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神様(天使)の名前がわかるのは何故ですか?
宗教のカテゴリーでも良かったのかもしれませんが、名前を出したのは宗教家ではなく、スピリチュアル系の人だと思うので、こちらに書かせていただきます。

私は、神も、天使の存在も否定しません。
しかし、「○○の神様とコンタクトを取って~」とか「○○の天使がこう言ってる」とか、普通の会話の中にまるで近所の人のように話が出てくることには疑問がありました。

そもそも普通の人間には、見えないはずの神や天使ですが、例えば何故話しかけてくる存在の名前がわかるのか、そこに疑問を感じます。
「そう名乗るから」では答えになっていないと思います。姿が見えないことを良いことに嘘をつくことだって考えられますし。※霊が嘘をつくらしいです。

元々の名前もこの世に関わりを持てない存在(上級)の名前まで、誰が知ることが出来たのでしょうか。
宗教によっては、全てを創造した神の名前まで出てきますし・・・。
※上級の存在の名前は、極秘事項だと聞いたことがあります。

天使で言えば、この世にこれる天使は限られていると言われているのに、信者が良く言う名前は有名天使ばかりなのも気になります。名前が知られていない天使ほど、この世には多いと思うのですが。


長々と書いてしまいましたが、何故、神や天使の名前だと言われる名前がこの世に伝わったのか、そして真の姿が確認できないのにその姿を有名な神や天使に当てはめて話すのか・・・どちらかでも構いませんので、この2点について教えてください。

A 回答 (2件)

最初に、ここは占いのカテゴリで、本来、スピリチュアル系のカテゴリではないのですが、お願いしても、運営側では分離していただけないようです。

ここのサイトは、宗教カテゴリはありませんが、哲学カテゴリでは、詳しい人がいるかもしれません。ただ、玉石混交で、間違ったものや新興宗教団体の人も多いので、どれが本物か分からなくなります。

一通り、まとめました。予め、お断りさせていただきますが、ご質問の内容の解答には、高度な専門知識が必要だと思いますが、私は専門ではありませんので、ご質問者様の疑問を納得させられるようなものではありません。

>※上級の存在の名前は、極秘事項だと聞いたことがあります。

こういうことは、カルト化します。日本の某新興宗教(複数)では、教祖しか分からないとか、上級幹部しか知らないというものがあると言います。現代では、そんなことは絶対にありません。それは、教団内部への中央集権化を図る目的だと思います。

天使の名前を多くだすというのは、ある意味で、偽キリスト教であるというのは、言うまでもないと思います。私の記憶でも、もう何十年も前からありましたから、単に、思いつきとかいうものではないと思います。たぶん、元は海外からきたものだと思います。しかし、安易に天使の名前を言ったり、とってつけたような出来合いの名前は、信用に足るものとは思えません。

しかし、歴史的なものまでを、神秘論にしたり、否定したら、それは、宗教史の歴史までを否定してしまいます。ですから、江戸時代から現代まで続く大乗仏教非仏説さえも、安易に、その思想を肯定すべきではないと思います。それが、結果的には、本質を見失い多くのカルト教団を生み出したのですから。

>元々の名前もこの世に関わりを持てない存在(上級)の名前まで、誰が知ることが出来たのでしょうか。

まず、大天使の中で、ガブリエル・ラファエル・ミカエルはよく知られている名前です。おそらくは、ユダヤ教の変遷の時代からのものでしょうけれども、ユダヤ教・キリスト教の中で現れるものです。それぞれは、「ガブリエル」は、「神の人」、「ラファエル」は、「神はいやす」、「ミカエル」は、「神のごときものは誰か?」という意味です。

天使を挙げると、悪魔も出さざるを得ません。デーモンというのは、古代ローマ帝国で言われた「個々に語りかけるもの」という意味で、本来、善でも悪でもありません。元大天使、堕天使のルシファーは、「光り輝くもの」または、「明けの明星」というヘブル語的発想からつけられた名前です。余談ですが、これを、円谷プロの「ウルトラマン」を連想する人もいるようです。ただ、このウルトラマンは、人間に何がおきても、助けには来れません。サタンというのは、「エクソシスト」の最初の場面で出てくるように、ペルシャなどの異教の神のことです。サタンは本来「光に対する影」のことです。

ちなみに、アニメ「エヴァンゲリオン」の作者・庵野秀明氏は、どこまで取り入れていたのかは分かりませんが、彼の言う「神」というのは、ルシファーのことではないかと思います。(アニメ自体は詳しくないので間違いかもしれません。) ルシファーが、天から落ち、今は閉じ込められているものだと言います。その落ちた時が、ジャイアント・インパクトだと言います。庵野氏へのインタビューで、キリスト教の異端のグノーシス派の考え方を取り入れたことを認めたと聞きます。

もちろん、実際には、それは隕石には違いありませんが、この伝説は古代からあるものです。私は、ここらになると、どこまで本当なのか、分からなくなってきます。ジャイアント・インパクトの時は、もちろん、人間は存在していなかったけれども、古代の人々は霊感で、こういうことを知っていたと言われます。

