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まちがっていないか ピロリ菌撲滅思想

先ず、りんごの無農薬・無肥料栽培に成功した青森の木村さんの体験から。
農薬散布のたびに炎症をおこす妻をみて、無農薬・無肥料栽培を決意した木村さん。
悪戦苦闘の末、絶望して登った岩木山、そこで見たいっぱいに実をつけたドングリの木。
その秘密が、土にあることを知る。柔らかい ふかふかの土は微生物でいっぱいだった。
これをヒントに取り組んだ土づくり。ようやく8年目にいっぱいに花が咲いた。

この木村さんの体験はNHKなどのマスコミでも取り上げられています。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061 …

この樹木と土との関係は、人間と腸内細菌との関係ではないでしょうか。
土の中の微生物が腸内細菌に相当し、健全な腸内環境が人の健康の源ではないのか。

腸内細菌は、「種類は300、数は100兆個、重さ約1kg」存在するとか。
大きく分けると、善玉菌、悪玉菌、ひよりみ菌の3種類あって、
悪玉菌の大腸菌などは、悪者の代表のようにいわれますが、
摂取した食物を腐敗させたり分解させたりする作用もあるようです。

善玉菌といえば、発酵食品に含まれる乳酸菌。
冷蔵庫が普及するまでは、日本人の食卓は発酵食品でいっぱいだった。
みそ、しょうゆ、漬け物、納豆、こぬかいわし、酒類。最近では、チーズやヨーグルトなど。

食品の腐敗を防ぐ冷凍・冷蔵庫が発達して、最近では発酵食品の摂取は激減した。
このような食事の大変化は、長い人類の歴史ではなかったことです。

食生活が大きく変わり、腸内環境も大きく変わったという根本的な背景を考えず、
医療関係者や企業は、一つ一つの悪玉菌の働きが解明されたといって宣伝しだした。

最近では、ピロリ菌が移ると言って人を警戒する若者まで出てきました。
シュッシュ、シュッシュと消毒液を撒き散らす生活があたりまえになってきました。

質問
1. 人類は大自然から生まれ共生しているのに、人間だけを隔離するような思想は間違っていませんか。
2.悪玉菌を撲滅するより、善玉菌を増やすなどして腸内環境を整えることが先ではありませんか。
3.「ピロリ菌撲滅」の風潮の背景には研究者の独善や企業の欲望があるのではありませんか。
4. ピロリ菌研究者は、冷蔵庫のない時代と現在を比較するなど、歴史的検証をしてきましたか。
5.「なんでも除菌」の世相はゼロリスク願望の強迫観念であり、これこそが病気の根源ではないのですか。
6.このような「ピロリ菌の除菌」に税金を投入するのは、間違っていませんか。

A 回答 (4件)

消化器内科医です。


ピロリ菌に関する初歩的な理解が間違っているようです。
ピロリ菌は胃の粘膜に住む菌で腸内細菌ではありません。
日本人では約半数が胃粘膜にピロリ菌陽性で 残りは陰性です。

1.人類の歴史では結核が蔓延した時代のほうが長いのですが、そのほうが良いといえるでしょうか。
2,ピロリ菌は腸内細菌とは無関係です。ピロリ菌がいてよいことは何もない。(多少食欲が減るの良いという珍説がある。)
3.これはないです。ピロリ菌の薬はそんなに高価でもないのでメーカーとしても儲かりません。肝炎のインターフェロン治療推進のうらには明らかにメーカーと学界の癒着がありますが、ピロリ菌関係はそういう生臭いはなしとは無縁です。
4.5.質問の意味がわかりません。
6.別に税金は投入されていません。税金が投与されても胃癌などが減れば十分割はあうでしょう。

ピロリ菌といいかたは本来正しくないのですが ここでは通例に従いました。
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1.一概には言えません。

 細菌とウイルスはちょっと違うのかもしれませんが、「予防接種はすべて不要か?」について少し考えてみると、世の中には、接触しておくべきもの、避けるべきもの、どうでも良いものが存在すると思います。 以前にどうでも良いとされていたものが、避けるべきものに分類されることは良くあることです。

2.菌にもよりますが、ピロリ菌に関して言えば本人次第だと思います。 症状がひどければ除菌するもよし。 そうでもなければ、放置するもよし、胃がんになったらそれはそのとき。 (除菌して人生が変わったという人も結構います。)

3.そういう考え方もできると思います。 但し、企業や研究者はある程度社会のニーズを視野に入れて行動していると思います。 

4.詳しいことを知りません。

5.強迫観念が病気の根源だとは思いませんが、無意味な消毒(除菌)行為は多いと思います。 その原因のかなりの責任は除菌製剤の販売プロモーションにあると思います。

6.癌になってから医療費(税金)を投じるより、一律ピロリの除菌をしておくことのほうが経済的に安くすむなら、間違いではないと思います。

人間の種の保存の観点からすると、ピロリ菌はどうでも良い菌に分類されると思います。 (ピロリを除菌することは子孫の数にはさほど影響はないと思います。) ピロリ菌は慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの原因になりうるとされていますので、どちらかというと生活の質(QOL)の問題に直結していると思います。 
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1.正。

間違っていますね。自然を崇拝する事のない人間はいつも命を軽んじる様に見える。
2.正。悪玉菌撲滅により場合によっては善玉菌滅亡もありうる。考えられるリスクは二つ。善玉菌有毒化、新ウィルスの発生。イコール疫病。
3.正。企業活動はどれも基本的にはそういうものです。
4.否。主観ですがしてはいない様に見える。
5.正。虚弱すぎる。ストレスから来る飲酒と不眠、食欲不振、ストレス等、胃潰瘍だけ見ればピロリ菌だけが悪いように言うのはどうかと思う。
6.正。ただ研究費や統計資料のための手術費の保険は皆が投入を望みますからね、税金の。なお、胃潰瘍等の症状が出てない保菌者の除菌手術費用は全額自費だそうです。
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1.プロバイオテックスという言葉で検索されるといいかと思います。


2.同上
3.ピロリ除菌と発癌抑制のデータがでたので効果があるのは間違いないことです。それにどれだけの意味があるかは各人が判断する事です。
4.意味が不明ですが..内視鏡を消毒していなかった昔は内視鏡検査後に胃潰瘍になる人がいました。これは内視鏡を介してピロリ菌が感染した可能性も示唆されています。内視鏡を消毒することによってこういう症例は皆無になりました。
胃癌死亡率は減少していますが、これはピロリ除菌以外の要素も大きいのでこれでは検証はできないとは思います。
5.基本的に胃内は胃酸があり菌はいない状況が人間には普通です。
6.学会は全例の除菌を勧めていますが、保険上は潰瘍がないと保険適応がなく潰瘍がないと除菌は自費になっています。潰瘍があると潰瘍再発防止に除菌が効果があるのは明確になっているので保険適応があります。しかし、潰瘍がない症例では質問者のような考え方の人もいるので、保険適応にはなっていません(税金は投入されていません)。
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