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朝日新聞のAsahi.comに3月7日以下の記事が出ていました。

「チリ大地震津波、河口から22キロさかのぼる 旧北上川」

 南米チリで起きた大地震による津波は、宮城県石巻市の旧北上川河口から22キロ、北上川河口から17キロの地点までそれぞれ到達していた。田中仁・東北大教授(水工学)らが、国土交通省や同県の水位計のデータから分析して突き止めた。旧北上川、北上川以外の県内5河川でも津波が数キロ遡上(そじょう)していたことを確認したという。
 旧北上川河口から22キロ地点での津波は最大20センチだった。また、同県登米市内で旧北上川と分かれ、太平洋に注ぐ北上川の河口から17キロ地点の津波は最大80センチを観測していた。いずれの地点も津波は河口から約1時間で到達していた。
 今回、津波が確認されたのはいずれも流域の傾斜が緩い河川。徳島県の吉野川下流でも今回、津波の遡上が報告されているという。田中教授は「津波の遡上は河川周囲の地形で変わるため、地形をふまえた対策が必要。流域住民も津波の浸水が内陸まで及ぶ可能性に注意して欲しい」と話す。
(以上 引用)

教えていただきたいのは
1.「北上川の河口から17キロ地点の津波は最大80センチを観測」とありますが  80cmもあったと言うなら、それよりもっと上流まで遡っているのではないかと思います。
  急に途切れるなどと言うことがあるのでしょうか?
2.17キロ地点で80cmと言うことはそれより下流ではもっと高かったと言うことでしょうか?
  それで目立った被害は無かったんでしょうか?
  最も今は冬だし川原でキャンプとバーベキューとかしている人はあまりいないでしょうけど。

A 回答 (2件)

別の新聞には、17Km地点の方はその場所に堰があり、そこで途切れたと考えられる、との記載がありました。

堰がなければ更に遡上したと考えられる、とのことです。
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この回答へのお礼

Kon1701さん

回答ありがとうございます。

なるほど、川の場合には堰がありますね。
ダムとかあっても全部そこで止まってしまうわけですね。

でも、そのためにダムを作るわけには行かないでしょうけど。

今思ったのですが、ひょっとしてそこが終点で津波が
堰きとめられた(?)ので高くなったのかも知れませんね。

お礼日時:2010/03/09 09:56

(1) 国交省か県建設局の水位観測所があったのがその場所で、そこより上流で実際に観測されなかったか、データの計測間隔から、津波の通過時刻の観測ができていなかったのかは不明です。


一応、岩手県内の水位観測所の分布ははこんな感じになっています。
http://www2.thr.mlit.go.jp/iwate/bousai/kitakami …

宮城県内を管轄する北上川下流河川事務所の水位観測所の配置図は見つかりませんでしたが、同程度の密度はあるはずです。
河川の水位観測所の設置目的が継続的な降雨による増水に伴う洪水対策と防災対策のための情報収集ですから、津波のような短時間のな増水に対しては対応しきれない可能性があると思います。

(2) アマゾンのポロロッカや銭塘江の大海嘯の映像を見ると、川幅と水深のある程度あるところではかなり上流まで同じような規模で伝わっているようですから、似たような状況かと思います。
仙台港で1メートル程度であったことからすると、仙台湾ではほぼこのくらいの高さだったのでしょう、それが、ほぼその規模で伝わったと言うことですから、結構怖いです。たしかに夏だったらと思うとぞっとしますね。
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この回答へのお礼

ultraCSさん

回答ありがとうございました。

水位観測所の設置されている地点だけでわかるということですね。
よくわかりました。

でも、そんな上まで津波が来るってほんとに恐ろしいですね。

お礼日時:2010/03/09 09:30

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