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今年の7月あたりにベートーヴェンの悲愴の第1楽章を弾きます。少し背伸びをして曲を選んでしまったためか、大分苦戦しています。部分練習を頑張って克服に努めているのですが、効果的な練習法などがあれば教えてください。
譜読みしていてできないところは、
・10小節目あたりの下降系のスケール(何度も止まってしまいます)
・11小節目辺り、Allegro di molto e con brioからの左手(力んで動かなくなってしまいます)
・93小節あたりから(右手と左手が合わなくなってしまいます)

A 回答 (2件)

*この曲は、先ず強弱を全て無視して練習します。

むしろ弱く柔らかなタッチからスタートします。決して強い音で岩石の落下のような音はタブー。Graveの所などによくみられます。(出来て来てからは勿論強弱を付けて)
さて、10小節目は(これから記入する事は全て右手に関してです)10小節目は3指でド音を弾いているはずです。このとき鍵盤を押したまま「止まる」。音符の単位は無視して。これが最大のポイントです。このことをしっかり理解して下さい。「止まる」時間は任意ですが、長めが良いです。右手でその鍵盤を押したまま、左手に持ち替える、(左手は何の指でも良い)音は消えているかも知れませし、消えても構いません。(その間右手は休めます。それも目的のひとつです)その後左手で鍵盤を押したままで、右手の指に持ち替えます。練習の1回目は2指で「止まる」。以下同じで、2回目3指、3回目4指、これはある種のリズム変奏での練習です。この時間のかかる練習を全ての音符(指)にやるんです。(10小節目の全部の音符に対して)
11小節目左手1拍目と3拍目で「止まる」。つまりリズム変奏練習です。(5指が殆どと思いますが、上の段と同じやりかた)止まる事がいっぱいで戸惑うと思いますが、「止まる」っと言うことは無駄な力を抜く為ですから。
あと11小節目からスタートする練習もしてください。
絶対冒頭から弾いてはいけません。

*93小節からの八分音符のパッセージですが、各小節の1拍と3拍をスタッカートしないで下さい。スタッカート無しで弾かれることはあります。(私はレガートで弾いてます)ただ、演奏解釈なので質問者様の好みなので任意に。スタッカートの場合、その拍を少し意識して、(あるいはスタッカートを目立たないアクセントと考える)と云う意味に私は捉えてます。練習の時だけでも、レガートにするとかしてみましょう。練習の価値はありますよ。

>(力んで動かなくなってしまいます)
>(右手と左手が合わなくなってしまいます)
上記の事から推測するに、演奏に力(りきみ)が想像されるのですが。
「力」だけは絶対避けましょう。
ご相談の10小節~11小節や93小節目~は腕だけでなく、体も疲れが出るあたりですから。この辺りは演奏者には難所でもありますが、腕の見せ所でもあります。

*質問には有りませんが、右手和音奏のとき一番上の音がしっかり響くように。左手は最下音も響くように、ただ、右手の上の音よりは控えるように。和音奏で各音が全部同じ強さだと、暗く硬い音になり、自己満足だけになりますよ。人は誰でも音が強いと安心しますから。

*単音でも和音奏でも弛緩(しかん)された腕を使って弾いて下さい。
難しいが勉強になる1曲ですね。

上記を試してみて下さい。
では、良い演奏を。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
曲を最初から弱いタッチで弾くのは予想外でした。
ですが確かに今の状態のままでは音の粒がそろっていないようなのでそうも練習させていただきます。
11小節目あたりからの止まる練習もやってます。テンポを落とせばなんとかなりそうになってきてます。
93小節からのところは、難しくてうまくいきませんが、教えていただいた練習法を頑張って克服したいと思います。
確かに難しい曲で勉強になります!力まないよう、これからも練習頑張っていきたいと思います。

お礼日時:2010/04/20 20:55

テンポを落として練習するのはもうやってらっしゃると思うので、


それ以外で、ちょっと思いつくもの、自分が過去やったものを書いてみます。

・10小節目あたり
その1:一息に弾けるのは何音くらいですか?例えば6音弾けるなら、その次の音と7音をひとまとめにして設定したテンポで弾けるようにします。で、その次の7音なり8音、というふうに小さなまとまりを練習してある程度弾けるようになったら、最初の音から10音とか長めにしていって、最終的に10小節全部、という風に持っていく。
その2:その1をフレーズの後ろから順に拾っていく(例えば、フェルマータのラ♭を入れて数えて7つとか、13音とか)。
指使いが楽譜どおりのでは弾き難い(=手に合ってない)場合もあるので、あまりにも弾き難い場合は再考、あるいは他の版を見て参考にしてみるのも良いかと。


・11小節目辺り
指だけで弾こうとすると5-6小節目あたりから攣ってくるので(笑)、手首というか腕の力(というか重さ)を借りると良いです。
ちょっと言葉で説明し難いんですが、ドアノブを廻す時、手というか肘から先全体を横方向に回転させますよね?あの感じで、特に小指が弾く時に、その運動力を勢いとして加えてあげると良いです。あと、八分音符一つ一つでなく、最低でも四分音符、できれば一小節単位の長いリズムで見ると少し楽になると思います。

・93小節あたりから
両手の最初の八分音符+残りを和音にして(93小節目なら、両手ともミ♭とラ♭)一緒に弾いて、場所を手に覚えさせます。それから、4つのかたまりのうちの一つ目と3つ目(つまり拍の表ですね)にアクセントをつけてそこが合うように気をつけてゆっくり弾く。
慣れてきたらテンポを少しずつ上げる+4つのかたまりのうちの1つ目に(つまり小節内の1拍目と3拍目)にアクセントをつけてそこが合うように弾く
その2:ここは、付点音符(付点八分音符+十六分音符)のリズムにして練習するのもなかなか効果があります。

7月ならまだまだ時間はあります。
無理から弾こうとすると筋を痛めるので、どうか気をつけて頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おかげさまで10小節目あたりの下降系のスケールは成功できるようになってきました。
速くなるあたりも、「ドアノブ」などを心がけて練習してみてます!
7月までに完成できるよう、頑張ります!!

お礼日時:2010/04/20 20:49

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