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差別の話題はなぜTVなどマスコミではタブーなのか

あるTV番組を見ていましたら
「差別の話題はTVではタブー」のようなことをパネラーが発言していました。

現在、差別がどのような形で残っていているのかということも含めて
どうしてタブーになっているのかについてその番組では言及されていなかったのですが
理由をご存知のかたはいらっしゃいますか?
Jリーグの一部サポーターの人種(民族)差別発言問題についての記事も見ましたが
差別の種類は違えど、確かに具体的なことは何も書かれていませんでした。

A 回答 (7件)

同和教育が盛んな地域で育ちました。


私が思う理由は2つあります。
1.地域によって差別の認識にものすごく差がある
2.根が深い問題なので、その話題を取り上げると炎上する

私は以前、いわゆる全国に支社のある大手企業に勤めていました。
というわけで同僚はいろんな都道府県出身の人がいましたが、
いまだに「結婚するときは興信所を使って相手が出身じゃないか調べるって親に言われてる」
といっていた同僚もいる半面、
「差別?そういや社会の時間で習ったような・・・」と全く知識のない人も。
細かい地域までわかりませんが、ざっくりと言えば
西日本は比較的まだその認識があり、東日本ではほとんどなかったように思います。
私は採用担当だったので、面接などでそういう地域出身の人を傷つけるような質問をしないため
定期的に差別を含めた勉強会がありました。
すごく興味深いのは、関西エリアの採用担当は勉強会で
「なぜ、こういう質問をしてはいけないのか、なぜこういう言葉を使ってはいけないのか」
というレクチャーの際
「そんなことは当然。いまさら言われなくても常識や!はよ終われ!!」と文句がでるのに
関東エリアの採用担当は
「え?なぜ使ってはいけないの?」と全くその理由がわからない。
レクチャーする先生も、「関西は教育が盛んなのでレクチャーもすぐ終わるが
関東ではそういう教育がないのでレクチャーの時間が関西の4倍はかかる」って言ってました。
それぐらい地域によって差がありました。
他の方もおっしゃってますが、知らないということは差別が薄まっていることなので
わざわざ寝てた子を起こす必要がないので取り上げないのではないでしょうか。

私は差別とは「無条件に悪いもの」と思っています。
差別が始まったのは諸説あるようですが「士農工商」という身分制度ができたころという説があり
それが本当なら500年前からあるわけです。
いつから始まったか確かな時期はわかりませんが、これまで職業差別のせいで職業につけなかった
出身の人を救済するため(と思う)、優先的に出身の人を採用していた職業がありますし
優先的に破格の家賃で住める住宅もありました。
また私立の高校や大学に破格の授業料(ほぼ無料)で通えていた時代もあったようです。
そういう事情から、出身以外の人から反発もたくさんありました。
いまだに差別をする人、差別をなくそうと運動をしている人、
出身者の人を優遇することに反感のある人・・・いろんな考えの人がいるので
テレビで差別を取り上げるといろんなところから反論がいっぱい来て
すぐに炎上してしまうのでしょう。
なので取り上げないのだと思います。

これは余談ですが、採用担当をしていた時、他の会社の採用担当の方との交流もありました。
同和教育のない地域の人には信じられない話ですが、
いまだに就職差別ってあるんだなって感じるシーンが交流の中で何度もありました。
実際、応募者の住所で不採用にしたかどうかまではわかりませんが
「あの●●地域(地域)の人が応募にきたよ」なんて会話をしている人意外といました。
それが年配の人が言っているのならまだしも、意外と若い人が言っていたりしました。
差別って親から子、子から孫に受け継がれるんだなと感じたシーンでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>1.地域によって差別の認識にものすごく差がある
>2.根が深い問題なので、その話題を取り上げると炎上する

どちらも納得できる理由だと思いました。

私が見た番組は関西ローカルで関東では放送されていないのですが
地域によっては取り上げても意味が分からない問題になるのかもしれませんね。

>差別って親から子、子から孫に受け継がれるんだな

これは肝に銘じておかなければいけませんね。
小さい頃の子供にとって、親はとても大きな存在ですから
その親が差別を肯定しているような環境で育てば、子供にも引き継がれてしまいますよね。

お礼日時:2011/05/03 19:46

||:もう御質問者様はごらんになっていないかもしれませんけれども|


既得権者(じゃ)は非既得権者(じゃ)を差別することで優位を保つ戦術が簡単だからですよね|
家系と経済力と社会的地位と実力と容姿は互いに相関関係にあり相乗効果を生んでいる状況を目の当たりにするしたことありますよね|
きっと|
φ:||
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>既得権者(じゃ)は非既得権者(じゃ)を差別することで優位を保つ戦術が簡単

そのとおりですね。

お礼日時:2011/05/03 19:52

これはマスコミの問題ではなく差別されない安全圏にいる圧倒的多数の民が「寝た子を起こすな」論を振りかざすから、マスコミも触れられない状況になっているということです。



「寝た子を起こすな」論は少し考えれば2つの誤りくらいは誰でも気づくはずなのですが。

いわゆる「解放令」を明治政府が公布してから今日まで130年ほど経っています。
そして、政権、教育界共に約100年は差別問題に積極的に取り組もうとはしなかった時期があります。
つまり「寝た子」を放置していた時期が100年あっても差別はなくなっていない。
これが歴史的事実です。
放置しておいたら無くなるような単純なモノでは無いと歴史(それも極めて最近の)が証明しているのに多くの安全圏に居る方はその事実から目を逸らして「寝た子を起こすな」論を信じていますね。
大人がこれほど勉強不足なのですから次世代もこの問題に関して正しい知識を持とうとはしないでしょう。

