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経営学でどうしても分からない下記6点を聞かせてください。分かる質問の回答でも結構です。

1:「EVA」と「加重平均資本コスト」とは詳しく言うと何でしょうか?最近良く聞くのですが----。

2:「企業は負債を増やせば企業価値が上がる」と言う説明はどういうことなのでしょう?逆なら分かるのですが---。

3:「効率的フロンティア」と「CAPM」という分散投資の効果を表す指標の違いを教えてください。

4:キャッシュフローの現在価値を表すやり方に「DCF法」があるそうですが、どういう方法なのでしょう?

5:棚卸資産ですが、費用計上で仕入先出法、後入先出法、平均法のそれぞれの違いを知りたいのですが?又一般的に使われているのはどの方法でしょうか?

6:税効果会計と退職給付会計とはどういうものなのか少し教えてください。全く分からないんです。


教えていただいた回答は精読し、お礼を兼ねて疑問点をお聞きします。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

おもに企業価値評価に関する分野ですね。


(確かに税効果会計・退職給付会計は別のものですが)

EVAとは、経済的付加価値を指します。
利益から資本コストを差し引いたものをいいます(厳密には支払利息控除前税引き利益:NOPAT)
そして資本コストとは株式の配当や銀行への支払利息など、資本の維持・調達に必要なコストをいいます。
利益を得ている製品Aから、Aを作ったり売るために必要になった資本の調達コストを引いた分というのが付加価値の数値である、という考え方です。
メーカであればわかりやすいですが、サービス業のように目に見えない商品を扱う分野において、一つの価値測定機能を持っています。
WACCとはその資本コストを他人資本と自己資本に切り分けて考え、その比率に応じた計算を行う考え方です。

DCFとは「ディスカウント・キャッシュフロー」のことで、割引現在価値ともいいます。
キャッシュフローが将来的に自社にもたらす利益を現在の価値に割り引いて計算することで、現在時点での企業価値を算定する方法です。


棚卸については倉庫のストックを「古いものから処分する」か「新しいものから処分する」かの違いです。
先入=古いものから、後入=新しいものからということです。
現在は基本的に先入先出法のみを認めているのですが、油やハチミツなど液体のものは必ず混ざるので、平均法での処理が認められています。
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この回答へのお礼

有難うございます。

まず加重平均資本コストはWACCと考えても宜しいんでしょうか?それから借金が多い企業が企業価値が高いという理論はどういう意味なのでしょう?

お礼日時:2010/05/24 16:09

#1です。



(1)と(2)の説明は他の回答者の説明でよろしいでしょうか?




(3)ですが、CAPMというのは、市場の動向によって個々の企業の株価がどのように変化するか、を調べます。たとえば、A社は市場動向に敏感に反応して上下するが、B社は市場動向とあまり関係なくて変化が少なく、C社は市場動向と逆方向に変化する、などを、個々の企業について調べようとするものです。
個々の企業の株価の変化の傾向がわかったところで、それらの株を組み合わせてポートフォリオを組んだとき、ポートフォリオ全体としてのリスクとリターンはどうか、を調べようとするのが効率的フロンティアです。

要するに、A社の株価は景気とともにどう変わるか、B社の株価はどうか、C社はどうか、を調べるのがCAPMで、A社の株とB社の株、C社の株を組み合わせたらどうなるか、を調べるのが効率的フロンティアです。



>4:キャッシュフローの現在価値を表すやり方に「DCF法」があるそうですが

「現在価値」というのが何かお分かりでしょうか?

ある人がaokikoujiさんに「10万円あげましょう」と言いました。
さて、今日10万円もらうのと、1年後に10万円もらうのと、どちらがうれしいですか?
もちろん、今日もらう方がうれしいですよね。

では今日10万円もらうのと、1年後に10万と100円もらえるのとではどちらがうれしいですか?

今日10万円と1年後10万500円ではどちらがうれしいですか?

私としては、1年後に10万100円もらうより、今日10万円もらった方がうれしいのですが、aokikoujiさんはどうですか?

いずれにしても、1年後にもらう10万円より今日もらう10万円の方が、同じ10万円でもうれしいですよね。とすると、1年後の10万円よりも今日の10万円の方が「価値がある」と考えることができます。この考え方を「時間価値」と言います。

では、1年後の10万円と今日の10万円とを比較して、「今日の10万円の方が1年早い」という「時間価値」があるとしたら、その「時間価値」は金額にして具体的にいくらの価値の差になるのでしょう?
それを計算するのがDCF法です。DCF法で計算して、「1年後の10万円は今日現在の9万9千円に相当する」という計算結果が出たとき、「1年後の10万円の現在価値は9万9千円である」と言うのです。
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この回答へのお礼

有難うございます。よく読んでみますね。疑問点が出たら補足で質問いたします。

お礼日時:2010/05/25 19:34

連投になって申し訳ないですが…



もちろん負債の多い会社は企業価値が高いとは言えません。
ただ、「場合によっては」負債がない会社よりも負債を持つ会社のほうが企業価値が高いということも「あり得る」だけです。
基本的に負債はないほうが良いものです。ただし例外はありますよ、というだけですね。
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この回答へのお礼

そういう風に理解するんですね、分かりました。

お礼日時:2010/05/24 18:52

2です。



そうです、WACCは加重平均資本コストのことです。

有利子負債に限定されるのですが、銀行からの借入金等は企業価値を押し上げる働きがあります。
法人税の処理が、利子の支払後かつ配当金の支払前の時点でも可能だからです。
他人資本が少なく(自己資本の負担が多い)、負債が少ない場合は資本コストの圧縮が可能になる場合があります。
そういう面もあるため、場合によっては負債を増やすことで企業価値を向上させることが可能になります。

効率的フロンティア・CAPMとはポートフォリオの問題のようですね。
あまり詳しくないのでざっと調べてみたのですが、要は組み合わせ方によるリスク・リターンの取り方の問題のようです。
複数以上の株式の購入の際の最適解(理論上であり本当に最適かどうかは別問題です)を算定する理論のようです。
投資会社ならともかく、普通の会社であればあまり詳しく知る必要はないと思います。
投機目的で株式を保有する企業は日本にはあまりいませんから。(証券会社等を除く)
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この回答へのお礼

借金を抱える企業はそういうことで価値が高いという論理なのですか----?
私の借金が多いから経営の基盤を揺らしかねないというのは単純なのかな---?

効率的フロンティアというのは投資の理論なんですね。有難うございました。

お礼日時:2010/05/24 18:09

「EVA」と「加重平均資本コスト」とか、税効果会計と退職給付会計とか、全く関連のないものに関して質問していらっしゃるところを見ると、財務・会計に関して全く分かっていらっしゃらないように見受けられます。




このまま回答をしても余計にわからなくなりそうに思います。

まず質問を1つに絞りましょう。そのうえで、ご自分がどこまで理解できていてどこからがわからないのかをお書きください。
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この回答へのお礼

では企業価値評価に関する下記の3点だけ教えてくださいますか?理論と実践は違うかも知れませんが、現場から急に管理部門に回った今やはり少しでも知っておいたほうがいいですから---。

1:「EVA」と「加重平均資本コスト」とは詳しく言うと何でしょうか?
2:「企業は負債を増やせば企業価値が上がる」と言う説明はどういうことなのでしょう?逆なら分かるのですが---。
3:「効率的フロンティア」と「CAPM」という分散投資の効果を表す指標の違いを教えてください。

お礼日時:2010/05/24 16:06

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