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ノンステップバス。そのバスが欠点である部分が分からない。
ただ一つ言えるのは普通のバスより1,5倍もの値段がするものだから
バス会社としては赤字になりやすい。というのは分かる。
そしてこれもwikiから書いてあったけど、床が低い分悪路や勾配の多いバス路線では使用できないことが
多いのも分かる。しかし
「欠点としてノンステップバスは,段差がないのは前半分だけで,後ろの半分へは段差を越えなければ行く事ができない。このような点で,これまでの路線バスと比べて,収容力が低下している。」
というようなある記事からもってきたんだけど、これ分からない。
別にバスの後ろに段差つける必要あるのか?それから
ノンステップバスは価格が高いだけであって乗客からすれば「絶対ノンステップバスがいい」
という声しか出ないと思うが違うかな?
他にノンステップバスは乗客からもどこが短所なの?

A 回答 (8件)

一度でもノンステップバスを利用したのなら、見てわかりそうなものですが、実際に見たり、乗ったりしたことはないのでしょうか。


であれば、いちおうこれを確認してみてください。
http://www.bus.saga.saga.jp/nonstep.html

まず、なぜノンステップバスが開発されたかを考えましょう。車に乗るのに段差がないほうがよいに決まっています。それなのになぜ段差があったかです。
それは、タイヤとエンジンの存在です。タイヤとエンジンがあるため、従来設計のバスは、ある程度の高さに床を設定することで、車内をフラットな広い空間としていました。
そのかわり、ほぼタイヤの大きさの高さに床があるため、地面とに高低差が生じます。そこで段差が生じました。

その段差を解消したのがノンステップバスですが、これはあくまでも乗車時と下車時の段差解消が目的であり、それ以外の居住性等は二の次にした感があります。
タイヤに関してはある程度は小型化を目指したかもしれませんが、その車体を保持するにはやはりある程度の大きさ(高さ)が生じてしまいます。
そこで、前輪部分については、タイヤの部分が車内で突き出るという形で、低床にしたのです。
ただ、誰が見てもやはり見てくれがいいものではないし、空間も無駄になります。(異様に高い座席を一つ作るか、荷物置き場などとして座席を作らないなど、これが座席定員減少の原因となる)
そのため、後輪部分については、従来と同程度の高さとするケースが多いのです。この場合、車内中央の扉付近を境に車内で段差が生じることになります。
車両の長さによっては、後輪部分も低床のままとすることもありますが、その場合、前輪と同じく突起部分が生じ、座席定員の減少につながります。

収容力の低下は上で説明した前輪部の突起による座席数の減少の他、そもそも車椅子や身障者を意識したわけなので、低床部では車椅子が動ける程度の広いスペースを用意するケースが多く、その分2人がけのいすが減少します。
バスの定員というのは座席数+床面積から算出した立ち席客数ですから、定員は減少することになります。収容力が低下しているというのはそのことを言っているのかもしれませんし、車内で段差があることで、乗客が均一に散らばらず、特定の場所に固まりやすくなってしまい、そのことを言っているのかもしれません。
ノンステップバスの効果はわかっていても、座席数の減少は何とかしてよと思っている人は多いと思います。そんなに混むような路線でなくてもノンステップにしたがゆえに座れなくなった例は確かにあるでしょう。おそらく、「絶対ノンステップバスがいい」という人は意外と少ないかもしれません。

現在、ノンステップバスの購入等には補助金等が用意されており、少なくとも新車のバスが買えるような事業者においてはノンステップバスの価格の高さは購入を妨げる要素とはなりません。
一部の公営を除き、すべてをノンステップバスにしない会社がほとんどなのは、本音を言えば、「使いにくい」「乗客に不評」という理由があるはずです。
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通常バスは、後部床下にあるエンジンの動力を、後輪に伝えて走行します。

