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当時の災異思想に関しての話だと思うのですが、
司馬遷の『史記』の中に、
当時続いていた異常気象に関して司馬遷が
「●●を釜茹でにしたらこの異常気象は治まる」
といった趣旨の記述をしていると聞いたか読むかした記憶があります。

記憶が曖昧で、
1.「●●」に該当する人物は誰か
2.この話の出典は『史記』のどこか(もしくは本当に『史記』なのか)
がはっきりと思い出せません。
ネットで調べてみてもそれらしい話は見当たらないのですが、
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

こたえ:


1.●●は桑弘羊san1hong2yang2
2.出典は『史記』平準書
参考です:
古代中国の環境
http://www.rku.ac.jp/~hara/02chotto2.pdf
「千と千尋の神隠し」を借りて環境問題の観点で中国史をを取り上げています。良い論考ですのでお奨めします。
ご質問のことは、
第12 章 中国環境史における農耕と牧畜
(1)『氾勝之書』の持つ意味  を参照下さい。
おそらくこの章句ではないでしょうか。
【『史記』平準書の伝えるところによると、~略~。小規模な旱害が発生すると、卜式は「桑弘羊を釜茹での刑にすれば、雨が降るだろう」といったとされている。~】
 注:文中【公】となっているが誤、【弘】が正。『春秋公羊伝』との単純ミスか。
中国語では、
http://zh.wikisource.org/zh-hant/%E5%8F%B2%E8%A8 …
下から15行目辺りです。
「亨弘羊、天乃雨」。亨=煮==釜茹で。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
桑弘羊に関しての話だったのですね。
釜茹でに~の件だけははっきりと覚えていたんですが、
一体誰に対しての話であったのかと出典の両方を忘れてしまっていた
ために、なかなか該当部分が見つけられずにいました。

また、興味深い論考も教えて頂きありがとうございます。
ゆっくり読んでみようと思います。

丁寧に教えて頂き本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/03/13 22:58

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