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犬という語がつく言葉は そのほとんどが良くない意味で使われています。(例* 犬死、犬侍、犬山椒、犬畜生、犬食い・・・・) 
犬は 古来から人間の良い友人であり、助けてくれる忠実な動物であるのになぜよくない意味の言葉の接頭語?として使われるのでしょうか? 対して おなじ 人間に変われている動物なのに猫にはそのような言葉は犬ほどには内容に思われます。なぜ 猫畜生などとは言わないのでしょう?

A 回答 (3件)

御質問の場合、犬というのは人との対比で使用されてます。

つまりは、人格を否定するような意味を持たせる為に使われている、と思います。法律用語で基本的人権、などというものがありますが、これを満たさないような、人としてのプライドにかかわる、といった事をいうのに、人以外の生き物の代表として犬が比喩的に使われている、と思うのですが。
なぜ猫ではなく犬なのか、という点については、犬の方が家屋内に入る事がなく(座敷犬というのは一般的でなかったと思います)、外で生活しているイメージがある為ではないでしょうか。身近で家のまわりで生活しながら家に入れない、という点で、おちぶれた人間の生活との対比が実感を持ってとらえられたのだと思います。人とのかかわりが深く、人に忠実な犬は主従関係の「従」であり、人より下の存在ですから、人がランクダウンすると犬が自然に連想される、ということでしょう。
御質問にある「犬は古来から人間の良い友人」、というところが昔は多少事情が違っていたのではないでしょうか。「犬は古来から人間の忠実な下僕」だった、と考えれば疑問も解決するのではないか、と思いますが如何でしょう。
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この回答へのお礼

なるほど! 人間と犬は 横の関係ではなくて 縦の関係そのものだということなんですね。

考えてみたら 犬が 家族のように扱われだしたり、友人のように言われ始めたのは、日本が 裕福になってきた時代からですよね。

昔の犬は 人間の残したご飯に 味噌汁をかけたりしたものを食べていたりしたんですものね。

それまでは いくら犬が忠実でかわいいといっても あくまで従と主の関係でしかなかったんですね。

なんか 犬に対する人間の考え方で いろいろその民族の文化というものが垣間見ることができるなぁと思いました。
有難うございました。

お礼日時:2001/04/02 21:44

猫=主人にへつらうことをせず、超然としている。


犬=主人にしっぽを振ってこびへつらう。
という犬と猫のイメージから、犬の方が悪い意味の言葉が多いんではないでしょうか?
もちろん愛犬家から見れば「古来から人間の良い友人であり、助けてくれる忠実な動物である・・・」って事になるんですけど、長所って違う見方をすれば、短所にもなりますからねえ。
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この回答へのお礼

私としては 犬の誠実でけなげ(?・・・というべきなのでしょうか? 見方によっては へつらう?)なところが好きなのですが、裏を返せば ほんとうにいやなところになってしまいますねぇ!

おもしろいですね。

人間もそうですね。
長所って 裏を返せば短所・・・
奥が深い回答を有難うございました。

お礼日時:2001/04/02 21:51

なぜ、犬が接頭辞として使われると、軽蔑したりさげすんだりする意味に


なるかについては、私にはわかりません。おそらく身近であって、その生
態をよく観察しているからでしょうか。

ではなぜ、ここに回答を寄せているかといえば「猫」の方にもかなり良く
ない意味をもつ言葉やことわざがあるからそれを以下に紹介するためです。

猫なで声
猫の目(はげしく変わる)
猫の鼻(つめたい)
猫の額(狭い)
猫舌
猫背
猫の食い残し(たべ散らかした行儀の悪い食べ方をいう)
猫をかぶる、猫かぶり
猫ばば

など、案外に多いものだと思われませんか。
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この回答へのお礼

そうですねー!
猫という語を使って 表現した良くない言葉は
かなりありますねー!

こうやって並べてみると、本当に 猫の生態を良く表している言葉ばかりですね。
犬ばかり ということではないんですねぇ。

有難うございました。

お礼日時:2001/04/02 19:49

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