もう1つは「放置しておけばそのうち無くなる」から「寝た子を起こすな」論へつなげる思考をされている圧倒的多数の方々は逆に言えば今現在、悩み、苦しんでいる少数派の方々に対して「だからしばらく我慢してろ」と言っているのと同じだということ。
昨年もこの問題が原因で自殺者が出ているのに安全圏に自分がいれば、そう考えてしまうのが問題です。

土一揆、一向一揆に手を焼いた織田信長を教訓に豊臣秀吉、徳川家康は民衆を分断化して支配、コントロールを容易にするために厳しい身分差別を設けてそれが現在まで残っている。

このくらいの基礎知識をどれだけの方々が自分の子どもたちに説明できるか私は疑問視しています。

正しい知識を持つ方が大多数になれば無くなる問題なのですがどうしても楽な「寝た子を起こすな」論信者が多いのが残念ながら現状ですね。

私も差別問題に関しては門外漢なのですが・・・。

この回答への補足

こちらの補足欄をお借りします。

実はこの質問をするに至った理由はTVで取り上げられていたからだけではなく
つい最近、30代前半の若い人が被差別を卑下するのを目撃したからです。

そのを名指しで

・汚(けが)れている
・呪われている
・親の反対を押し切り出身の人と結婚した人の身辺に災いが次々降りかかった
・悪人ばかりが住んでいて危ない
・出身の人を自分の家に招いた際、親族が家の中に入れさせてくれなかった

のようなことを言っていました。
まだ根深く残っているのかな、と考えさせられました。

しっかり回答を読ませて頂きコメントを書きたいので
少しお礼が遅くなることをご容赦ください。

補足日時:2010/05/21 08:36
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
寝た子を起こすな論がかなり浸透してしまっているようですね。

お礼日時:2011/05/03 19:50

こんばんわ。


人権団体等では、差別の問題は既に解決したとしているので、
今また問題を取り上げたりする事は、時代に逆行する事だと
主張しています。

現在は「この問題は根深い」とする側と、「もう解決した」とする
人権団体が言い争っているような感じがします。

なので、下手に触れると厄介だというのがTVやマスコミの本音では
ないでしょうか。
どちら側も意見が違うと、相手をボロクソに言いますから。

それは抜きにしても、多くの人が辛く苦しい思いをしたので、触れる
にはかなり難しいのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、様々な団体が様々な主張をしていることを取り上げるのは
マスコミにとってはリスクが大きいものになりそうですね。

お礼日時:2011/05/03 19:47

回答と言うより、私の思うことを書かせて頂きます。



差別はそんなに遠い昔の話しではありません。
恐らく今60歳くらいの方達は良く知ってらっしゃると推測しています。

それ以降に生まれた方達はが何なのか?差別とは何なのか私も知りませんでしたし、質問者さんも分からないから質問されたと思います。

「知らない」ということは、旧に今も住む方、とは関わりのないところに住む方、お互いの差別がない、または薄まっていると言うことです。
旧と呼ばれた場所に今住んでいる方でも、教育から「」が外されたことで知らない方も多いと思います。

「知らない」ということは、新たな差別を生まないこと。
それを影響力のある番組で取り上げることは、知らない人に「」という認識を与えることと思います。

「差別をなくそう」と声高に言われるところからは差別はなくならない。
差別を受けた人の歴史はなくなりませんが、時代とともに忘れられて良い習慣だと思います。

ですから、今、差別が薄まって、人々の記憶からもなくなりかけている時に取り上げることは「タブー」なんだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
おっしゃるように人々の記憶から無くなりかけいていることをほじくり返すことに
あまり意味は無いと考えることはできますね。

お礼日時:2011/05/03 19:37

マスコミは声が大きい人や団体のことは報道を控えます。


マスコミも収入がなければ成り立ちませんから、声の大きい人がスポンサー企業に怒鳴り込んだりして、広告費を減らされると拙いので、突いても抵抗できないような立場の人を突きます。
先日芸能界のドンの悪口を言ったタレントが干され、最近やっと復帰しましたが、構図は同じで、某漫才師上がりの司会者が女性に暴力を振るった事件、某男性タレントが酔っ払って裸になった件など、報道が及び腰になり、なんとなく腫れ物に触るようになる一方、某宗教団体に奥さんを植物人間にされたK氏のように力がない庶民相手だと冤罪とわかるまでこれでもかと暴きにかかる、それが世の中です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
マスコミも営利企業ですからね。ビジネスの妨げになるような事は控える傾向があるのかな。

お礼日時:2011/05/03 19:34

ここは、ぜひ報道関係の人からのご回答を求めたい。


私が想像するに、
新聞でもテレビでも、今現在一般に知れ渡っていない差別その他の差別において、
それを明らかにどこどこでどのような、だれだれがどのような、と言う現状を、
新たに一般に知らしめる事で、視聴者やどこどこあるいはだれだれに関係する人たちや、
単純に敏感な人から、新聞やテレビへの苦情などがよせられ、
謝罪会見となる気配があるので、控えているのではないかと思われる。
ある意味知らなくてもいい事であり、報道するまでもないのかも知れない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
面倒なことにかかわりたくないということなんでしょうか。

お礼日時:2011/05/03 19:32

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