カトリックの洗礼を受け、その後はたまにミサに行くだけの信徒です。
洗礼の時はその後も週1くらいで堅信に向けて勉強会を続けるという話だったのですが、
神父様がお忙しいらしくそれっきりになってしまいました。
他の教会で洗礼を受けた知人は、洗礼後も定期的に勉強会を受けているそうです。
そういう話を聞くと、羨ましく思います。
私も勉強会に参加して学びを深めたいのですが、教会では洗礼希望者向けの勉強しかないようです。
先日ミサに行った時に、堅信のためO月O日をあけておくようにお話がありました。
でも正直に言うと洗礼後に学びを深める機会もなく、堅信と言えるほど信仰も深まっていません。
むしろ洗礼を受ける前の方が信仰に近く、いまは遠ざかっているのを感じます。
洗礼を受けたことには満足していますが、その先を進めるほどの準備がまだ整っていないように思えるのです。
こんな気持ちのまま、堅信を受けたくありません。
お断りすることもできるのでしょうか?
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
私は中学洗礼で、中三で堅信を受けました。
堅信名「ペトロ」です。私は罪も犯しているけど、信仰も深いと思っています。堅信の儀は、このペトロから生まれた儀式だって知っていました?
彼はキリストの受難に当たって三度否定しました。キリストはそれを予め知っていたにもかかわらず、彼に「岩(ケファ)」という名前を与えました。
キリストをして「お前が私の民を見捨てるなら、私が再びローマに向う」と言わしめたほどの信仰の厚い人物です。
私は思うのです、心が弱いと自覚する人は心が強い事を誇る者に比べて、心がくじける事はないだろうと。だからこそキリストは信仰の強さを彼の中に見たのだろうと。
私もそうありたいと考え、自分の心の弱さを名前に刻もうと、この名を決めたのです。
堅信の儀って、一定の成果を収めてから受ける儀式じゃないですよ。
カトリック生活は、茶道や踊りのような習い事ではありません。毎日の生活なのです。
茶道や踊りなら、教室を出たら忘れちゃっても構いませんが、信仰生活は教会だけの事ではなく、毎日の生活、仕事中も食事中もトイレに入っている時だって信仰生活なのです。
信仰とは教会との関わりではなく、神との関わりなのです。
そして堅信と言うのは、洗礼後、一定の信仰生活を送って、この道を進もうと決めた人が神との契約の証として受ける儀式です。だからこそ「信仰を堅める」儀式なのです。
信仰は学校の勉強ではありません。生き様です。
よく、学校の勉強は役に立たないと言っている人がいますが、それは大間違い。役に立たないのではなく、役に立たせてないのです。信仰も同じ。
教会に行ったり、聖書を読んで記憶しても、そんなものは信仰の欠片でしかありません。それで満足しているなら、習い事と同じです。
教会に行かなくても、聖書の一行も覚えていなくても、ましてや堅信の為の勉強など受けなくても、毎回教会の説教を聞いて、我が身に照らして反省し、生活の中に心がけていけば、それ以上の活きた勉強はありません。
堅信を受ける資格のある人は、そういった、信仰生活の生き様を送る決心を固めた人です。
堅信は期間制限はありません。いつ受けてもいいでしょう。
でも、堅信は到達点ではなく、出発点だと言う事を忘れないで下さい。
私は合気道をしています。初段です。
初段と言うのはそれまでの習ったことの修得の証しだと思っていましたがそうではありません。
初段を取った瞬間、合気道の真の精神の修得の修行が始まるのです。
堅信の儀もこれと同じです。
堅信を受けた瞬間から、本当の信仰生活が始まるのです。
「私は今後、一生をかけて神の教えを追究して生きます、信仰生活を送ります。」という覚悟の表明です。その決心さえすれば、勉強会など受けなくても堅信の儀を受ける資格は誰にでもあるのです。
下のお返事と重複してしまいますが、このような不甲斐ない質問は信徒の方にとってはとても不快だったと思います。
非難を覚悟しておりましたのに、温かく導いてくださる回答ばかり。
やはりこの道でよかったと、改めて思っております。
>信仰とは教会との関わりではなく、神との関わりなのです。
本当にそのとおりですね。
当たり前のことなのに、目から鱗でした。
>堅信の儀は、このペトロから生まれた儀式だって知っていました?
知りませんでした。
ペトロの件は大好きなのですが、そうだったのですね!
私が不安に感じているのも、その部分なんです。
先日十字架の道行きを唱えたのですが、そのほとんどがとても約束できないような内容で・・・口にすることができませんでした。
たぶん私はペトロ以上に、さっさと否定し逃げてしまうような気がします。
ペトロは最期には立派な死を遂げましたが、私は最後までダメそうです^^;
また知識不足でミサで聖書を読んでも、「なんで?」と思うことだらけなのです。
前回の放蕩息子の話も、なんでそうなのかさっぱりわかりませんでした。
私も兄と同じ考えをしてしまい、ちっとも教えとして共感できなかったのです。
たぶんそれは、話の意味を理解できていないからなのだと思います。
そういう諸々が頭の中を過ぎり、とても堅信に進めないと不安を感じるようになりました。
2番の方のお礼に書かせて頂いたのですが、神様のお導きでしょうか?