なぜ、ルシファーを出すかというと、古代の神の概念というのは、人間に直接関わり合うのではなく、神が救済をもたらす時に、天使(エンジェル)が必要であったと考えています。その多面的な救済のために、天使の名前(その働きや用途によるもの)が必要であったのだと思います。なお、「エヴァンゲリオン」に出てくる使徒は、実際にあるキリスト教・ユダヤ教共通の天使の名前です。それぞれは意味を持っています。

天使の階層的な(ヒエラルキー)世界は、本来は、メソポタミアやペルシャ思想が深く影響を受けているものだと言われています。現在、いわれている天上のヒエラルキー(位階)の天使軍団の世界は、中世に聖職者が作った天上の世界だと思います。私たちに働きかける天使(Angel)は、9階層の一番下に位置するものと言います。

>宗教によっては、全てを創造した神の名前まで出てきますし・・・。

ユダヤ・イスラーム・キリスト教と、それ以外の宗教では、天使も神も概念的に違いますが、聖書の『創世記』に、モーセに語った神は「わたしは、有って有る者(アドナイ・主)= ヤハウェ(ラテン語の頭文字)」[出3:14]といいますが、その前の神は、「エル(エロイム =エルの複数形)」という語が出てきています。これは、古代のユダヤ民族部派の多面性を持つ統合的な神の呼び名のだったと思います。(あくまでも私の解釈です。エルの複数だから、複数の神がいたというではありません。)

また、唯一神と創世神を対比したり旧約の神と新約の神を別けて考えたりする、間違ったものを、現在まで見受けられます。ただ、私としては、これはキリスト教の歴史的変遷だと思うのです。私たち、特に日本では、多神教的な神をすぐに連想させます。こうした思想を受け継いだ、偽キリスト教や新興宗教団体がありますが、私は、とても危険な気がします。

こうした天使軍は、多神教の様相を持っているので、本来、私個人は、キリスト教とは相容れない思想だと思うのです。私は、キリスト教以外の思想が流入しているように思います。天使をキリスト教の聖霊(the Holy Spirit) と混同する人も多いし、キリスト教絵画でも、天使が描かれているので、それが頻繁に現れるような錯覚に陥ってしまいます。この聖霊は、仏教の仏性に対応しているように感じます。キリスト教一派では、一人ひとりを守る守護天使と考え方もあるようで、伝統的な思想ではあっても、少なくとも私の知っているキリスト教の本質的な思想からは離れるように感じます。

私はクリスチャンではありませんが、プロテスタントの知人や日本の無教会派の学者の考え方に、まったく違和感を感じませんから、以下の米国人の守護天使を半分以上の人が信じるという報道には、大変に驚かされます。
「米国人の55%は「天使に守られている」と信じている、研究調査」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religi …
(ただし、調査はテキサス州の大学からで、カリフォルニアやニューヨークからですと違うかもしれません)

私は、最初に書いたように、不用意に神秘主義を持ち込むと思考停止と、信者の間にヒエラルキーが出来てしまい、その信仰や宗教団体に自浄作用を持たなくなってしまうと思うのです。

その点において、「天使」の話も一歩間違えば、偽キリスト教に成り代わってしまうものだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
アメリカ人の天使を信じている人が半数以上いると言うのは、何かの番組で聞いたことがあります。その時に病室の入口に天使らしき翼を持った人影が映っていた映像もあったような・・・。放送されたのはその1つだけでしたが、他にも映像があるとしたら信じてもおかしくないですね。

エヴァンゲリオンについてはよくわからないのですが、ルシファーについては違う話を聞いたことがあります。

ですが、回答者さんが仰るとおり、どれが事実なのか見極めることが不可能に近い話ですので、宗教観も混ざってしまいます。
そんな話題なのに、「この天使はどこにいて~」などと一天使の名前を出して話せるが不思議でならないんです。天使を信じてる人は、どこか楽しんで話してるようなので、根拠とかは全くない・・・ちょっと妄想的な部分が強いのかもしれませんね。
自分に都合が良いところだけが、ちょっとした宗教的なものに変化してるのかもしれませんね。

お礼日時:2010/04/04 09:15

根拠の無いもので最初は頭のおかしい人、今で言う統合失調症もしくは妄想壁が言ったのではないかと考えればつじつまが合います。



現代の仏教全宗派のように神や霊を出せばお金が儲かるから2番目以降の人は利用しているのでしょう。それで現代に伝わったと思えます。

ちなみに釈尊自体は神や霊の話しをしないと毒矢経で立場をはっきりさせています。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました。
回答者様のように考えることも納得できます。
天使を信じる人は、私が思うような疑問に対してきちんと答えられない人がとても多いと思います。だから「妄想」とか「精神異常者」と思われても仕方ないと思います。言いっぱなしだったり聞いたことに答えない。または答えになっていない・・・。信じる人同士の世界でしか語られない天使は、信者の中にしか存在しないものなのかもしれません。本当は存在していても、人が全ての天使を理し語ることは不可能に近いと私は思っているので、それらを簡単にしてるという人達が多いことに疑問を持っています。

お礼日時:2010/03/31 20:11

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