そのため、後部床下エンジンから後輪の間は、動力を伝えるプロペラシャフトなどが床下を通り低床化が困難です。また、エンジン周辺には変速機やバッテリー、発電機、冷房用コンプレッサー、燃料タンク、油圧機器・・・等の機器スペースが必要で、全面的なノンステップ化は困難です。
 このため、乗降ステップはなくなったかわりに、車内に段差ができています。また、床が下がったためタイヤ上部の「タイヤハウス」が異常に高く車内に飛び出しています。
 車内の段差のために、車内移動時に転倒事故で怪我をするお客さんが多いようです。また、車内に飛び出したタイヤハウス上に座席を設けると、その席へはよじ登って座らなくてはならなくなり、その席から慌てて降りようとして転倒し怪我するケースも多いようです。タイヤハウス上に座席を作らなければそんな心配はないですが、大幅に定員が減ります。また、タイヤハウス直後は足が伸ばせないのでデッドスペースをあけて座席をタイヤから離すか、タイヤハウス上にすぐ座席を設けるなら後ろ向きの座席にせざるをえず、バスで後ろ向きの座席は特に嫌われます。
 また、運転席なども低いため全面強度が弱くなりやすく、大型トラックなどに追突すると、大型トラックの荷台の下にバス前部が入り込み、フロントガラスを突き破ってトラック荷台がバスの前部に入ってきて、バス運転手等の死亡する危険性が高いと思います。
 さらに、ドア部にステップがないため、ドアに接近して立つお客さんが多く、閉まるドアに挟まれたり、開くドアの戸袋に指を引き込まれたりして怪我をする可能性も高まりますし、ドア近くに立つお客さんのためセンサーが検知してドアが閉まらないようにすると、ドアが閉まらず発車が遅れることが多く発生します。また、前扉は下までガラスとなっていて、バス左折時等に運転手が左方の確認のために重要ですが、前扉のすぐ内側にまで乗客が立つと前扉のガラスを通しての左折時左方の確認がしにくくなり、左折巻き込み事故の心配も増えます。従来のステップ付きバスなら「走行中はステップに立たないでください」と徹底もできますし、ステップに立っていることを検知するセンサーも付け易かったです。ノンステップバスもドア近くは床を黄色ペイントなどして、ドア近くに立たないように注意してはいますが、床を見ないと段差がないためペイントだけでは徹底しにくい現状にあります。
 その他、車内後部に段差があるため後扉は設けられず、中扉と前扉で後部は段差や勾配のため後部には立席(つり革)を設け難く、混雑時は車内が均等に混雑せず、車内前部のみ混雑しやすい欠点もあります。
 さらに、タイヤ周辺もスペースが限られるため、どうしても乗り心地が悪くなりやすく、長距離高速走行では揺れも大きく、疲れやすいです。特に運転手は目の前すぐに地面が見えるため、疲労しやすいようです。
 このため、高速バスや貸切バスには、今のところノンステップ車は普及していませんね。しかし、一般路線バスで長距離を何時間も走行する路線にまでノンステップ車が導入されている路線もあり、長距離を乗る乗客には疲れやすく不評です。
 
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昔と比べて路線バスもかなり性能が良くなり、最低でもリアサスペンションはエアサスになっています。

利用者にとっては硬いリーフサスよりは、乗り心地は格段に良くなっていると思います。これはあくまでも健常者の思いであり、障害を持った方にはあまり意味が無いと思います。一昔前のワンステップ、ツーステップバスは床が全体にフラットで動き安かったのですが、最近のノンステップバスは出入り口はノンステップでも床がフラットではなく段差になっています。低床にしたためどうしても後部は段差になってしまいます。低床に加えてさらに乗降の際にニーリング機能を搭載した路線バスもあります。しかしどのような機能を持ってしても健常者が障害者に対して便利な様に作られており、障害者が自ら自由に行動出来る機能とは言えない気がします。障害を持った方が便利だと思う製品が出来れば、健常者も便利に感じるはずです。今後どのような機能を持った車両が登場するのか楽しみですが、障害者や妊婦の方が安心して利用出来る交通機関を望みます。
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収容力の低下についてはすでに出ているので



