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行政書士の資格を取得したいと思います。学校などにいかずにやすくて勉強するにはどうしたらいいのでしょうか。通信教育などはどこがわかりやすいなどの情報がほしいです。私は全くの初心者です。後、法律事務所などで働きたいのですが、未経験者が働けるようなところはないのでしょうか。それと、通信教育の教材が3~5年前のものというのはどうなのでしょうか。内容的には問題ないのでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

 私は、以前、ある資格試験の受験予備校で講師として、行政書士の講座も担当しておりました。



 勉強の教材ですが、平成12年度から試験の形式が若干変わったようです。それまであった時事問題を題材にした論述試験が無くなり、専門科目の筆記試験(と言っても法律の専門用語の穴埋め程度、つまり基本的な法律の専門用語の意味を正確に把握していれば書ける程度とのことです。)が新たに加わったとことです。
従いまして、3~5年前の教材では、本試験と出題形式が異なっております。毎年10月が試験ですから、平成12年11月以降に出されたテキストや問題集を揃えたほうが良いと思います。

 行政書士の試験は、大きく分けて一般教養試験と専門科目試験の2種類の試験が行われます。合格ラインはそれぞれ6割正解すること。

 公務員試験(国家2種、地方上級以上)の勉強をなさった経験がおありならば、書店などでせいぜい厚さ5cm程度の問題集やテキストを買って来て、自分の足りない部分だけ補えば、せいぜい長くても1ヶ月程度の勉強ですぐにでも合格できる試験です。しかし、そういう勉強の経験がないのであるならば、それなりの覚悟が必要だと思います。

 行政書士試験で苦労なされる方は、ほとんどが一般教養試験で苦労されるようです。
 一般教養分野に自信がおありで無いならば、行政書士受験対策用または公務員試験受験対策用の一般教養用テキストを別に購入されたほうが良いかもしれません。

 専門科目試験の方は、様々な法律がその試験範囲ではありますが、どれも基本的な知識しか問われません。従いまして、書店で売られている行政書士受験用のテキストや問題集で、厚さはせいぜい厚くても5cm程度で、ご自分が、「これなら勉強し易そうだ」とお思いになるものをお選びになれば、それで十分だと思います。それほど当たり外れは無いものと思います。

 通信教育の場合、新聞などで時折広告に入ってくる『日本ビジネスカレッジ(?:確かそんな名前だったような)』の通信講座で自分は合格できたとおっしゃっている方がいました。


就職について

 ほとんどが、個人事務所を開いて活動なさっておられるようです。個人事務所を開いて活動なさりながら、他の『士』業の先生と緊密な協力体制をとっておられる先生が多いです。

 また、私の知っている例で、弁護士の先生と共同事務所を構えて活動しておられる先生もおられますし、ご夫婦で旦那さんが司法書士、奥さんが行政書士でありながら、それぞれ別の事務所を構えて活動している先生もおられます。ただ、一般的に行政書士の資格を持っている方を募集している例は、たまにはあるらしいですが、あまり目にしません。基本的には一人で独立開業をお考えになっておられた方が間違いは無いと思います。いずれにせよ、資格を取得されてから、考えれば良いことかも知れませんね。

 それから、行政書士の場合、試験の内容と業務の内容とは非常にかけ離れております。ですから、試験に受かったからすぐに実務に就けるとは思わないで下さい。

 資格を取得してからも、行政書士の業務を覚えるためにそれ専門の予備校に通うとか、各種資格試験受験予備校として有名なLECなどで、それ用の様々なテキストを購入して独自に勉強し、それで初めて業務につくことが出来るというものです。とはいっても、そのための勉強期間は、せいぜい3ヶ月程度のようですが。
(或いは、例えば神奈川県の行政書士会などは、新人の研修を行っているそうで、行政書士会によってはそういうところもあるようです。そういう所を利用なさる方法もあると思います。)

 いずれにせよ、ronsakuraさんの今後の人生の成功をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なんだか一段と迷ってきました。どっかに就職したかったのですが、ちょっと難しいみたいですね。がんばってみます。

