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1/43ミニカー ダイカスト製とレジン製の違いについて

1/43ミニカーをコレクションしているのですが
最近、どのメーカーもダイカスト製ではなくレジン製のミニカーの比率が高くなっていますが
ダイカスト製に比べレジン製はメーカーにとって、どのようなメリットがあるのでしょうか。

また、今後はダイカスト製ミニカーは減少してしまうのでしょうか。

ご回答宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

メーカーにとっての最大のメリットはやはりレジンは金型が必要ないということでしょう。



通常、ダイカストミニカーを作る場合には金型が必要となり
最低でも、ダイカストボディー型、ABSパーツ型、クリアーパーツ型、タイヤ型の4つが必要となります。
更に最近のモデルは、より細かく再現するためにパーツ数が多いため、
もっと多くの金型が必要となると思われます。そのため金型代だけで数百万円くらいとなり
その金型代を償却するには数千から1万台程度以上の販売が見込める
モデルである必要があると思われます。

それに対し、レジンは原型作製し、それを元にシリコンで型取りして型が出来上がります。
そのためダイカストに比べ初期コストが抑えられます。
また、シリコン型は弾力性があるため、ある程度のアンダーカットも再現でき
金型では再現できない部分も実車通りに再現することができますし、仕様変更等も
原型をの形状をいじるだけなので比較的簡単に行えます。

このように初期投資コストの違いが最大のメリットといえるでしょう。
絶対に決められた数量以上を販売しなければ儲けの出ないダイカストに対し
レジンは売れる分だけ作ればいいという感じでしょうか。

ただし、レジンパーツは金型で成形したABSパーツ等に比べ
格段に精度や強度が落ちるため機械的に組立てることができず、全てが手作業となり
コストは上昇してしまいますが、より細かい部分も手作業で再現できるため、
ダイカストに比べ再現度は上がります。

どの業界でもそうですが景気の低迷により売上げが落ちているため、
今後もレジン比率は増加すると思われます。
金型償却費回収の見込めないモデルは必然的にレジン製となり、
未だに製品化されていないモデルは人気薄のモデルばかりで、
魅力的な実車も減っているので残念ながらダイカストミニカーは減少し続けるでしょうね。

もし、ダイカストミニカーを存続できるとすれば、販売台数が見込めないモデルを
価格を上げてでもダイカストで作るか。
直販等で中間コストを抑え、出来は現状維持でより低価格化して
販売数を伸ばすぐらいしか無いのではないでしょうか。
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#2です。



ダイカストの場合は通常ですと万単位での製造になります。つまり一個あたりの原型、金型の費用は安くなるので製造コストは製造数が多くなるほど下がります。
レジンの場合はせいぜい数百の単位での製造で鋳造そのものに手間がかかるので一個あたりのコストは高くなり製造数が増えても安くなりません。
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金型の製造費用がまるで違います。


レジン製であれば場合によっては金型無しでも製造できます。
したがって初期投資が少なくて済みます。
と言うことは少量生産でも採算がとれる、万一販売不振でもリスクが少ないのがメリットですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そういう違いがあるのですね。
しかし、金型で初期投資が必要なダイカストは安いのに
初期投資の必要のないレジンの方がなぜこんなに高いのでしょうか。

お礼日時:2010/05/16 11:52

>レジン製はメーカーにとって、どのようなメリットがあるのでしょうか


加工のしやすさ、オリジナルの形状再現の良さがレジンのメリットです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、ということはダイカストはレジンに比べ形状は
多少オミットされているということでしょうか。

お礼日時:2010/05/16 11:41

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