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「天地人」の平均視聴率は20%を超えたみたいですね。
今このご時世に20%超えはもう「成功」と呼んでも差し支えないかと思うのですが、この「天地人」に関してはどうもそう簡単に「成功作だ」と言い切れない気がします。

自分の場合、最初の1クールくらいまでは見ていたのですが、
「魅力も能力も無い(少なくともそう見えるようにしか描かれてなかった)主人公が、何故かみんなから愛され、重用される」
「歴史劇とはとても思えないようなベタなラブコメ描写(北村一輝氏が可哀想・・・)」
「何かのギャルゲーのヒロインのようなお船さんのキャラ」
「嘘八百の親方様の遺言で、何故か大勢が決まってしまう(もうちょっと他にやりようは無かったのか・・・?)」
「苦悩や葛藤も描かれず、何故かいきなり”黒化”する景虎」
「直江信綱や遠山康光など、恐らく脚本家が嫌っていた、或いは興味が無かったであろうキャラに対する扱いの悪さ」
「ベタを通り越して珍妙な演出の数々(スポットライト、作り物の紅葉等)」
等といった事に耐えられなくなり、早々に観るのを打ち切ってしまいました。
聞いたところによると、それ以降も良くなるどころか、むしろ悪くなる一方だったとか。
また、アマゾンのDVDレビューでもものの見事に否定的見解だらけで、とてもじゃないが「成功作」とは言い難かった作品だという風に認識できます。

そこでお聞きしたいのですが、この「天地人」は成功作なのでしょうか?失敗作なのでしょうか?
また、当のNHKはこれを「成功」と見ているのでしょうか?
もしNHKがこれを「成功作」だと考えているとしたら、今後の大河ドラマはこんな作品ばかりになってしまうのではないかという懸念があるのですが・・・(その意味で「龍馬伝」や「坂の上の雲」には是非成功して欲しいです)。

A 回答 (3件)

大体大河ドラマっていうのは、いかにも!のセット臭い


建物・部屋の造り、余りにもすぐに【ヅラ】とわかって
しまう髪。(それも油塗りすぎのテラテラです…)
そして不自然なライト…。これが大河ドラマの約束事なん
だろうって思ってましたが、加えて6年前程に気付いたの
が着物が似合わない役者は出すべきではない、というモノ
でした。(【武蔵】で。これの第一話は新聞で老人が投書
してたんですが、黒澤明作品のパクリであったと)
又、主人公を物語で20年以上の月日が流れているのに同
じ人を使い回すのも感心出来ません。
そして女性達の化粧が厚すぎる。上流社会や芸人、水商売
の人を除いてあの時代にあんなに厚化粧なんかしてなかっ
たでしょう。(大河ドラマ含み、少なくとも平成になって
からの時代ものの多くに共通する)
戦前以前の作品にラブコメを入れるのは、おかしいと私
は思ってます。(色町を除いて、親族でもない男女が腕を
組んで往来を歩くなんていう事がなかった時代ですから)

【天地人】は何度か見ましたが、少なくとも視覚的には相当
な失敗であったと思いました。既述した、着物が似合ってな
いキャストが多すぎなんですよ。(茶髪もいた気がする…)
私は日本史にうといですが、歴史をある程度以上知っている
人がみたら、ココおかしい、アソコもおかしい…っていうの
が多すぎた位あったんじゃないですか?ドラマなんだからデッ
チ上げでイイんだ…なんてコトを言う人がどうかしたらいま
すが、少なくとも時代考証と着物の問題位解決してからクラ
ンク・インに臨みなさいよ…といいたくなります。(視聴率
が高かったから…で皆計ろうとするのは、単にそれが売れれ
ばいいじゃないか…という見方と同じだと思ってます)【天
地人】はナレーションもどうも妖怪じみた声で、私はもっと
普通に喋れないのかって。重要なエピソードが簡単にナレー
ションで済まされていたという点も不評だったと言いますが。
黒澤で思い出したけど、大河ドラマっていうのは間違いが
多くて…と監督が話していたインタを見た事がありました。
(でもNHKだからって、皆が信用してしまうと)
~当たり前ですが脚本がダメであれば、どうにもなりません。
★【龍馬】は今迄の大河ドラマと違って、画面にわざとらしい
 光がありません。映像知識はないですが、これ迄の大河ドラ
 マとは、ライトだかカメラだかを変えているそうですが…。
>作りものの紅葉…
 とは、スゴイですね…。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

