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鍼灸の理論
現在鍼灸の学生ですが理論についてかなり疑問を感じるようになってきました。
気とか経絡とかをベースにしていますが、物体として発見されていない物を根拠にしていることに???を感じています。「ある」という前提ですべてが進みますので私としては苦痛でしょうがありません。
先生に聞いても明確な答えはなく、最近では私を相手にするのも嫌そうです。
私自身いろいろ本も読みました。しかし納得できず・・。
実費で治療するのだからこそ私は本当に納得した上で治療にあたるべきと考えています。

西洋関係の先生もいらっしゃるのですがこちらは逆に私が聞いても(西洋医学のこと)的確に返答してくれます。そんな西洋の医療関係者の方と一緒に働きたいという思いが日々つのります。
ただ東洋でも好きな点はあり、患者の会話、触診を大切にする、パーツでみないなど・・。

尊敬できるのは西洋の医療関係者です。本気で勉強し、本気で患者を助けようとしている気持ちが伝わってくるからです。
鍼灸では西洋の病院で働けないこともあり、やはり西洋関係の学校に編入が一番かとかんがえております。(一応大卒)しかしまだ卒業していないのでちゃんとやりきってから言うべきかもしれません。本音は卒業したいのです。
東洋と西洋についての意見を聞かせて下さい。私についてのアドバイスも受け付けます。

最後に鍼灸師を批判しているわけではないので誤解しないでください。あくまで私が理論に納得できないということです。お願いします。

A 回答 (4件)

私は素人ですが、本を読んでツボを勉強し、鍼は無理ですが、お灸や指圧は自分でやっています。



胃痛、頭痛、生理痛など、日常のちょっとした不快な症状に対して、化学薬品を摂取するのは簡単かつ即効性のある対処法です。 しかし、鎮痛消炎剤など、目的の痛みは除けても、どこか他の臓器に多少なりの負担をかけていることは無視できません。 

知人に、初期の腎臓病の方がいます。 その人は、たまたま尿検査でそれが見つかりました。 その結果、診断が下り、現在は少量の薬を飲みながら進行を抑えています。 医者からは、アセトアミノフェン以外の市販の鎮痛剤の使用は禁じられています。 腎臓への負担を懸念してのアドバイスです。 それ以前は、何かあるとすぐに鎮痛剤を飲んでいたようなので、自分ではそうと知らずに腎臓にダメージを与えてきたと考えると恐ろしいものがあります。

>気とか経絡とかをベースにしていますが、物体として発見されていない物を根拠にしていることに???を感じています。

機械から打ち出される検査結果は事実といえばそうでしょう。 しかし、何種類もの検査はしたものの、肝心の検査項目を抜かしてしまったために診断が遅れる場合もあります。 検査結果に従って投薬しても、全く効果がないどころか、逆に他の臓器を痛めてしまうこともあるでしょう。 根拠に関する質問に答える場合でも、教科書の中に回答があるのなら、それらを暗記すれば答えられます。 しかし、教科書を丸覚えしている人が良い医者とも限らないでしょう。 データが目で確認出来る?西洋医学でも、やはり最終的に頼るのは、医師の知識と経験からくる勘ではないでしょうか。 

私は、胃痛や頭痛、生理痛のときは、まずツボをよくマッサージし、せんねん灸を自分でうちます。 特に冬場の冷えの場合、体内から温まるのが実感できますし、多少の胃痛なら4本くらいうてば痛みが軽減します。 自分の指でツボを触ると、その部分の凝り具合が分かります。 そして、指圧や灸のあとはかなり軟らかくなったと、自分でも確認できて、その頃には痛みも気にならなくなります。 
たった10分くらいの治療?なんですけどね。 人間の身体って本当に不思議なものだと感動さえ覚えてしまいます。

西洋医学を否定はしませんが、最近は患者の身体はほとんど触らず、検査のデータだけで診断を下す傾向が強くなってきたと聞きます。 その点、東洋の医学は丁寧に触診し、即効性に頼らず、内側からゆっくり、体質改善に近い形で治すわけですから、根本的に治療へのアプローチが違うような気がするのです。