お礼日時:2001/04/02 11:10

私は平成10年度試験を受け、行政書士の資格を得た者です。

それまで公務員試験の勉強をしていたのですが、断念せざるを得なくなり、せめて類似資格を、と思い取得しました。開業はしていません。

自宅で勉強するには、それなりの実績がある学校から出版されている本を使うべきです。本の後付けを見て、日付が新しいモノがお薦めです。平成13年度用と書かれてある本だったら安心です。
通信・本とも、「早稲田行政書士セミナー」がいいと思います。資格取得の為の予備校はたくさんありますが、今日の資格取得ブームに便乗したようなところや、新聞の折込チラシに出ている講座は?です。
早稲田行政書士セミナーは、伝統・実績のある学校だと思います。
今からだと「5ヶ月完全合格講座」があります。通信だと16万円くらいです。なお、平成12年度行政書士試験詳細解説集を無料配布中だそうです。

何の勉強であれ、模擬試験は必ず受けてください。現在の実力を知ることが出来るだけでなく、今年出そうな問題が出題されるからです。出来れば模擬試験だけは会場で受けることをお薦めします。どんな人が自分と同じ試験を受けるのか知っていても損はないと思いますよ。

私は現在、税理士+社労士事務所で会計事務のパートをしています。ボス+従業員3人の小さなところです。
事務所に採用されるのに行政書士の資格は一切考慮されませんでした。
小さな事務所にありがちなのですが、ヘンに資格を持っていると採用されにくい傾向があるようです。それに、面接の時に「勉強しながら資格を取りたい」というと嫌がられることも多いです。何故か?自分の客を取られる恐れがあるからです。

士(サムライ)業、特に行政書士は、合格した後が大変だそうです。人脈がないと食べていけないそうです。サムライ事務所には、一つの資格だけでなく2,3の名前(例えば税理士+社労士)を掲げて商売をしている人が多いのはその為です。

厳しいことを言ってしまいましたが、やりがいのある仕事であることは確かです。ご健闘をお祈りします。

参考URL:http://www.w-seminor.co.jp/gyousho/gyousho.top.h …
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私は4日前に行政書士試験に合格した者です。


2つあるご質問のうち、前者の方だけ回答させて頂きます。

お金をかけずに合格するには、独学でやる! これしかありません。
私も法律などの勉強をするのは初めてでしたが、
それでも仕事しながら独学で1回で合格できました。
真面目にさえやれば、全くの初心者でも十分合格できます。

私の場合、半年間勉強しました。
東京法経学院出版の過去問題集をひたすら繰り返しましたね。
他には同じく東京法経学院出版の行政書士必勝六法を使用しました。
これには重要判例も載っていますが、これを必死で覚えました。
あとは試験前に模擬試験を受けました。
だいたいそんなとこです。
本屋に行った時は色んな種類のテキストを立ち読みして、
使えそうな勉強方法だけを覚えてました(買うことはしなかった)。

ネットなんかで調べていると、
「行政書士試験なんてバカでも受かる」「1週間も勉強すれば楽勝」
みたいなことが書かれてたりしますが(2ちゃんねるとかで)、
これらを鵜呑みにしてはいけません。
本当の天才や、他の資格(司法書士など)の勉強中の方ならともかく、
現実はそんなに甘いものではありません。

もう一度書きますが、行政書士試験は働きながらでも、
独学で十分に合格できます。
私は法学部出身でもないし、定時で帰れる仕事でもありません。
それでも合格することができました。
大切なことは「絶対に1回で合格するぞ!」という気持ちです。
試験は年に1回しかありませんので、とにかく頑張ってください。
予備校に通うことが悪いとは思いませんが、独学でも合格できる試験に、
10万、20万といったお金を投じるのはもったいないと思います。
予備校は模擬試験の時だけ利用しましょう。
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学校などにいかず、行政書士資格を取得しようと思うのでしたら、やはり


質の高い参考書なり、問題集なりを吟味する必要がありますね。

これらアウトプット、インプット用の参考書、問題集の選定を間違った
場合、間違った理解をしてしまう可能性があります。
一番無難なのは、比較的大手と言われているところの、行政書士通信教育
を受講するのが一番だと思います。

通信教育の教材が、3年前~5年前という教材の利用は、やめたほうが良いでしょう。
法改正などで、全く法律の解釈が違っている可能性があります。
こちらを参考にしてみてください。
http://www.convenience-wit.com/gyoseishiken/
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