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鉄の塗装において、一般に防サビの効果が高いのはウレタンとシリコンのどちらでしょうか?

A 回答 (8件)

鉄部には、必ず錆止めを塗るのが常識です、当然、塗る前に錆はキッチリ落とし下地処理をします。



一概に錆止めと言っても結構な種類がありますが、屋外の様な雨ざらしでは無く、屋内なら錆止めの品種にそれほどこだわる必要はありません、屋外なら拘っていい物を塗りましょう。

現在はウレタン系もシリコン系も昔は金額の差が大きかったんですが、現在では同価格に近いです、よって耐久性もシリコン系の方が上ですので、迷わずシリコン系塗料を選びましょう。

塗装は錆止めと塗料はセットで考える事が常識であり、錆止めと言う下塗りが一番重要なのですよ、錆止めが悪ければ、錆で塗膜が浮いてきたり、錆止めごと剥がれたりします。
ウレタンとシリコンは上塗り塗装と言うのですが、どんなに高価な上塗り塗装でも下塗りの錆止めが剥がれては意味がありませんよね。
錆止めの状態や屋外や屋内の様に環境にも左右されるので目安でしかありませんが、ウレタン系で8年~10年・シリコン系で12年~15年の一般的に耐久力があるとされてます。

用途にもよると思いますが、フッ素系はあまり使いませんね。高額ですが高品質なのは確かです。

下塗りにはエポキシ系で良いかと思います。

硬化方法による耐久性の違い
一般的な1液自然乾燥硬化塗料 < 硬化剤を混入し化学反応にて硬化する 2液硬化形塗料 < 空気中の湿気に反応する1液反応硬化形塗料

ウレタン樹脂塗料でも2液硬化形で強溶剤タイプなら水性シリコン樹脂より強く溶剤別で 一番 耐久性低い水性塗料でもシリコン樹脂で 反応硬化形ですと12年から15年の耐久性が有りますので2液強溶剤形ウレタン樹脂より強いのです、現在一番人気のあるシリコン樹脂塗料でも水性・弱溶剤・強溶剤・自然乾燥・応硬化乾燥・2液硬化・など沢山のタイプが有り 耐久性や価格も違うのですシリコンでも ウレタンより 劣る場合も 又その逆も 有ります。

ここからは参考に
ステップ1 ケレン
 剥がれかかっている旧塗膜や錆を落とす作業のこと、または、既存塗膜が活膜(新しい塗膜)の場合は密着を強くするための目荒らしをケレンといい、鉄部塗装全般において最も重要な工程といえます。

ステップ2 錆止め
 鉄部における下塗りの工程です。
  錆止め塗料には
・一般錆止め塗料(ホームセンターなどで入手可能)
・鉛丹錆止め塗料(鉛中毒の危険性あり)
・シアナミド鉛錆止め塗料(建築現場で多く使用)
・エポキシ樹脂錆止め塗料(一液、二液)

エポシキ系をお勧めします。

ステップ3 中塗り
 錆止め塗料は、下地に対する密着力や錆の抑制効果は優れているものの、紫外線に対し非常に弱いため、それに対する保護のため上塗り塗料を塗ります。上塗り塗料は通常2回塗ることによってその効果を発揮することができるので、上塗り1回目の工程を中塗りともいいます。

ステップ4 上塗り
 中塗りと同様の塗料を塗って仕上がりとなります。言い替えますと、上塗り材を2回塗ることによって、初めて適正な塗膜厚が確保され、その塗料の耐久性を十分に発揮されることとなります。

っと基本的な常識的なプロの工程作業です。
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この回答へのお礼

>耐久性もシリコン系の方が上ですので、迷わずシリコン系塗料を選びましょう。

>塗装は錆止めと塗料はセットで考える事が常識であり、錆止めと言う下塗りが一番重要なのですよ、

>硬化方法による耐久性の違い

>下塗りにはエポキシ系で良いかと思います。

>ウレタン樹脂塗料でも2液硬化形で強溶剤タイプなら水性シリコン樹脂より強く溶剤別で 一番 耐久性低い水性塗料でもシリコン樹脂で 反応硬化形ですと12年から15年の耐久性が有りますので2液強溶剤形ウレタン樹脂より強いのです

>シリコンでも ウレタンより 劣る場合も 又その逆も 有ります。

>エポシキ系をお勧めします。

>上塗り塗料は通常2回塗ることによってその効果を発揮することができるので、上塗り1回目の工程を中塗りともいいます。

>中塗りと同様の塗料を塗って仕上がりとなります。言い替えますと、上塗り材を2回塗ることによって、初めて適正な塗膜厚が確保され、その塗料の耐久性を十分に発揮されることとなります。


