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英語の翻訳ソフトの購入を迷っています。 オンラインの無料翻訳との実力の差はあるのでしょうか。 大して変わらないようなら、ソフトの購入はやめようかと思っています。 どなたか、お試しの方おられましたら、教えて下さい。 また、お勧めソフトもあれば教えて下さい。

A 回答 (2件)

私からも少しお話させていただきます。



現行の翻訳ソフトは、ほとんど、あるアメリカの会社からの翻訳エンジンを購入して加工しているのですが、その元が、チョムスキーの生成文法からなりたっていて、それを日本の会社が味付けしているだけです。しかし、東芝と富士通は独自だったとは思います。東芝は、かなり古い時代から開発していますが、また、富士通は、本来、富士通の傘下の中でこなしているので、販売はしていても、個人ユーザーを相手にはしていないような気がします。

しかし、この10数年、翻訳ソフトの実情は変わっていません。使い勝手が改善しているだけで、今の方法である限りは本質的な改善はされません。期待されていたわけには、ユーザーの失望させる部分が多く、どの会社も機械翻訳のソフトウェアは、うまく行っていないように思われます。

それと、パンフレットの内容は、まったくインチキに近いです。宣伝用に、フレーズを正しく翻訳できるように用意されているに過ぎません。

これらのものとまったく違う期待された機械翻訳のシステムの大家・長尾真氏が、NTTと共同開発しているといわれる翻訳ソフトがあります。それは、携帯電話に応用した音声認識システムによる翻訳で、機械翻訳には応用されるようにはありません。テレビ等では紹介されました。アメリカ人が、携帯電話の翻訳ソフトだけで、日本国内を旅ができたといいます。たぶん、1960年代からの構想から、やっとハードが整備されて実現したけれども、これ以上を期待するのは無理かもしれません。

#1さんに意図して違う話を書くわけではありませんが、私の意見としては、

 ・豊富な辞書があっても役に立たない。辞書が豊富なら豊富なほど、翻訳がボケる。辞書は自分で作ったものでしないとあまり意味がない。だいたい、基本辞書以外の専門辞書は、1,000~3,000語ぐらいのユーザー辞書でまかなえることができる。つまり、ユーザー辞書の登録の面倒な翻訳ソフトなどは、とても使いにくい。3,000円ぐらいの昔あった、ポケトラエコ(現在の「翻訳ピカイチエコ」3,900円)と、同系列の会社の10万円以上もするソフトと、基本的には変わらない。事実、中身の翻訳エンジンは同じ。

 ・人称代名詞など、基本的な部分の選択できないもの、文法重視の翻訳は意味がないし、有名なソフト(F社)でも、ダメなものもある。
 
 ・基本的には、英辞郎+PDICの辞書と専門辞書があれば十分。単に、日本語にするための切り分けが簡単にできれはよい。

 ・翻訳メモリがついているものと、そうでないものの違いがあって、翻訳メモリがあるものは値段が高くなり、翻訳メモリがついていないものは、専門の翻訳にはまったく役に立たない。翻訳メモリだけのソフトは、最低価格 1~2万円(辞書は基本辞書のみで、後はEPWINGの辞書を自分で購入する)。しょせん、機械翻訳は、できの悪い生徒の添削のような作業だから、翻訳文などはないほうがよい。
 
 ・現在、翻訳ソフトは、ネット翻訳よりも劣るものが多い。
 
 ・私自身は、翻訳(支援)ソフトは、実際は文章の切り分けに使う。それ以上には、間違った翻訳文を直すのは、逆に煩雑で、何の役にも立たない。

翻訳ソフトの評価(Green and White)
ttp://homepage2.nifty.com/oto3/sokuho.html
一時期、某社とトラブルになったサイトです。それは、上記で書いた、メーカー側で用意した文章を翻訳させたことをすっぱ抜いたからです。ここのサイトの評価の欠点は、使いこなしについて触れていません。例えば、T製品のように、暇な人ならともかく、講習会が必要だなんていうのは、論外だと思います。L社のように単語登録するのに、1分近く掛かるのは論外です。数秒で登録できなければ、使えません。4~500行で、行の切り分けしようとしたら、再び翻訳が始まり、数分も待たされるのも、使い物にはなりません。

MTSG -バベルMT研究会
ttp://www.babel-edu.jp/mtsg/wiki/wiki.cgi
機械翻訳のソフトの概要と、その使い方のテクニックが出ています。
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この回答へのお礼

とても丁寧な解説ありがとうございました。 会社により使い勝手も違うのですね。 じっくり、検討していきたいと思います。 ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 10:36

私は仕事柄英文を大量に読み書きしますので、使っています。

長文の英文を放り込んで、とりあえず下訳させる、という使い方です。その経験で言うと、安いソフトを購入するなら、オンラインと実力は大差ありません。特に日本文を英文に翻訳させる方は、駄目です。

ただし、ソフトには例文集や基本的な言い回しの事例集が附属する、コピペがしやすくなっている、長文でもPCのパワー次第でいくらでも対応する、などネット上の翻訳には無い便利な機能がありますから、買っても悪くはないと思っています。

あなたがどのような用途で翻訳ソフトを購入されようとしているのかにもよるのですが、
1.翻訳ソフトの実力は価格に比例します
2.分野ごとの専門辞書が必要で、それは別売りになっている場合が多いです
3.どのような翻訳ソフトを購入しても、最終的には自分で書き直す、特に日→英
ということは、知っておいた方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。 安いソフトだとあまり変わらないのですね。。 仕事関係で、契約書等の翻訳に使いたいと思っています。 価格と実力を考えてみたいと思います。

お礼日時:2010/05/10 21:29

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