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整流回路を勉強していて単相全波整流回路を勉強しています。
今回はサイリスタを用いた単相全波整流回路を勉強しているのですが、負荷にインダクタンス(コイル)をつけると負荷電流の脈動が小さくなるり、平滑化するのは理解できました。

しかし、なぜ平滑化したほうがいいのかわかりません。

教えてください。

A 回答 (2件)

負荷になる回路や部品に付いては、供給を受ける電源の電圧と脈動(リップル)の許容範囲があります。


たとえば、リレーや抵抗・モータなどであれば、多少のリップルがあっても動作には影響がありません。
負荷がオーディオアンプの場合やオペアンプの場合も多少のリップルがあっても影響しないように考慮されていますが、
精密機器の電子制御回路の場合電圧安定度とリップルが制限されており、変動すると誤動作して信頼できない結果が発生します。

リップルが多い場合の現象ですが、
1.リレーの場合接点を引き付ける駆動片が振動してうなる場合があります。
2.モーターの場合所定の回転が得られなかったり、騒音が発生する場合があります。
3.オーディオのアンプ系の場合出力にリップルが現れ、雑音として聞こえてきます。

*許容されるリップルの程度は負荷により異なりますが、出来るだけ少ないのが望ましいです。
 
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まず、何故そんな疑問が生じたのかが不思議なんですが、それはさておき、整流するということは交流電源から直流を取り出すためです。

ご存じのように、直流とは、時間の経過に関わらず一定の極性と一定の電圧の電気という定義があります。従って、直流で作動する機器は、一定電圧、一定極性で正しく動作するようになっています。従って、整流しただけ(ご存じかとは思いますが脈流と言います。)だと誤動作を起こす可能性があるからです。特に精密機器用の電源では平滑回路だけでなく、安定化回路を使用してより一層電圧変動を抑える必要があります。
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