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 愚問かも知れませんが最近とても気になってます。

 それは、人種を問わず人間は男女とも13歳前後には生殖機能が発達して性交、受胎、出産が可能になります(もちろん個人差はありますが)。生物学的にこれらの機能が可能になるということは、人間は本来、この時期から結婚・出産をして子供を育てるべきことを予定された生物なのかということです。
 しかし、外国の一部の部族や慣習でそのような早婚や出産は認められていても、先進国では殆ど見られません。
 ということは、現在の先進国の法律や社会のシステムがこれを許さないからかとも思いますが、逆に言えば、本来の人間の生殖機能の発達と現代社会のシステムには、「ズレ」が生じているとも言えますよね? この「ズレ」は、実はとても大きな問題のような気がします。
 つまり、今の13歳前後では責任ある行動が取れず、精神的未発達状態で生殖機能だけが成熟し、それらの性的欲求に悩まされるのが思春期なのかも知れません。しかし、本当はこのような生殖機能が成熟する段階で既に責任ある行動を取れるように心身共に成熟すべきなのではないか。現代社会で13歳は誰が見ても子供ですが、生物学的には立派な大人であって、健康状態も全盛期のはずです。その時期に心や責任が伴っていないのは、社会教育やシステムが間違っているのか、それともこの「ズレ」は止むを得ないのか、
 現代人間社会は、人間の生殖機能の完成時期と社会的責任のズレを確実に生み出していると思いませんか? このズレを皆さんは問題だと感じませんか? それともやっぱりボクだけでしょうか・・・
 あまり難しいことは分かりませんが、性犯罪や貞操観念の低下などの日常的社会問題を耳にする度に疑問に思うんです。皆さんはいかがですか? 専門的なご意見や一般的なご意見などいろいろなご意見が頂けると嬉しいです。
 

A 回答 (3件)

質問内容、とても興味深くて面白かったです。

私の個人的な考えとしては、「ズレ」はやむ終えないと思います。確かにある年齢に達すると生殖機能は発達します。しかし、子供を作るだけなら他の動物にも可能です。子供を育てる過程が他の動物とは違うところが、「ズレ」を生じさせているのではないでしょうか。個人差もあるでしょうが、単に子孫繁栄ならDNAだけで充分です。いかに、よりよい子孫を残すかには知恵も必要になり、その為には13歳では経験も不足しており、未熟すぎます。「ズレ」があるから知恵もつきよりよい子孫繁栄にも繋がり、ひいては国の発展にも繋がるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 chamicyaさん、お答えいただきありがとうございます。

 愚問にもかかわらず興味を持っていただき感謝です。ここんとこずっと気になってたんです。生物学上、あらゆる生き物は成長の過程で生殖機能が整った時点で生殖活動を始めます。
 もちろん、オス・メスの発情期や安全な環境が必要ですが、自分たちの生殖活動を規制する法律や責任問題や倫理的問題があるのは人間だけです。それはそれで理に適ったルールだとも思います。
 でも、人間だけが社会やルールを作り、自然な生殖機能が整う時期の生殖活動を規制されてます。他の方のご回答にあるように、社会の発達が高度で、急激に発展しシステム化されたために人間の責任や倫理観が追いつかないでいるのかも知れませんし、責任や出産や育児能力が身に付く少し前から生殖機能だけが完成されるのは経験値として本能的に組み込まれているカリキュラムなのかも知れません。ただ、現代社会は食生活なども多様化していて、小学2年生の女児に初潮が起きるなどの事例が、鶏肉などに含まれる人工的成長ホルモンの影響ではないかと問題視されています。つまり、食生活から受ける影響や様々な環境からの影響で生殖機能は早熟化する傾向も見られます。つまり、責任や社会ルールと生殖機能の完成はますます乖離して全く逆行してしまっているわけですね。
 あ、何だか書いてて難し過ぎてこんがらがって来ました(笑)。
 いずれにしても、「ズレ」を必要なものとして捉え、それに伴って生じる様々な問題を意識することは、とても必要な気がします。

 またまたとりとめのない御礼になっちゃぃましたが、ご容赦ください。

 またいろいろ教えてくださいね。

 ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/20 13:17

確かに13歳前後で生殖が可能になりますが、それから20年ぐらい先まで生殖は可能なので、


13歳前後の時点で責任ある行動がとれなくてもよく、それから何度も試行錯誤して親として成長していくのではないかと思います。
先進国では少産少死ですが、昔は多産多死だったので、一人目の子供を産むときから成熟している人ばかりではなかったと思います。
昔の方がしつけがしっかりしていたわけではないし、育児も親ではなく、兄弟がするのが当たり前だったそうです。

