プロが教えるわが家の防犯対策術!

 J下部組織からのスカウトについて教えて下さい。
 息子は小学校3年生で地元のサッカー少年チーム(サッカー協会公認の公式チーム)に入団していると同時にクラブチームのサッカースクールに通っています。そのクラブチームはジュニア・ジュニアユース・ユースと続くチームでジュニアに関してはスクール生内からのセレクションで入れます。親バカですが現在の息子の実力でいけば入れる可能性は十分にあると思っています。地元チームは区内では強豪で都大会へも出場しますが頑張ってもベスト8止まり、一方クラブチームは都大会優勝も多々、といった差があります。しかもクラブチームは通うのも距離や交通手段が楽で、週2回の平日練習にも学校からの帰宅後十分間に合いますし人工芝グランドにナイター設備とサッカーをする環境が整っています。一方地元チームは交通の便が悪く車での送迎が絶対不可欠となります。また練習場所が学校の校庭で照明設備がなく真っ暗な中で練習しています。ただ息子は地元チームがとても楽しいらしく、クラブチームに入るために辞めるのは多分嫌がるでしょう。
 そこで今後のサッカー進路を悩んでいます。親としてはクラブチームジュニアからJ下部組織ジュニアユースに入れたらと思っています。でも子供の気持ちを考えると・・・。色々な選択肢がある中でこのまま6年生まで地元チームに所属しジュニアユースのセレクションを受けるのも一つかなと。
 よく大きな大会には下部組織がスカウトに来ている、ある少年選手が声を掛けられたなんて話を聞きますが本当なのでしょうか?その大きな大会とはどのレベルの大きさなのですか?都大会でも決勝戦クラスにならないとスカウトには来ないのですか?それにスカウトマンも大会だから必ずいる訳ではないですよね?目に留まる確率はかなり低いものなのでしょうか?またクラブチームの選手にも声は掛かるのですか?
 どなたか詳しい方、またどんな小さな情報でも良いので教えて下さい。
 あと自分のサッカー進路は良かった、後悔している、なんてお話もありましたらお聞かせ下さい。
 よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

スカウトはどんな情報でも、あればどこへでも見にきます。

その意味では、大きな大会でなくとも、情報が伝わればスカウトが来る可能性はあります。ただ、申し訳ないのですがどのように情報が伝わるかまでは詳しくわかりません。僕は小さな頃からずっとサッカーをやっていましたが、やはり親御さん以外の方が見に来るようなことは、都道府県大会のベスト8以上の試合など、ある程度レベルの高い試合でないとありませんでした。
また、プレーする地域も重要だと思います。強豪がひしめく地域であれば、スカウトもそれなりに来る可能性は高いでしょう。僕は埼玉県の生まれなのですが、やはり浦和、大宮といった所はJクラブもあるせいかどの年代も県のトップレベルです。

その意味では、ジュニアユースのセレクションを受け、高いレベルでプレーするという選択肢は正しいかもしれません。しかし20年ほどサッカーをやっていた経験からわかったことですが、プレーには精神面も非常に大きく影響してきます。実力の高いチームに入れたとして、そこで自身が満足してしまったり、チームメートとうまくいかず、試合で力が発揮できず、成長できなければ本末転倒です。またレベルアップのためには、自主的なトレーニングも欠いてはいけない重要な要素です。なので最終的な選択を息子さんに委ねるのも、ひとつの手かもしれません。

また、小さな情報かもしれませんが、お知らせしておきます。知り合いのザスパ草津でやっていた人(現役は引退しました)の方が立ち上げたウェブサイトがあるのですが、そこに関東圏の高校サッカーの強豪校の情報がまとめられています。URLを貼りつけておきますので、気が向いたら見てみてください。見たところ、載っている高校には直接行って調べてきているようですし、中学年代のことに関しても相談に乗ってくれるかもしれません。
大した力にはなれていませんが、少しでも判断の助けになれれば幸いです。

参考URL:http://japanfootballrevolution.com/
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この回答へのお礼

色々教えて頂きありがとうございます。
言われてみればプレーする地域も大事かもしれませんね。そして何よりも精神面。うちの子は弱いんですよね。。。周囲の言葉にメソメソしたりプレッシャーにもメゲます。これはサッカー選手としても今後の人生としても鍛えなければならない課題です。
そして元ザスパ草津の選手のウェブサイト、何でも商売になるもんだと感心しつつ興味深いお話が多々あり気が付くと1時間以上も読んでました。とても勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 02:42

 スカウトは情報があればどこへでも出かけて視察します。

もちろん誰であろうと声をかけます。所属しているチームがあればもちろん代表者にですが。
 ポイントは大会やチームを見に行っているのではなく、選手を見に行っていることです。つまり選手の情報の確認です。よい選手のいることがスカウトの大前提なのです。大きい大会には情報のある選手が複数出場していることが多いのでその姿が目に付くわけです。
 私が知る限り申しますと、J下部組織を経由した選手である家長選手、宇佐美選手は、ジュニアの頃特段有名なクラブに所属していたわけではありません(彼らが有名にしましたが)。しかしながら頭ひとつ、ふたつ、ともすると身体ひとつ分ほど周りの子たちとは違う飛び抜けたプレーで大人を呼び寄せたのです。京都の田舎の公立高校(失礼...)からぽつんとユース代表に選ばれた荻野選手も然りです。スカウトはこのレベルでないとなかなか動きません。

 また、多くのクラブは株式会社であり営利を優先する組織であることを考えなければなりません。そこは子どもであれ、使えないことがわかると躊躇なく切ってゆくプロの現場です。代表の本田選手はJのジュニアユースに所属していましたが、なぜかユースへは昇格していません。当時の首脳が将来トップでの活躍は期待できないと判断したと考えたのでしょう。彼ほどの選手でもこのような状況に巻き込まれます。結果として、彼などは陽のあたる活躍の場が他にもあったので恵まれていますが。何が幸いするかわかりませんね。それほど厳しく、先を読むのが難しい世界なのです。

 クラブが探しているのは金の卵、いずれはトップチームでプロとして活躍できる選手です。ジュニア世代の入団時には本人はもちろん、親の身長や体重、身体能力やスポーツ歴まで参考にする場合もあります。本人の性格も重要な要素です。明るく真面目で素直でないと伸び代は小さくなります。

 兎にも角にもお子さんの考えを尊重されるのが最良の選択であると思います。ジュニア世代ではお山の大将であることも重要です。ゲームに出て、真剣勝負でボールに触れる機会は多ければ多いほど先に繋がります。なによりも楽しんでボールを蹴れる環境があることが大事です。

 Jリーグのスタメンはユース世代で各地方各世代のトップ選手、俗に「あいつはヤバい」と言われた選手ばかりです。各地方トレセンでも抜けた選手の集まりがJリーグです。現時点でお子さんが、周りを見てもずば抜けているというのであれば迷わず直接Jのジュニアへ入団させるべきです。そうでなければお子さんの成長を信じ、6年時にトレセンに選出されるのをお待ちになっても遅くはないと存じます。

 とはいえ、秋田選手や中澤選手のように努力に努力を重ね、並み居る才能の海を渡りきる選手がいることを忘れてはいけません。私はこのタイプが好きですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。Jのジュニアですね。。。あとは都や関東などのトレセン狙いか。。。どの道が子供にとって最良なのか本当に悩みます。何よりも後悔の人生を歩ませたくないので親として出来る限りの手は尽くしてあげたいと。これはどの親も同じ思いでしょうけど。参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/07 02:15

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