ノンステップバスの後部にはエンジンだけが入っているのではありません、自動車を動かす仕組みのほとんどがあそこに押し込まれています。エンジンの他にオルタネータやバッテリー、ブレーキ用のコンプレッサや空気溜め、前輪の懸架と操舵機構、運転席の操縦装置以外はすべてあの部分に押し込まれており、車としては、大変バランスの悪い設計になります(まあ、作る方もプロですから、素人改造のような危険な車にはなりませんが)。こういった、極端な重量配分は車齢の短縮、整備性の悪化、燃費の低下、タイヤ摩耗の増加と行ったデメリットにつながります。

また、ノンステップを実現した上で必要な強度を確保しなければなりません。その強度をフロア部分だけで実現していますから重量としては、従来構造のバスより不利で、これは、燃費に直結し、環境上は困った話になりますね(どちらに価値を置くかというバーターになります)。

事業者によっては、ノンステップよりワンステップを優先している例もあります。ワンステップはノンステップほど無理な構造ではなく、価格も低く抑えられ、人間による補助(運転手と有志)を考えればそれほどバリアフリー性は低下しません。従来のツーステップが問題だったのは、フロア高さと言うより、出入口の狭隘さの問題も大きかったですから、そりが改善されれば、スロープを用意すればノンステもワンステも大差ないという考えもあり得ます。ツーステを償却に合わせてワンステに置き換え、補助を使える範囲でノンステを増備するというのが現実的ではないでしょうか。
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>別にバスの後ろに段差つける必要あるのか?


見たことないけどあの下にはエンジンが入っているので
段差が出来るのは仕方ないと思います。

個人的にはノンステップバスはシングル席が少ないので嫌いです。
前の席は優先席ばかりだし…
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この回答へのお礼

エンジンが入っているからか。段差付けているのは。
やっと分かってきました

お礼日時:2010/05/27 18:46

車に詳しいわけではありませんが、低車高は踏ん張りを利かせるために、足まわりが固い気がします。


足まわりが固いと、振動が、車内に伝わりやすくなるんですが、ノンステップバスはよく揺れると思いませんか?
ちなみに神戸市バスでは、「ノンステップなのでよく揺れるよ!注意して」みたいな張り紙をみたことがあります。

丁寧な運転をしてくださる運転手でなけりゃ、サイアクでして、注意するまえに、走り屋みたいな運転はやめてほしいと感じてます。
坂道の多い神戸市なので。


話がそれてすみません。
要は、車高なんてノンステップよりも、バス停で車高ダウンできるエアサスがいいんじゃないかと、コスト、機能無視ですが、そう思います!
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乗られたことがあるなら分かると思うのですが…



別にバスの後ろに段差つける必要あるのか?>
後輪の上も座席にするとなると、当然後ろ半分は床を高くしないといけません。低い床のままだと椅子までに高さがあり過ぎて座れませんから。エンジンから後輪までのプロペラシャフト部分も床を上げる必要があります。
前輪部分も同じで、ここは床の高さを上げられないのでタイヤハウス部分は座席としては使えず、乗車空間としては狭くなるでしょうか。足の悪いお年寄り等は乗り易くはなりますが、座れる場所としては狭い可能性があるかもしれません。。
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この回答へのお礼

椅子の高さがありすぎても困るのも理由の一つなんだね。

お礼日時:2010/05/29 21:41

・低床バスを導入しないと自治体から補助金や路線維持金がもらえない


・バスの後ろ半分まで低床にすると、エンジンを納めるスペースがないため
路線を全てトロリーバスにするしかなくなる。

・実際に収容人員が減っているのは誰が見てもわかることです。(二桁の数も数えられない人は除く)
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この回答へのお礼

収容人数が少なくなっているのは明らかでした。
しかもその理由が分かってきたようです

お礼日時:2010/05/27 19:40

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