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(まんが)絵の上手い下手って、単純に費やした時間に比例するものなんですか?
うちの三姉妹。三人並んでおこたでチラシの裏にお絵描き。
十年後。
一人は玄人はだしの腕前に。(まんが絵ですが。マジにプロ漫画家と遜色がないレベル、絵だけ言うなら。下手な新人漫画家よりずっと上手い)
一人は所詮趣味の域。(まさに下手な新人漫画家レベル)
一人は未だに子供のお絵描き。(まだ未成年だけどもう子供じゃないのに…)

ほぼ同じレベルからほぼ同時にスタートしたというのに、着地点に相当バラつきが出ました。このバラつきっぷりはナゼだろう…と首を傾げています。
単純に、年齢の差?(幼稚園児と小学生では、才能以前に単純に年齢が上のほうが上手い←技巧的に 絵を描くでしょう?)そういえば年齢と腕前がきちんと比例しています。
しかし、もう十年経ったときに末っ子は今現在の長女の域に達するか?という問いには、…おそらく(しかしかなりの高確率で)ノー。

これが、才能の有無かとも思いましたが、…どうも、才能というほど才能であるような感じは見受けられない。
単純に、お絵描きにどれだけ時間を費やしたか?どれだけ多くの絵を描いたか?
で、絵の巧拙って決まるんですか?
それとも学習法??
更に他の何か??

ちなみに、お絵描きに費やした時間は長女と次女が同じくらい、末っ子はやや少なめ。
長女は雑誌の人物写真を描き写したりは、よくしてました。
でもコップ描かせても長女が一番上手いんですよねえ。

A 回答 (4件)

他の方へのお礼に書かれている”技巧の問題”という点から回答してみます。

あえて才能やセンスを考慮せずに考えてみました。

「見たものを見たままに描く」技術は上手な絵を描くための基礎中の基礎といえる重要な技術です。
この技術を磨くための唯一の練習方法は「ひたすら見たものを見たままに描く」こと。
このサイトには山のように「どうやったら絵がうまくなるか?」「絵がうまくなる練習法を教えてほしい」といった質問がされますが、よせられる回答のほとんどは
・実物(何でもいい)を見ながらひたすらデッサンをする。
・写真を見ながら模写する。
・好きな漫画やイラストを模写する。
のどれか、または全部です。本当にたくさんありますのでいくつか見て回ると参考になると思います。
これらをしっかりやっている人は大体何を描かせても上手いです。それこそコップとか。
それを知ってか知らずか長女さんが雑誌や図鑑の写真をひたすら模写し続けていたことが絵の基礎力を上げる訓練になっていたのではないでしょうか。
同じ時間を絵描きに費やしていたはずの次女さんがそれほどうまくない>目の前にあるものを見たまま写す ということが不得手 ということは、長女さんと比べて圧倒的に模写した分量が少ないのではないかと推測します(時間ではなく量)。絵を描いてはいるものの、(結果的にですが)絵が上手くなる為の練習はあまりしていないということです。デッサンや模写は練習次第で誰でもある程度描けるようになりますから。
また、描けば描いただけ上手くなるのは本当です。1枚目と2枚目では差はほとんどありませんが1枚目と1万枚目では明らかに1万枚目の方が上手いでしょう。ただし、しっかりしたデッサンや模写を1万枚描いた人と落書きを1万枚描いた人では見につけた技術に大きな差が出ると思います。
絵に限らず、スタートラインは同じはずなのにいつの間にか差が出来ている事ってよくあると思いますよ。習い事とか部活動もそうですね。遊びの延長で楽しくやっている子、もっと上手くなるにはどうしたらいいか考えながらやってる子、黙々と基礎練習をこなす子…同じことをやっているように見えますがそれぞれ違いがあって面白いものです。
自分なりのコツをつかんだのか急に伸びる子もいますね。長女さんはコツをつかむのが一番早かったとか?
他には、骨格や筋肉というものを理解できるようになるとポーズやバランスに違和感がなくなる為、一気に上達したようにみえます。雑誌の人物の模写や図鑑の動物の模写はこれらの勉強方法としても抜群の効果があると思います。

長女さんは3人の中では絵に対する愛着や執着が少ない方である(ように見える)という件について。必死に絵の勉強をしたわけじゃないのにめちゃくちゃ絵がうまい人というのは確かにいます。そういう人は「息をするように絵を描いている」のだそうです。暇さえあれば自然と手を動かして描いている。絵を描くことは練習でも趣味でもない、生活の一部のような感覚なので必死な感じがあまりしません。傍から見ていると執着が薄いように見えてしまうのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

おお~!
「を描いてはいるものの、(結果的にですが)絵が上手くなる為の練習はあまりしていない」
というくだりになるほど!と膝を打ちました!
あれですね、同じ筋トレをしてもただ漫然とやっている人と意識してやっている人とでは成果に差が出る というのと似た原理ですね!?
そういえば二番目は、実物の模写 というのは全然やっていないですよ!(頭の中身を吐き出したいのであって、実物を移し変えたいのではないから←あと下手だから一層やりたくないらしい。自分でもありえない構図になっているのが理解できている。描いた花壇の絵、それは何の心理描写か というほどに花壇と校舎に距離があった…)

