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下記にある言葉のそれぞれの意味を噛み砕いて、難しい言葉を使わず、小学生でも理解できるくらい、理解力が著しく乏しい私にどうかお願いします。

日常の会話や人と話している時、下記の言葉が出てくるととりあえずうんうんとうなづいているだけで、よくわからずに流していましたが、知らないことに恥ずかしさを感じ、質問している次第です。

※≪辞書での意味では漠然としており、個々の意味の違いが全く理解できないため≫、質問しております。

「論理」

「道理に合う(適う)」

「筋道」

「筋が通っている」

「筋道立てる(筋道を立てる)」

「理屈」

「理屈に合う」

「理(り)に適う」

A 回答 (2件)

1、「論理」



辞書では「考え方や話し方の法則・道筋」などとなっているようですね。
では、『「考え方や話し方の法則・道筋」とはどういう意味なのか』に関して私見を述べます。

たとえば、
「寒いから暖房を入れよう(A)」という文では、
「寒い」→「暖房を入れる」という道筋がついています。
しかし、もしかすると、
「寒いから冷房を入れよう(B)」という文があるかもしれません。
これには、
「寒い」→「冷房を入れる」という道筋がついています。

A は『意味のある関連に従って順序よく言葉がつながっている』ということが言えます。
これを『論理的(正しい道筋を形成している)表現』と言います。

B の論理(話しの道筋)は『意味のある関連に従って順序よく言葉がつながっている』とは言えないので、この表現は『論理的とは言えない』と言います。
「論理」は道筋ですが、「論理的」は正しい道筋、ということになるでしょう。


2、「道理に合う(適う)」

「道理」は辞書によると
(1)物事がそうあるべきすじみち。ことわり。わけ。
(2)人の行うべき正しい道。
などとなっているようです。

また、ここの「合う」は、
(4)規準・標準と一致する。
「計算が—・う」
「答えが—・わない」
という意味になるでしょう。

たとえば、
「商品を手に入れるときにはお金を払う必要がある」は、
「物事がそうあるべきすじみち」という「規準と一致する」考え方です。
これを「道理に合った考え方」と言います。

3、「筋道」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/102767/m1u/% …
これは、
(1)物事の道理。すじ。
「—の立った話」
(2)物事を行うにあたっての順序。手順。
「筋が通っている」
などとなっていますね。

論理・道理などと同様ですが、
『「正しいことが成立している状態」というわけではない』
という点に留意されるとよろしいでしょう。
だからこそ、
「正しい論理・道理に合う・筋道が通る」といった表現が可能になるわけです。
つまり、
「間違った論理・道理に合わない・筋道が通らない」という場合だって大いにあり得ます。

4、「筋道立てる(筋道を立てる)」

ここの「立てる」は、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/120644/m1u/% …の、
(6)物事を成り立たせる。
の中の、
(キ)新しい考え方や論理を構築する。
でしょう。

「物事の話し方や考え方の道筋を(正しく)構築する」
という意味になると思います。

「寒いのでお菓子を買ってきて返ってきたらストーブが消えていた」
ということを言うと、
「慌てないで筋道を立てて話してください」
のように言われるはずです。
「お菓子を買いにいって帰ってきたらストーブが消えていて大変寒かった」
のように「話しの道筋を(正しく)構築して」言うと、
「それなら意味がわかる」
と納得してもらえます。

5、「理屈」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/202402/m1u/% …のように多様な意味がありますが、基本的には、
(1)すじの通った考え。道理。
「—に合ったやり方」
と考えて良いでしょう。
また、「すじ=筋道」なので3もご参照ください。

6、「理屈に合う」
2でも述べましたが、
「合う」は、
(4)規準・標準と一致する。
「計算が—・う」
「答えが—・わない」
という意味になるでしょう。

「すじの通った考え」と「一致する」
つまり、
「すじの通った考えだと言える」という意味になります。

7、「理(り)に適う」
「理=理屈」です。

「適う」は、「合う」と殆ど同じですね。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/36605/m1u/%E …の[一]の
(2)(基準や条件などに)適合する。《適》
「理想に—・った人」
「時宜に—・う」
「潮も—・ひぬ今は漕ぎ出でな/万葉 8」
になるでしょう。
  
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提示された言葉を整理してみます。


「論理」「筋道」「理屈」がひとくくりにできます。
ああすればやはりこうなるんだなあ、という誰でも比較的理解し、なっとくできる考えと結果を説明するもののいいかたのことだと思います。
「筋道立てる(筋道を立てる)」というのは、そういういいかたをひとつ具体的につくりあげ、行動することでしょうか。
「筋が通っている」「理屈に合う」というのはそういったつくりあげられたことばの姿や行為を見ての傍観者の感想ですね。

「理(り)に適う」 はそんな姿にするために努力する心のことだと思いますが、次の意味もあります(道理→理)。
「道理に合う(適う)」いうのは「道理」というひとつの特別な考え方(一般的に宗教的で、道徳的といわれる考え方を指すことが多いです)に添ったもののいいかたとか行動とかを指します。

余計に分かりにくくなったかもしれません。
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