私は、歴史小説は少しは読みますがあまり詳しくありません。

まだ読みかけですが、前田慶次郎が主役の一夢庵風流記を読んでいます。
この中では前田さんと直江さんはけっこうな仲良しに思えます。

去年、大河ドラマで直江兼続が主役の天地人がやっていましたが、直江さんが主役なのに前田慶次郎が出てこないのが疑問でした。
また、童門冬二さんの『直江兼続』でも前田さんはちょこっとしか出てきませんでした。
このお二人、実際はそんなに仲はよくなかったのでしょうか?

A 回答 (8件)

前田慶次の書状で現在、唯一内容が伝わっているものが直江家臣の倉賀野左衛門五郎(統基か)に送ったものです。


「兼続様から貞観政要を借りたままだが、腫れものがひどくて動けず、返せないままになっている」という内容です。

また、慶長七年に直江や弟の大国実頼、安田能元らが亀岡文殊堂で詩歌を奉納していますが、慶次も出席しています。
『上杉将士書上』などには、両人の仲はよく、慶次が直江宅で論語や源氏物語の講釈をしていた、『名将言行録』
(明治のものですが)では一緒に史記に注釈を入れたとの記述があります(直江が所蔵していた現在国宝の史記は
二人の注釈ではありません)。

慶次は京都で歌を通じ、細川幽斎ら大名や公家と交流していたので、その中で直江と知り合った可能性もあります。
二人とも五山の高僧南化の弟子だったと記述しているものもあります。
会津移封後の慶長3年の直江の書状に「北国へ迎えをやったとのこともっともだ」というのがありますが、慶次の
召し抱えの時のものという説もあります。

ちなみにトークショーの内容をネットにレポートしているのを見た限りでは、天地人では脚本には出ていたものの、
プロデューサーが「中途半端な形では出せない」と判断して削ったそうです。
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前田慶次は前田利家の兄の子で、本来なら家督を継げる立場でした。


しかし、ご存知のとおり前田家の家督は利家が相続し、現代にまで至っています。前田家には多くの歴史資料が存在し、名門の地位を築きあげていますので、歴史に関わる人間は前田家の不評を買うような行為は避けたがる傾向にあります。

前田家には
・信長と特別な関係にあった利家が家督を継いだこと
・賤ヶ嶽の合戦で利敵行為ととられかねない行動をとった事
・秀吉の死後、徳川方につき、豊臣家滅亡の一因になった
など「現代の価値観から見れば」好ましくない事例がいくつかあります。ドラマなどでこういった場面は大抵省くか美化されています。
前田慶次に対する冷遇もその一環と捉えられるのではないでしょうか。
(ちなみに私は前田利家とその一族がとった行動は、当時の価値基準では非難されるような事ではないと考えています)
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この回答へのお礼

なるほど。
でも、前田利家は『利家とまつ』でドラマ化されてますよね。
私は見てませんが・・・。
利家のいい側面と、まつとの夫婦愛?を中心に利家の生涯を描いたドラマなのでしょうか。

前田さんをドラマに出すとしたら、あくまでも前田さんを主役にしたストーリーじゃないと描きにくいのかもしれませんね。

お礼日時:2010/02/27 18:03

私も前田慶次郎がいつ登場するんだろうかと期待していましたが、出番が無かったですね。


前田慶次郎という人物に関しては、他の回答にあるように実はほとんど資料が残っていない人物のようです。
わずかに残っている情報(資料)を基に、作家の隆慶一郎氏が天下の傾奇者として前田慶次郎を主人公にした小説が『一夢庵風流記』です。
この小説自体はあくまでもフィクションですから、前田慶次郎という人物の本当の姿(交友関係)は現在では解っていない為、大河ドラマでも登場させなかったということでしょう。

ちなみに隆慶一郎氏の『一夢庵風流記』を読まれたのでしたら、ぜひとも『影武者 徳川家康』や『死ぬことと見つけたり』等も読んでみて下さい。
隆慶一郎氏の小説は事実かどうかはともかくも、非常に面白いですよ。
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この回答へのお礼

前田さんの交友関係はわかっていないんですか?
交流があったのは事実にせよ、直江さんとの実際の仲はどの程度だったのか、はっきりしていないってことですよね。

今までは司馬遼太郎さんの本ばかり読んでいて、今回初めて隆さんの本を読んでみたんです。
隆さんも読みやすいし、引き込まれますね。
上にあげていただいた2冊もぜひ読んでみます!!

