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マリファナを吸わされそうになりました。マリファナの何が駄目なのか教えて下さい。

違法だから、という理由ではなく、どう悪いのかという具体的な根拠を知りたいのです。
事の発端となった状況は以下。
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知り合いの男性に、「濃いタバコ吸ってみる?」と言われ、私自身喫煙者なのでどんなタバコなのか興味があり「吸う」と言ったところ、何やら乾燥した草の塊を取り出し、変な穴の空いた缶にのせ火をつけて吸い出しました。

え、なにそれ、タバコ?とビビッてドン引きし、拒否して終わりました。

近くで喋ってる時、息が変な臭さで、タバコ変えたのかな・・?と思ってたのですが、今思えば多分草を吸い出したからなのでは、と推測してます。(タバコは変えてなかった)


ネットやここの質問をいろいろ読んだのですが、
「マリファナは駄目!」
と言い切れるような回答や説明があまりなく、その知人にやめさせる理由が見つかりません。
というか、駄目なのかどうか、調べる内に解らなくなりました。

体に悪い、依存性がある、脳に影響がある・・
それは、タバコやお酒にも言える事。

法律で駄目だから、と頭ごなしに言うのは間違ってる気もするし、そもそも法律が絶対正しい訳でもない。(吸引は規制されてないのは知ってますが、そのへんはおいといて下さい)


あたしはその知人が、非常に心配です。
草に対する知識はあるようですが、古くからの友人も殆どいなくて、心配してくれる人が近くにいないような人です。
そのままハマって、覚醒剤とかに手を出してしまうのではないか。。


別に心がぼろぼろにならないのなら、止める理由は私には特にないのですが。(違法という事実はさておき)
症状も個人差がかなりあるようですね。うーん・・・

長々と支離滅裂ですみません。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

法律で行為を禁止される基準は、健康に被害を及ぼすかどうかではありません。

法律が社会の円滑な運営を目的に制定される以上、そこで禁止される行為は「社会の円滑な運営」を妨げるかどうかです。

たとえば質問者さまが挙げたタバコは、健康に被害を及ぼすという科学的なデータが存在します。しかし健康への被害には個人差が激しく、わずかな副流煙で気管支障害や肺がんになる人もいれば、数十年もタバコを吸い続けて平気な人もいます。またタバコが他者に与える被害も、そのほとんどは喫煙者のマナーと分煙で対応できるものばかりです。そのためタバコの存在は「社会の円滑な運営を妨げる」わけではないとして、健康への被害が著しい未成年を除き、法律では喫煙が認められています。

これまでの科学的な研究において、マリファナが健康に与える被害はあまりないと考えられています。またマリファナは常習性が低く、幻覚や幻聴などの錯乱性もあまりなく効果の持続が短いため、同じく喫煙物であるタバコと比べても安全な部類に入ると言えるでしょう。

しかしマリファナには強い麻酔性があり、使用には著しい倦怠感を伴います。そのため労働意欲を阻害されることが多く、「社会の円滑な運営を妨げる」ものとされています。またマリファナは他の薬物への入り口になる場合も多いため、マリファナそのものはあまり問題はないが、他の問題薬物に手を出すきっかけになるとして、これも「社会の円滑な運営を妨げる」ものとされています。

つまり健康を害する可能性は低いが、その効果が「社会の円滑な運営を妨げる」のでマリファナは法律で禁止されているのです。質問者さまが「社会の円滑な運営」など関係ない、社会がどうなろうと知ったことじゃないと考えているならともかく、そうでないならマリファナに手を出すべきではありません。これは単にマリファナの是否だけでなく、人としての生き方とプライドの問題です。

ちなみにマリファナを過剰に持てはやす人々も一部に存在しますが、そういう人たちはマリファナの持つ効果を期待する、すなわち自分が何かに頼らなければいられない自我の未熟な人間だと告白しているようなものです。そんな人たちに勧められて吸うなんて、これほどカッコ悪いことはありませんよ。
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この回答へのお礼

一年以上も返事が遅れてしまい申し訳ありません。

しばらくその友人を見守っていたのですが、見ている限りではもう大麻を吸っていなさそうです。
皆さんの意見を読み、私の質問に一番しっかり答えて下さっているご回答だったので(4の方と少し迷ったのですが。。)、おくばせながらベストアンサーに選ばせていただきました。(あまりにも期間が空いてしまいましたので、他の方へのお礼コメントは省略させていただきます。ごめんなさい)

皆さんの回答をもとに友人にもう一度話してみました。
大麻は悪くないという考えは変わらないようですが、私が色々調べたりしてきた事で「そんなに本気で心配してくれてるなら止める。考えてくれてありがとう」と答えてくれました。

本当にやめたかどうかは分かりませんが、他の薬物にも手を出してしまわない事を祈って
その友人を見守っていこうと思います。

皆様のご回答、本当に大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/12 16:32

他の方がおっしゃるように、日本での使用は法律が変わらない限り


使用すべきではないのは私も同意見ですが、いくつか違う観点で
述べるなら、

まず、大麻(樹脂も含む)で幻覚を見る事はごくまれです。
覚せい剤と大麻は法律でも分けられてるように、根本的に作用が違います。
私は海外生活が長かったので、これらを使用する周りもごく普通にいたのですが、
良く皆さんが言われる”大麻は覚せい剤の入り口”と言いますが、作用が著しく異なる
ため大麻は良くても、覚せい剤には手を出さない人間もたくさんいる事も知っておいてください。

