフイルムを入れっぱなしにするときは高感度フイルムを使っており、その際に風景写真を撮ることもあります。そう言うときでも、必要に応じて、フイルムを巻き戻して状況に見合ったフイルムを入れた方が良いですね。

お礼日時:2003/06/08 23:30

昔は、実際にチャート撮影したデータを、元に年1回「レンズ白書」(廃刊)と云う本が、発行されていたのですが



そのときの記憶では、メーカにより絞るほど良くなる(解像力)レンズと解放値より1・2絞り絞った方が、キレイに撮れるレンズが、在ったようです

解放値より1・2絞りで、キレイ(解像力)に写るレンズが、良いレンズとされていたようです

解放値では、実用に耐えないレンズも在ったようですが絞りすぎても実用的には問題が、無かったようです

普通絞りを、絞ってもザラツクような事は無いと思うのですが?
ザラツクのは露出が、適切でない時になるようです

なさんが云われているように撮影条件に合ったフイルムを、使う方が良いのでは
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

同じメーカーの、同じ焦点距離のレンズでも、F値が暗いレンズの方が評判が良いことがありますね。

表現の問題になりますが、“ザラつく”という表現は主観的なものですから、万人に支持される表現ではないかもしれませんね。

お礼日時:2003/06/08 23:29

自分の場合は中判なんでちょっと違うかもしれませんが16くらいで画質の低下は起きないと実感してます。

絞ればそのぶんシャープになり(モノクロだとはっきりわかる)ます。よく雑誌で「回析現象」と言ってますがあれは「?」と思います。
少なくとも中判では8くらいじゃ絞ったうちにはいりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

仰るようにカメラ雑誌や手引き書などにも回折現象に関する害が書かれていますね。

人から技術を教わることができない場合はそれらの雑誌や手引き書を参考にするしかないのですが、理論として理解できても、実際どの程度の影響があるのか?が分かりませんでした。

お礼日時:2003/06/08 12:55

#2の方が回答しているとおり、絞りによる画質変化は、ほとんど体感できない程度のものです。

その程度の変化を気にするのなら、「炎天下で高感度フィルム」を使うのは、「狂気」に相当する愚かな行為なのでは?
言う事とやる事の次元が狂っていて、考慮の必要性が感じられません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

valさんの回答をご覧になられたようですが、その回答に対するお礼の中にも使用状況を少し記述したのですが、風景写真を撮影する際は低感度フイルムを使っています。が、直ぐに一本のフイルムを使い切ることができない場合は、ISO400を使っています。APSのようにフイルムの途中交換ができれば良いのですが、35ミリの場合はそうも行きませんので。そんなとき、絞りを絞って撮影しながら、画質の低下を気にしながら撮影しています。実際のところ、どの程度低下するのかな?と思った次第です。

お礼日時:2003/06/08 12:54

かなりド素人なので、恐縮なのですが、


「画質」を気にするなら、ISO値の低い方が良いと聞いたことがあります。
感度がいいほど、粒子が粗いから・・?とかなんとか。
「画質」を気にするなら、絞りを気にするより、フィルムを気にするほうが、優先度が高いのではないでしょうか?
露出オーバーになるような対象を狙うのであれば、なおさら感度が低いフィルムを使われても良いのではないのでしょうか?
的外れな意見でしたら、申し訳ないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

シャッタースピードは低下しますが、低感度のフイルムを使えば画質は良くなりますね。

できる限りISO100またはそれ以下のフイルムを使うようにしています。ただ、短時間の内に一本のフイルムを使い切るときは良いのですが、何日かフイルムを入れっぱなしにして撮影するときはISO400程度の高感度フイルムを入れています(シャッタースピードに幅を持たせるために)。こまめにフイルム交換できれば良いのですが・・。

お礼日時:2003/06/08 12:52

 絞りすぎると画質が低下するというのは、厳密に比較した場合ということでしょうか?



 仰るとおりレンズの絞りによって画質が変わることがあります。理由は、光は波長により屈折率が変わり色収差が発生しますが、この色収差を全ての絞値(瞳径)で完全に補正することができません。したがって、非球面レンズとか、複数のレンズを組み合わせますが、それでも完全にすることは出来ませんので、画質が変化します。

 レンズにもよると思いますが、一般的にはF5.6~F8程度で最適になるように設計されており、どちらかといえば最大に絞るよりも、解放にするほうが色収差の影響が大きくなる傾向にあります。

 ただし、これも測定器などで厳密に比較した場合とか、全紙サイズの一部をルーぺで見た場合であり、通常の撮影で普通にプリントするなら、全く問題はないでしょう。一般的に絞りは画質よりも#1さんのご回答どおり、もっぱら被写界深度を調節するために使われるので、画質低下により絞りを調整することはありませんので気にされることはないと思います。

 高感度フィルムで屋外撮影する場合は、ニュートラルグレーのフィルターを使用することもできますが、私の経験ではフィルターを使うと、多少色が変化しますので、絞りだけで対応できるなら、最大に絞っても十分大丈夫です。
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この回答へのお礼

夜分にご回答いただきありがとうございます。

これはあくまでも一般論としてですが、「絞りを絞りすぎれば画質がザラつくので、絞るにしてもF8くらいまでにしたほうが良い」と聞いていますので、風景写真を撮影する際は低感度フイルムを使って、なるべく絞り値F8で撮影するようにしています(NDフィルターは使用していません)。しかし高感度フイルムを使うとF16~22くらいまで絞り込まないと撮影できませんので、その際の画質の低下度合いが気になっていました。そんな大した写真を撮っている訳ではありませんが、「画質が低下する」という言葉に引っかかっております。

お礼日時:2003/06/08 04:00

「絞り」は「被写界深度」のために使います。


(詳細は下記のサイトをご覧ください)

絞れば前後の距離によるピントのボケを防ぎますので、
より鮮明な写真となりますが、反対に被写体テーマがはっきりせず、
ごちゃごちゃした写真になってしまいます。

例えば「人物とバック」を一緒に取るような場合、
人物だけをはっきりとさせて、バックをぼかしたい時に
絞りを開放させてシャッター速度を早くします。

逆に両方とも鮮明な写真としたいのなら、絞りを絞って、
そのぶんだけシャッター速度を遅くします。

それでカバーし切れないような場合には、フィルムの
感度を変えて対処するわけです。

つまり「撮りたい物に合わせて」変えていくのです。

参考URL:http://www.yomiuri-you.com/you_c/digiphoto/dps/d …
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この回答へのお礼

夜分にご回答いただきありがとうございます。

仰るように、ポートレート写真を撮りたければ絞りを開放側に設定する、風景写真を撮りたければ絞りを絞り込む、というようにしてそれぞれ被写界深度を調整しますよね。

しかし例えば、風景写真を撮るとき必要以上に絞りを絞り込めば画質が低下しますので、絞りをF8に設定して撮影しようとすると、露出オーバーのためにそれ以上絞りを絞る必要も生じるかと思います。

※「絞り込むならF8くらいにするのがベスト」と聞いています。

その場合、画質を犠牲にしてまで露出オーバーすることを防いでいるのかな?と思った訳です。

お礼日時:2003/06/08 03:36

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