今日、勉強会のお誘いを受けました。
まずは勉強会に出て、もう1度自分を見つめなおしたいと思います。
michael-mさんのお言葉も、心に刻みつけますね!ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
一応カトリック信者ですので良かったら参考にして下さい。成人洗礼の方ですよね?そのまま堅信を受けられなかったんですね。一般的には成人洗礼の場合は幼児洗礼と違って、自分の意思で洗礼を受けますので、洗礼式の後そのまま堅信を行うのですが、多分もう少し勉強をされてという事だったんでしょう。私の場合も堅信が済んだ後、少し勉強会のような物がありましたので。でも期間は長くなかったですね~。多分週一ペースで1カ月ぐらいだったと思います。熱心な人はそのまま聖書研究会など、聖書を学ぶサークルに入ったりしてますが、ぐうたらなもので(^_^;)、なし崩しに現在に至っております。
お断りできるかできないかという事なら、できると思います。気持ちの問題ですしデリケートな問題ですので、ご自分が迷っていらっしゃるならその事を司祭に話してみてはいかがですか?洗礼を受けて堅信を受けていない人というのは沢山いますし、あの人この間洗礼式で洗礼受けたのに堅信受けないんだ~と思うかもしれませんが、そんな事すぐに忘れます。もしお節介な人から聞かれたら、勉強不足でまた別に機会にしようと思いますと答えておいたらよいんです。自分のリズムがありますのでそこを崩してまでしなければならない!という事はありませんので、大丈夫だと思います。
勉強をしたいという気持ちがおありでしたら、そちらも含めて司祭に話してみてはいかがですか?ここが無理なら比較的近くの教会でという事もあります(地理的に無理ならしょうがないですが)。堅信の勉強会というとどうしても、幼児洗礼を受けた人の為の勉強会になりますので、優しく噛み砕いた内容になるかと思います(私もそうでした)。より深めたいなら聖書についてなどの、堅信とはまた別の勉強会になると思います。希望者が多かったら新たに開設してくれると思いますよ。
長い信仰生活いつも真っすぐはないと思いますので、立ち止まって考えたり休んだりもあるかと思います。是非悩まずに相談してみて下さい。
ご参考までにm(__)m。
信徒の方にしてみたら、不甲斐ない質問をご不快に感じたと思います。
それなのにお優しい回答をして下さり、ありがとうございました。
カトリックの信徒になれた事を誇りに思っていますし、教会の方はみな親切です。
勉強会はできないのは、物理的な問題(神父様がお忙しい)で仕方がないのです。
MAY1814様が仰って下さったように
>自分のリズムがありますので
まさに自分のリズムの問題なんです。
だから余計に申し訳なくて、「堅信を受けたくない」と言い出し難い状態でした。
書こうか迷ったのですが、こんな質問に真剣にお答え下さった方にお伝えしたいと思いましたので聞いてください。
きょう教会の大掃除があり行ってきました(以前から決まっていたものです)。
正直乗り気じゃなかったのですが、信徒の務めと思って嫌々行ったような状態でした。
そこで話したこともない方に、「勉強会」へのお誘いを受けました。
まさに私が勉強したいと思っていた、聖書の勉強ができる会だそうです。
もちろん堅信を迷ってることや勉強ができない不満など、誰にも話していません。
それなのに勉強会のお誘いを頂けるなんて(いままで数年通って、初めてのことでした)、驚きました。
まだ迷いがなくなったわけではありませんが、まずは勉強会に参加してみます。
批判覚悟でしたのに、優しく導いてくださったMAYさまに感謝しております。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
大丈夫ですか?元気出して!
質問者さんの置かれた状況に「何か意味が有る」と考えて見ては如何ですか?
自分と他人を比較し「羨ましい」とか思ってはいけませんよ。
こういう状況になったのですから、少し独学しても良いです。
信仰心が「遠ざかったり」「迷い」が有るから、常に皆さん勉強するのではないですか?
質問者さんには、皆さんより少し早く「迷い」が来てるだけなのかも知れませんよ。
多分、一生を掛けても勉強は終わらないと思います。
僕はカトリックでは有りませんが、自分の事を悲観したり、他人を羨ましがったり、人が信じてる宗教を誹謗中傷したりする事を、とても悲しく思います。
中には、宗教のとらえ方を間違って行動し、他人に迷惑を掛けたり、戦争にまで発展してしまいます。
そう成らない為にも、質問者さんが勉強し廻りの人達に尊敬出来る様に、生きて行けば良いかと思います。
以上、失礼致します。
じつは1つも回答を頂けないかも・・・と思っていたんです。
でも自分の中でかなり煮詰まっていたので、我慢しきれず投稿してしまいました。
宗教の話ですし、答え難い種類の質問にも関わらず、お答え頂きありがとうございました。
>置れた状況に「何か意味が有る」と考えて見ては如何ですか?
洗礼からかなり経ちましたが、ずっとそう思おうとしてきました。
神様から与えられた状況なのだから、なにか意味があるはず。
それを不足に思わず、受け入れていこうと。
でも堅信の話が出た時に、神様に嘘をつくような気がしてしまったんです。
実際の心の中は信仰から遠ざかっているのに、堅信を誓うなんて神様を目の前に嘘の契約をするということじゃないのかと。
そこまで深く考えずに素直に受ければいいのはわかっているのです。
でも納得いかないと前に進めない性分なので、どうしても現段階では受ける気になれませんでした。
いずれ納得できた日に、受けることができたらいいなと思っています。
ありがとうございました。
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