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武州日野の由来

埼玉県の武州日野の名前の由来を調べています。
どなたかわかる方教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 #1です。

まず最初にお断りしておきますが、私の回答はあくまで「 日野 」という
地名における一般的な由来を示したものに過ぎません。武州日野の本当の由来を知り
たいのであれば、地元の自治体や県の図書館などを訪ね、由来を探る努力が必要です。

 地名の専門家は各地にいらっしゃいますが、その方たちがこのサイト( 教えてgoo
なり OK Web なり )を見ている可能性は低いでしょう。決して有名ではない地名の
由来をこのサイトに求めるのは、正直、難しいものがあります。

 さて、歴女さんの反論ですが、いくつか疑問点があります。

> むしろ、こんな山間の僻地では無く、平野にふさわしい名前であるように感じます。

 これが歴女さんの言葉であれば、歴史好きのわりには発想のベースが現代に
あることを自覚すべきでしょう。農業に適した平地であれば、そもそも「 この
土地は肥えている 」という発想は生まれません。土地が肥えているかどうかは
周辺近隣との比較から生まれる概念なのです。

 とくに武州日野のような山間地であれば、肥えた土壌そのものが貴重です。
荒川沿いに点在する村々のなかで、武州日野のあたりが扇状地であることから
上流や下流よりも土壌が肥えているのであれば、そこを指して「 肥野 」と呼ぶ
ことは、ごく自然でしょう。この貴重度こそが、地名となる理由です。

 また、「 ○○なら日本中にある 」という指摘も、ナンセンスです。確かに
肥沃な土地はたくさんあるでしょう。しかし、それを地名に採用するかどうかは
その肥沃さがどれくらい特徴的かで変わってきます。

 たとえば山口は「 山の入口 」を意味します。でも、そんな地形は日本中に
いくらでも存在します。だからといって、山口市の由来が「 山の入口 」だと
説明されたとき、「 山の入口なら日本中にある 」と反論するのでしょうか?
歴史に興味があるならむしろ、なぜ他の「 山の入口 」は山口という地名を採用
しなかったのかに、興味を向けるべきですよね。

> 一体いつから日野という地名になったのでしょうか?

 すいませんが、それはご自身で調べてください。私は武州日野とは縁も所縁も
ありませんので。あくまで「 日野 」という地名の由来として一般的な例を
お答えしただけです。

 あと悪いけど、その歴女さんは、自分で調べてみることはしないんですかね?
歴史好きなら、由来を自分で調べることが好きなんじゃないでしょうか。
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主なところはNo.1の方が答えられているので、別の見解をひとつ。


江戸弁など土地によって「し」と「ひ」の発音が混用されたり入れ替わってしまうことがありますよね。したがって「ひの」=「しの」である可能性が考えられます。
「しの」は、「しと」や「しし」と同じく湿地をさす地名で、例えば篠田は湿田を、篠ノ井は地下水が湧き出る川をさす地名です。
さて「日野」ですが、ザゼンソウや移植したミズバショウを観光の目玉とした場所もあることから、比較的湧水が豊富にある土地柄ではないでしょうか。現地に行かれる機会がありましたら是非確かめてみてください。

参考URL:http://www.geocities.jp/yama5toshi/arakawa/araka …
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 武州は「 武蔵国の 」という意味ですから、ここでは日野の意味に


絞りますね。日野の由来は大体、3通りのようです。

1)火野から来たもの。東京都日野市がおそらくこれで、
高台にのろしを上げる灯台のようなものを設けたから。

2)肥沃な土地、すなわち肥野から来たもの。

3)藤原家を家祖とする日野家を由来とするもの。

 武州日野ですが、おそらく2ではないかと推測します。なぜなら
地形的に、荒川が小さな流れから大きな流れにと変わる地帯だから
です。こういった場所は土壌が肥沃になることが多いですね。

 1の可能性は低そうです。日野市は日野台という地名もあるほどで
明らかに高台の地形なのに対し、武州日野は両側を山に挟まれた山間の
地形であり、のろしを設ける必然性がありません。

 3についても、貴族などに由来がある場合、その流れを汲んだ神社が
あるはずですが、武州日野付近ではごく一般的な浅間神社(日本中にある)が
もっとも大きな神社ですから、おそらく関係ないでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧なお答どうもありがとうございます。
しかし、じつは納得いかない部分がありますので
もう少し教えて下さい。

肥野(肥えた土地)は、どこにでもありますし
むしろ、こんな山間の僻地では無く、平野にふさわしい名前であるように感じます。
もしここは、肥えた土地のために日野となったのなら日本中肥野(日野)なって
しまうような気がします。

それから、もう一つは一体いつから日野という地名になったのでしょうか?
時代背景によっても違うと思います。
例えば、遥か古代の弥生時代なら米を作ったり農作業が盛んですから
肥野から日野の地名も生まれやすいと思いますが、
また、古代朝鮮から多くの人が移住してきたりすれば、その故地がヒノという地名であれば
それを写して日野という地名が出来たり
或いは平成のネーミングなら一般から応募して日野の地名が付いたり(例えば瑞穂市や南アルプス市)
と色々考えられます。

その辺りを是非教えていただけないでしょうか。

こちらの質問は知人の歴女より受けたもので、いささか強い言葉使いになってしまい
気を悪くされないようよろしくお願いいたします。

お礼日時:2010/04/24 18:35

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