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鉄道車両の○○側について
鉄道車両の前位側、後位側、公式側、非公式側といった用語の意味がよくわかりません。
ぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

鉄道車両には同じ部品が何個も取り付けられていることが多々あります。

たとえば蛍光灯。たとえばドア。たとえば座席。
こういったものの位置をユニークに決定するには、それぞれに番号を振ればいいわけです。たとえばNo1の蛍光灯、No2の蛍光灯、という具合に。そうすれば「No16の蛍光灯が消えているので交換して欲しい」と頼めば、間違いなく交換することができます。

じゃあそのNo1をどれにするか、というのが、前位・後位の決め方の基本になります。

旅客会社や車両によってさまざまな決定方法があり、一概に「これ」というものはないのですが、国鉄時代の場合は
(1)運転室のある場合は、運転室側。両端に運転室のある場合は、主な運転用操作機器のある運転室側
(2)運転室のない場合は、車内において、制御回路の引き通しが左側となるときの前方
(3)出入口が一端にのみある場合は、出入口のない側
(4)合造車は。特別車側。食堂・郵便・手荷物などの各室と普通車の場合は、普通車側。郵便室と手荷物室の場合は郵便室側。
(5)全車で一端に便所のある場合は、便所のない側
(6)食堂車の全車は、料理室のない側
といった具合です。

なお、後位は前位ではない側になります。
そして前位の右側が1位、左側が2位となり、後位に近づいていきます。奇数位側を非公式側、偶数位側を公式側と呼称します。つまり、

   前位
  2   1 非
公 4   3 公
式 6   5 式
  8   7
   後位

という具合です。

以前に別の回答で触れたことがあるのでそちらも参考にしてみてください。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa4989684.html
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この回答へのお礼

車両の前位を決める基準がそんなにたくさんあるとは知りませんでした。前位を基準に後ろに向かって1位、2位と左右交互に番号が振られていることは全く知りませんでした。詳しい解説、ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/30 12:53

前位、後位は運転台が片側にしか無いものなら感覚的に判ると思います。


これ以外になるとそれぞれの鉄道で規定が有りますが結局の所「前位」と決めた方が前位となります。
前位が決まれば反対側が後位です。

公式側、非公式側は正式な用語ではないのですが一般に前位に対して左側の側面が公式側、右側を非公式側と言っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。この用語は正式なものではないのですね。

お礼日時:2010/05/30 12:49

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