参考URL:http://www2m.biglobe.ne.jp/~Ippongi/fpi/shounenh …
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この回答へのお礼

 osieteguuさん、お答えいただきありがとうございます。

 参考URLを拝見しました。いやはや、この広田照幸という先生はすごいですね。目から鱗でした。ボクの今回の質問内容と必ずしも一致しないところもありますが、何だかこのような問題を考えるのもとても重要な気がしました。ボクはこの広田照幸という人を全く知らなかったので、今日はとてもいい本を紹介してもらった気がします。絶対に精読したい本です。

 さて、なるほど、生殖機能が整ってもすぐに出産や育児が上手く行かないことを前提にして、精神よりも生物的生長の方が訓練期間として早目に完成されるというのも納得のいくご意見ですね。遺伝子的にそういう理由から敢えてそのように作られているのかも知れません。

 いや~、いろいろ参考になりました。

 また今後ともよろしくお願い致します。

 ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/16 14:57

》現在の先進国の法律や社会のシステムがこれを許さないからかとも思いますが、



 確か、日本の民法では女性は16歳以上、男性は18歳以上でないと法的に結婚できないし(親権者の許可があれば)、男女とも、20歳以上でないと自由に結婚できませんよね。
 でも、実際には、満を持して20歳で結婚する人は稀ですね。どちらかというと、ますます晩婚化しています。

 とはいうものの、それは法律的な結婚の話であって、肉体的、すなわち「生物学的」な結婚は、あなたのおっしゃるとおり13歳以上になれば、どんどんされているのではないですか。実際、中学生、高校生同士でラブホテルを出入りする姿をしばしば見受けます。

 また、20歳以上の一廉の社会人同士であっても、すぐに法律的に結婚するとは限りません。長年同棲していて、周りもそれを認め、妊娠を機にはじめて籍を入れるというカップルも珍しくはありません。つまり「社会的な結婚」と「法律的な結婚」にも差が見られることがわかります。

 大学を卒業しても、企業では半人前で、即戦力として認められないので、改めて専門学校へ入学するなどは、現代社会では当たり前になっています。それは現代社会が高度にシステム化しているので、13年やそこいらではこの社会で自立するだけの資格を修得しきれないからです。

 歴史的に見ても「肉体的結婚」「社会的結婚」「法律的結婚」の3つの結婚の時期にずれがあります。さほど不思議ではありません。ただ、現代は、法律的な結婚、および出産が著しく遅れる傾向にありますね。
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この回答へのお礼

whitepepperさん、お答えいただきありがとうございます。

 な~るほど、重要な視点を忘れてました。人間の生物学的な発達や進化のスピードと、現代社会の発達や進化が全然違うんですね。
 確かに、13年やそこらでとも思いますが、現代でも報道などを通して発展途上国の少年少女を見ると日本に比べてとても凛とした表情をしています。責任感とか自立心というものを環境かあるいは遺伝子レベルで備えているかのようです。彼らならその年齢で一つの家庭を築き、守っていけそうな気がします。でも、日本ではとてもそうは思えません。いや、日本も昔はそうだったかも知れません。江戸時代の武将など10代から大勢の家来を従えたり、いざという時の自己決定権がありました。やはりそういう環境だったから、そういう時代だったからという要因はありましょうが、明治・大正の文豪や偉人たちにしても早熟で聡明でしっかりとした責任や主張のできる人物が多いです。しかし、現代日本は政治家を筆頭に無責任な人間ばかりです。他人任せで自分の責任で発言することなど全くしない。歳ばかりとって無責任な人が多すぎます。このような人間構造は教育や政府や国民全体のモラルの低下、危機感のなさ、日和見主義的な政治体制などに問題があると思います。ちょっとボクの方が質問と「ズレ」てしまいましたが(笑)。
 法律的結婚と出産が遅れる傾向にあるのは、まさにこのような社会政策が整わず、早い結婚や出産に不安があるからではないでしょうか?まだまだ就職や収入が不安定で将来的な展望が全くきかないから、手控えざるを得ないのも事実だと思います。

 ま、このような政治的な問題もさることながら、生物学的で生理的な人間性と生活の基盤である社会とが適合する
ことが望ましいはずですが、おっしゃる通り歴史的に常にズレ続けているのかも知れませんね。

 何だか取り留めのない御礼になりましたが、とても参考になりました。

 またこれからもよろしくお願い致します。

 ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/16 14:24

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