ですので、東洋vs西洋という視点でなく、将来、医療・医学に従事していく上で、何が一番gklkjooさんご自身にとって納得のいく分野なのか、そこが重要ですね。 納得のいかない状態で続けるのは辛いでしょうし、その迷いが治療効果に悪影響を与えてしまうかも知れません。 かなり贅沢な話ですが、一番理想的なのは両方学んでみてから結論を出すことでしょうね。 隣の芝生は青いものですから、同じレベルまで掘り下げて学んでみてはじめて両者の比較が公平にできるのではと思います。

これからもお勉強、頑張ってください。 応援しています。
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この回答へのお礼

そうですね。結論を出すのは早すぎかも知れません。せっかく勉強できる環境にあるのでもう少しがんばってみます。それでも納得できなければその時に考えます。納得できない状態で治療するのは患者さんに失礼ですし・・・。唯心、唯物論を学習し、がんばっていきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/09 11:49

気や経絡といったものは人体上で展開される一種のソフトウェアですから、どんなに細かく解剖したって物質として取り出すことはできません。

鍼灸というのは、そのシステムを運用する方法を学ぶものと理解しています。十分価値のある学問と思いますのでお続けになられては。
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この回答へのお礼

確かに太極拳など気を感じやすいと聞いたことがあります。
もう少しやれるだけのことをしてみます。それで駄目なら又次を考えていきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/08 17:09

こんにちは。



貴方の疑問やわだかまりは理解出来ますが、西洋思想の唯物主義には限界があることを知った方が良いです。森羅万象、我々人間が認知できる事は一割にも届かず、貴方が今生で学んだ事はさらにその一割にも満たない事も現実です。

対処療法としての即効性は確かですし西洋の唯物理論は否定しませんが、我々が感知できない9割の領域に踏み込むならば東洋的不可視の部位に目を向けざるを得ないでしょう。そこには理論より経験値や感性が優先します。

今医療で問題なのは枝分かれした専門分野だけでの対処療法(薬漬けもですね)であり、感情やカルマと言った不可視の要素には関心を持たないことです。

貴方の融合された医療は私も同意できますが、今の社会システムでは程遠いことなのでしょう・・・。何しろ結果が最優先される社会ですし、理論証明できない事には地位を与えないのが学会の常ですし。

人名を尊重し、奉仕の心を持った立派な医者は間違いなく居られますが、地位と名誉と言うフレーズに心を動かされるタイプの人は東洋医学に関心を持つことは無いでしょうね。

因みに私は両方の医療を活用していますね。アフターケアーは東洋医学、特に針灸は湿布や電気治療には無い効果がありますので。
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この回答へのお礼

やはり物理主義、唯物主義として鍼を見ていこうと思います。鍼師としては間違っているかも知れませんが・・・。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/08 17:00

西洋医学と同じ解剖学的な「科学」で全て説明付けるとなると鍼灸の世界は厳しいと思います。


ただ歴史的、経験的にこう考えるというものが東洋医学の体系だと思います。
その前提で勉強されるのがよいかと。

西洋医学では解決できない問題でも東洋医学で解決できるケースもあります。(もちろんその逆も)
人間にとってためになるソリューションを提供するという意味では同じだと思います。
理屈がわからないと納得できないというタイプだと思いますが、東洋医学では今の科学では
明確に説明できない、ということだと思いますよ。

ちなみに今住んでいる韓国では西洋医学の医者と東洋医学(韓方といいます)の医者がいて
両方とも専門大学があり、病院があります。
日本は西洋医学に偏重している感じがしますね。
みな、それを併用しているようです。
たとえば、夏バテとか長期の体調不良なんてのは韓方とか・・
(こちらでも双方あまり仲はよくなさそうです)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。私には東洋は向いてないのかもしれません。
しかし西洋をベースとした鍼をやっていこうと思います。

お礼日時:2010/05/08 16:48

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