ヨーロッパ(国にもよりますが)は基本的に大麻に寛容です。日本で言えば、お酒を飲む
人、そうでない人に近い感覚があると思います。
実際、お酒を飲んでる感覚に似た感じである事も一つの要因です(個人差はありますが)。
日本の年配のかたでも、大麻の効果を良くご存知な方も多いですよ。
GHQ以前は大麻に関する法律がなかったと聞いてますから(確かではありません)。

もう一点は、厚生労働省等が言う体への障害について、某市民団体による情報開示請求によって彼らが明確な回答や結果を実証できてない事が明らかになっています。
つまり、”ダメ、絶対”といいながらも、その根拠を示せと言われても何の裏付けも持っていないと言う事です(大麻に関してのみ)。
彼らの主張は薬物標本を直訳しているだけで、自ら科学的に証明してる訳ではありません。

違法という事を除外して考えれば、大麻だけで心がぼろぼろになる事はまずないでしょう。
精神疾患を患っていれば別問題ですが。基本はリラックスするのが目的で使用する場合が多いので、覚せい剤のような所謂”覚醒状態”にはなりません。眠気や怠惰感が主で、ケンカや口論と言った事もまあ無縁に等しい気もします。
こういった事も踏まえて、酒より大麻と言う声があがってきてるのではないでしょうか。
また、大麻にニコチンはないので常習性はありません。
やめたければいつでも止めれますし、苦しむ事もありません。

問題点は他の方もいっていますが、労働意欲の低下だと思います。
比べる対象で言えば、やはりお酒でしょうが、酒を飲んで仕事ができるかを考えれば良いと思います(人それぞれですが)。
あとは癌でしょうか。大麻はタバコを吸わない人も好みますので、そこは嫌煙ではないのでしょう。

大麻はカンタンに止めれます。なので、本人の意志次第だと思います。
また大麻がゲートウェイになるかどうかは、その方の交友関係や元々の性格
次第です。気が弱ければ覚せい剤に行く可能性があります。

まあ、どちらにせよよく監視しておくのがベストでしょう。もし覚せい剤に手を
だしてれば、質問者の方でも容易に気づくと思うので。
抑止策は、そういった事ができる環境を作らせない事です。他人が止めるのははっきり
言って不可能に等しいです。あるとすれば法律か自分の子供くらいでしょうか。
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ゲートウェイドラッグだからです。

大麻についてはいろいろと議論があります。煙草よりもはるかに害が少ない。海外で一部容認している国がある、等々。しかし、これが多種多様な違法薬物の入り口となるケースが多いようです。
かならずしも大麻がゲートウェイドラッグにはならないという意見もありますが、要するにこの日本で違法とされている薬物であり、それに簡単に手を出すということは既に規制薬物に対するハードルがかなり下がっている、と考えていいでしょう。
ばれれば確実に手が後ろに回るようなことを敢えてする必要はないんですよ。
大麻容認の議論をするなら、法を守りながらするべし。あなたのお友達もおそらく大麻だけにとどまらずジャンキー一直線の地獄に落ちると思いますよ。
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 脳内において、刺激の信号の伝達は、神経電流のみで行われている訳ではなく、様々な種類の脳内物質と総称される化学物質によっても行われています。


 脳内物質は一部の脳細胞から分泌され、別の特定の脳神経を興奮させたり、逆に抑制したりします。
 又、別の種類の脳内物質を分泌する脳細胞の働きを、促進したり、抑制したりもします。

 麻薬や覚醒剤等のドラッグの類は、脳内において、脳内物質と同様の作用をして、脳に誤った信号を発信します。
 普通、脳内で分泌される脳内物質の量は微量なので、脳内物質と比較して量が多い薬物は、異常に強い信号となります。
 この様な、過剰な化学物質の刺激を受けると、脳は正常な働きを保とうとして、同じ働きをする脳内物質の分泌を減らしたり、薬物による信号に対する感度を低下させたりする様になります。
 そうなってから、薬物の摂取を止めると、分泌量が減った脳内物質だけでは、感度が低下した脳に対する信号の強さが不足して、脳が正常な働きを保てなくなります。
 つまり、薬物が無いと脳が正常に働かなくなるという事です。

 薬物の怖さはこれだけではありません。
 人間(動物もですが)が目的を達成すると、満足感や達成感を感じるのは、脳内の報酬系回路と呼ばれる、心地良さをもたらす神経回路が働くためです。
 依存性のある薬物は、直接的か間接的かの違いはありますが、何れも最終的には報酬系に働きかけて、強い満足感を生み出します。
 その場合に得られる満足感は、薬物の異常に強い信号によって生じたものですから、通常の経験では得る事が出来ない程、異常に強い満足感になります。
 つまり、薬物を摂取すると、「薬物依存症を克服した場合に得られる満足感・達成感」や「前向きに充実した人生を送る事によって得られる満足感・達成感」よりも、強い満足感や達成感が得られるため、薬漬けけの人生から抜け出す事が出来なくなる訳です。
 このため、一度は薬物中毒から脱した人達の中には、禁断症状が現れないにも関わらず、再度、薬物の使用を始める人も少なく無いそうです。

 ですから、安易な考えで手を出しては取り返しのつかない事になるおそれが少なくないと思います。
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この回答へのお礼

非常に解りやすい説明をありがとうございました。
調べてきた内容と照らし合わせて大分整理がつきました。

ただ、やはりそれでは依存性のあるタバコなどとどう違って何が駄目なのか、知人に理論的に説明できない気がします・・

補足というか疑問ですが、「一度は薬物中毒から脱した人達の中には、禁断症状が現れないにも関わらず、再度、薬物の使用を始める人も少なく無い」って、その充足感を求めてまた使用するって事ですよね。それって禁断症状とはいえないんですかね?

お礼日時:2010/04/27 17:21

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