髷や衣装が似合わないのは、最近の若い役者さんだとある程度仕方ないとは思いますが、それにしても「天地人」の似合わなさっぷりはちょっと非道かったですね。
あと、画面も相当にチープです。
VTR撮影である以上はある程度は仕方ないとは思うのですが(どう考えてもフィルム並みの質感にはならない)、それでも昔の「独眼竜政宗」や「太平記」等に比べて明らかに劣っているように見受けられました。
撮影器材は進歩しているにも関わらず・・・。

「龍馬伝」は、最新式のハイビジョンカメラで撮影し、デジタル処理でフィルムっぽい質感を加えているらしいです。
また、セットや衣装も非常に凝って作られていて、それだけでも十分力を入れて作られていると感じます(同じように「坂の上の雲」も、かなりの凝りっぷりでした)。
同じ大河で、ここまで違うものなんでしょうかね。

お礼日時:2010/03/10 12:07

一応、ほぼ全て見ていましたが、合戦シーンも衣装も髪型もひどかったですしね・・・



あくまで「ドラマ」ですから、史実と異なる部分があっても仕方がないとはいえ、人物を魅力的に描くことが出来なかった感じでしたね。

視聴率の面から言えば成功だったのでしょうけれど。

昔の大河はもっと面白かったのに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そう、キャラに魅力が無かったんですよね。
何か、敵役はみんな「敵役」で、味方はみんな「味方」と、完全に二極分化されていたような感じです。
で「味方」はみんな兼続が大好きで、みんなで兼続だけを支えあってる感じが妙に気色悪かったです。
もうちょっと突き放した描き方でもよかったような気がします。

お礼日時:2010/03/10 11:58

ドラマの視聴率だけ考えると20%を超えているので成功だと思いますよ



あくまで大河ドラマの元になっているのは歴史書ではありません。
だれに焦点を当てたかによって悪者にもなり善者にもなります。
今回の主役はあくまで直江ですから 上杉を善として書いています。
上杉を善と書いている以上それに属する豊臣は善になり
それに反する徳川は悪となってしまいます。
これは作家が好きなように書いていいと思います それが小説ですしね
歴史上争いごとってお互いが善だと思っているから起こるわけですしね


たとえば今回の竜馬伝 阪本竜馬に焦点を当てて書いてます そうすると基本的に開国派が善となります
そうなると土佐勤皇党とかは悪者となってしまいます。
見たくなければ見なければいいってのがドラマです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

史実云々は確かに大切ですけど、物語として面白ければ多少事実関係が異なろうが構わないとは思っています。
実際「龍馬伝」もかなり史実とは食い違っていますから(龍馬と弥太郎が幼馴染である等)。
また、物語である以上は主人公と敵対するキャラが居ないと成り立たないというのも分かっています。

ただ「天地人」は、そんな物語の根本の所で失敗しているように感じたのです。
例えば「龍馬伝」ですが、攘夷派であり、龍馬と袂を分かつ武市半平太も、攘夷と人情の狭間で苦悩する姿がよく描けていて、非常に魅力的です。
また、開国派の吉田東洋を「ワシは天才じゃき!」と堂々と言ってのける傲岸不遜なキャラとして描いていて、これもまた実に魅力的な「悪役」っぷりでした。
「天地人」には、どうもそのあたりのキャラとしての考察が決定的に足りていないように感じました(どうにもキャラが薄っぺらいと言うか何と言うか・・・)。

お礼日時:2010/03/10 11:54

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