お礼日時:2010/05/16 00:30

いくつか理由はあると思います。



ただ絵が上手くなるというのには箇条書きにすると以下になるかと。

1:単純に才能
こういう人はそもそも物を見る目からしてまったく違うものを見ているので、説明し辛いのですが、2以降のことを無意識にできている人なのだと思います。

2:観察力がある
絵を描く上で必要必須の力といって過言ではありません。
ただボーっと見るのではなく、どこがどうなっているのか、どういう風に動くのか、どういう風に物が存在しているのか、を見る目を持つこと、です。

3:分析力がある
上記とセットとしてみてください。
観察力があっても、分析できなければ当然、ただ見てるだけです。

4:表現力がある
言い方はあれですが、ようは手に持った筆記具を使って、観察して分析したものを如何にして紙面上(もしくはPCを使っているならモニター上)に描き出せるかという力です。
影のつけ方とかを研究するのはこの部分ですね。



2~4は基本的に絵を描く際に私が講師から教わったことでした。
『凡人でも2~4を心がければ、絵がかけないところからスタートしても描けるようになる』とのことです。

1は講師いわく、『2~4を無意識に全部できる人間を才能があるっていうんだ』だそうでした。


三人の娘さんはどのタイプなのかは分かりませんが、長女さんはきっと目がいい人なんでしょうね。
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この回答へのお礼

1は全員になく、2・3は二番目が、4は一番上が持っていますが末っ子は持ち合わせていないというのが忌憚のない意見です。(本人にはナイショ…)
特に二番目が2・3に突出しているように見え、とにかく何でも原理法則を探り解析し分析する。どこがどうなっているのか、どういう風に動くのか、どういう風に物が存在しているのか、そればかりでただボーっとして見る、全体で捉える、花を花として無心に愛でる ということをしていないのではと心配になるくらいです。植物なら半分に切って構造を一つ一つ調べてもヘンではありませんが、動物でそれをやったら…。幸い、動物図鑑とかで骨格図とかを眺めている方向に行きましたが…。でも4にはつながらないんですよねえ。
一方で、2・3が薄そうに見える1番目も、4で表現しているので、しっかり持ち合わせてはいるはずです。

お礼日時:2010/05/16 00:39

回答という回答ではなくて申し訳ないのですが;



すごく興味深いお話です!
私は絵を描く仕事をしていますが、もともと自分に才能があったとは思っていないので、努力をすれば誰でも絵は上手くなると思っていました。
でも、練習量がどうこうというのはあまり考えていませんでした。
練習量が同じくらいでもすごく差があるとのことで…そうなんですね…!

一つ思うのは、3人の「好き」度合いの差ってありませんか?
一番上手い方が一番「絵を描く事が好き!」とか。
末っ子さんは、絵を見たりするのは好きだけど、描くのはまあそれほどでもない、とか。
もしかしたらその差が「上手さ」に関係するのかもしれないです。

で、もし上記のような差があるのでしたら「好き」と思える力こそが「才能」と呼べるものなのかもしれないですね。
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この回答へのお礼

努力をすれば誰でも絵は上手くなる…まさにこの状態なんですよ。
ただ、同じ程度に努力している(ように見える)のに、ばらっばらなのはナゼなのかなあ、と。
好き度合いに差は…あんまりないみたいです。
ただ、一番上は動物がすごく好きで、そのせいか動物を描くのもすごく上手い。『動物のお医者さん』並に、動物によってはそれ以上に上手い。(図鑑とか『シートン動物記』←ウチにあるのは大人向けの全集なので、氏のスケッチや資料写真が多数掲載 をやったら写してました)だから、動物の絵については割にすんなり好きの度合いの差説は頷けますが…。
ちなみに、一番無邪気にのびのび「描く」行為を楽しんでいるのは末っ子。
真ん中にとってはどうやら頭の中にある何かを目に見える形にするための手段(風景を描くにしろ人の絵を写すにしろ、目の前にあるものを見たまま写す ということが不得手)。
一番上は…何でしょう、これが一番、描くということに愛着も執着もないように見え(まあある程度のレベルに達してしまったので、余裕が出来るのかもしれませんが)、そういう子が一番上手いって…?と首を傾げています。

お礼日時:2010/05/12 22:49

私は絵が苦手ですが、今は亡き母は小学生の頃から得意で、入選作がデパートで展示されていたそうです。


私は下手な横好きなのですが、母から絵を描くセンスが悪いと言われていました。頭で考えて描くのではなく、う、目で見た通りに描けば良いと言われていたのですが、見え方が違うようでした。例えば、丸いものを丸いと考えずに、上下・左右・前後で丸みが違って見えるので、見えた通りに描けば距離感や立体感が出ると教わりました。そんな母でも苦手なのは、透明なビンで、ビンの向こう側に見える景色がうまく描けないと言っていました。
私の弟は私よりも絵のセンスがあるようで、時間をかけたからと言って良い絵が描けるものではなく、努力よりも才能がモノを言うと言っています。確かに名画は、力作や労作もありますが、天才が一晩で描き上げたものがおおいようです。
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この回答へのお礼

回答 ありがとうございます。
やはり才能 というやつなのでしょうか?
ただ、単純に技巧の問題を言うなら、費やした時間が多ければ多いほど上手くなるものなのかなあと。
…うちの三姉妹はそうでないですが。

お礼日時:2010/05/12 22:52

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