お礼日時:2010/02/26 09:25

前田利益は秀吉の前で猿芸をして成敗されませんでしたので、


大老の利家の縁者としてそれなりの扱いを受けていたのでしょう。
兼次と親交があった可能性はあると思います。

前田家の記録なのか上杉家なのか、他の大名家の記録なのかわかりませんが
こんな逸話があるそうです。

慶次郎(利益)が京都にいた時分、豊臣秀吉が伏見城(あるいは大坂城)にてあるとき諸国から
名だたる大名を招き、一夕盛宴が開かれた。元来無遠慮な慶次郎はどこをどう紛れ込んだか、
この席の一員として連なっていた。宴まさにたけなわ、慶次郎は末座の方から猿面をつけ
手拭いで頬被りをし、扇を振りながら身振り手振り面白おかしく踊りながら一座の前へ
踊り出て並んでいる大名たちの膝の上に次々と腰掛け、主人の顔色をうかがった。
もとより、猿真似の猿舞の座興であるため、誰一人として咎める者もなく、怒り出す者もいなかった。
ところが上杉景勝の前へ来ると、ひょいと景勝を避け、次の人の膝の上へと乗っていった。
後に慶次郎が語るには「天下広しといえども、真に我が主と頼むは会津の景勝をおいて
外にあるまい」景勝の前へ出ると
威風凛然として侵すべからずものがあったのでどうしてもその膝に乗ることができなかった、との事だった
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この回答へのお礼

あの前田さんが景勝さんのことを主としてみていたんですね。
それもやはり直江さんとの交流の中で景勝さんの人となりを見たからでしょうか。
前田さんにそんなセリフを言わせるなんて、やっぱり景勝さんも素敵なお方ですね♪

秀吉の前での猿芸は小説にも出てきましたが、実話だったんですか・・・すごいな、前田さん!!

お礼日時:2010/02/26 09:20

関が原の直前に京で上杉家に仕官したわけだから、当然直江兼続と面識はあったかと思いますし関係も良好だったでしょう。


当時の新規召抱え組みのなかでは一番の厚遇を受けています。
ただ武人としての前田利益を評価しても、個人的に付き合いがあったかと言われると、おそらく身分が違いすぎますので無いかと思います。

ただ1000石で雇われたよそ者が、負け戦・大幅減封後に3000石を半ば隠居領として賜るとは超破格の待遇で、相当な武功をたてたものと推測されますが、あるいはこれが直江兼続と懇意にしていると疑われた原因かもしれません。
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この回答へのお礼

>ただ1000石で雇われたよそ者が、負け戦・大幅減封後に3000石を半ば隠居領として賜るとは超破格の待遇で、相当な武功をたてたものと推測されますが、あるいはこれが直江兼>続と懇意にしていると疑われた原因かもしれません
なるほど。
たしかに、負けて財政が苦しい時に3倍になっちゃうなんて周りから見ればえ~~~っっ!?って感じですよね。
身分が違いすぎる・・・たしかにそうですよね。

お礼日時:2010/02/26 09:14

小説も大河ドラマも史実ではないので全てを信用しないように。

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この回答へのお礼

小説は面白くするために創作や架空の人物が出てくることが多いというのは知っています。
ただ、前田さんと直江さんの仲は実際に良かったのか、それほどでもなかったのかを知りたくて質問しました。

お礼日時:2010/02/26 09:11

大河ドラマで前田慶次が出てこなかったのは、単に脚本家が慶次が嫌いだったという個人的な理由のようです。



そもそも前田慶次という人物は、余り脚光を浴びるような人物ではなく、隆慶一郎の小説において、広く知られるようになったというのが実際でしょう。

実際には慶次は米沢で客死していますし、家老である直江と仲が悪かったなら、財政の苦しい上杉に迎えられることなど無かったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

脚本家の方が前田さん嫌いだったんですか!?
きっと、直江さんが主役と聞いて前田さんの登場を今か今かと待ち望んでいたファンも多いでしょうに・・・(><)

>家老である直江と仲が悪かったなら、財政の苦しい上杉に迎えられることなど無かったのではないでしょうか
たしかに、そうですね!

お礼日時:2010/02/26 09:09

前田利益に関する史書ってほとんどないんですよね(^^;



一応関が原の戦いのときに、長谷堂城の戦いに出陣しています
のち西軍が敗退し上杉が減封され米沢に移ります そのときに米沢に隠居します
隠居後は直江とともに史記に注釈をいれたりいわゆる悠々自適な生活を送ったとされています。
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この回答へのお礼

米沢には3回くらい行ったことはあるのですが、その頃はまだ前田さんのことは知らず、上杉神社をお参りしただけでした。(直江さんのことも知りませんでした・・・涙)
その時に知っていれば前田さんの供養塔なども行きたかったです。

お礼日時:2010/02/26 09:06

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