これまでで最も詳しくご説明いただきました。
プロの方にきていただき本当にたすかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/05/25 18:16

下地処理(プライマーや錆落とし)と、メンテナンスがどちらも重要ですがシリコン系が強いかと思います。


通常外部で利用する鉄は、お金はかかりますが亜鉛処理めっきを行った上で塗装を行います。
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実務的な話をすると


単純に価格的には鉄部は住宅などの場合は使用量に対して
ウレタンやシリコンまたフッ素でも使う量に対する価格など知れているのです。
あくまでkg単価で考えた場合です。
しかし現在塗装屋さんが鉄部に使う主流塗料は弱溶剤系のウレタンです。
つまりウレタンの場合はいろんな現場で汎用して使えるため、
そこで使う量だけの材料費で済ますことができるので塗料代にあまりウェイトがかかりません。
ところがシリコンやフッ素などを一般に汎用していないペンキ屋さん(ほとんどそうです)だと
わざわざそのお宅のために普段使わないその材料を調達しなければなりません。
しかも通常住宅レベルの鉄部の現場塗装では量の割りにいろんな色が必要なので
普通は白ベースに赤黒黄で現場調色して作ります。
でなければ色の数だけ一斗缶若しくは割高な丸缶で材料を注文することになります。
よって結果的に見積額がぐんとアップする可能性が出てきます。
簡単に迷わずシリコン系と言うのは現場をしらない方が言うアドバイスだと思います。
錆止めもそうですが現在塗替えでは変性エポキシ錆止めが多いかと思いますが
これまた日頃シアナミド系を使用されている塗装屋さんであれば
客先から変性エポを使ってくれと頼まれるとその分見積りが高くなる可能性もあります。

この回答への補足

↓ さんこう⇒参考です。すいません。

補足日時:2010/05/25 18:21
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
業者さんの裏事情もとてもさんこうになりました。

お礼日時:2010/05/25 18:20

素人さんの回答が続いてますが



塗膜自体に透湿性があるので塗膜の膜厚は確かに水分の浸入を
遅らせることはできますが塗膜で錆を防ぐと言う考え方は普通しません。
錆止めは一般的にではなく必ず入ります。
シリコンの耐候性はウレタンよりも上です。
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この回答へのお礼

>塗膜で錆を防ぐと言う考え方は普通しません。

勉強になりました。

玄人の方に来ていただきありがとうございました。

お礼日時:2010/05/25 18:05

錆。

。とはつまるところ鉄の酸化ですから、
ウレタンだろうがシリコンだろうがかわりありません。
要は塗膜がきっちりついていればいいわけです。

一般的に最初に錆止めを塗ってから、
上塗りに発色の良いウレタンやシリコンを塗ります。

上塗りの違いは対候性です。
シリコンなどは対候性がありませんし、
エポキシなども対候性は弱いです。
アウトドアではウレタンが一般的でしょうか。
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この回答へのお礼

>アウトドアではウレタンが一般的でしょうか。

そうなのですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/25 18:03

ウレタンやシリコンはさび止め塗料じゃないですよ。


ローバルやエポローバルもウレタンやシリコンのさび止め下地には使いません。
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この回答へのお礼

>ローバルやエポローバルもウレタンやシリコンのさび止め下地には使いません。

なるほど勉強になりました。
外壁塗装には直接関係ない言葉(商品名)みたいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/25 18:02

ウレタンもシリコンも防錆効果は、ないんですよ。


鉄部自体に錆び止め(エポキシ樹脂)の下地材を施さないと・・・
塗料だけの耐久性なら、

アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素です。
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この回答へのお礼

上塗りに防錆効果は基本的にないのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/25 18:00

 いずれも鉄との密着性は良くないので、プライマーが必要で、防錆効果はプライマー自体の性質によるところが大きい。

上塗り塗料で防錆を比較しても意味がない。

 もっとも有名な・・有名すぎる、ローバル ( http://www.roval.co.jp/ )ですかね。その上に上塗りするなら、エポローバル( http://www.roval.co.jp/products/epo_roval.html )にエポキシ塗装かウレタン塗装。

この回答への補足

>その上に上塗りするなら、エポローバル(http://www.roval.co.jp/products/epo_roval.html )にエポキシ塗装かウレタン塗装。

シリコン塗装ではいけないのですか?

補足日時:2010/05/24 22:13
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この回答へのお礼

補足のお返事はいただけませんでしたが、
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/25 17:59

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