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American Accent Training (Ann Cook)の後取り組む良い教材

Ann CookのAmerican Accent TrainingをGW前に買い、この本を教材にトレーニングをしています。英語耳の松澤さんがおっしゃるところの発音の重要性に気づき、より広範に(A.A.Tのフレームワークで言えば)イントネーションやリエゾンなどに取り組むことにより、自分のSpeakingのみならず、聞き取りの精度も増すだろうということで、この分野を強化したいと思っています。

この本ではReduced SoundsやAmerican Tのトレーニングなども大変参考になり、また、全般的に良い教材ではありますが、トレーニングの素材として別のテキストも欲しいと思っています。

American Accent Trainingの続編的にAmerican Accent Training Grammarが出ていることも承知していますが、他にこの分野で良い教材があれば教えていただけませんか。American Accent Training Grammarは書店で手にとって見る機会がありましたが、どちらかと言えばGrammar寄りで、私はもう少し、A.A.T.で言うところのReduced Soundsなどを鍛えたい次第です。

日本語のテキストも本屋で色々と物色していますが、解説からして、A.A.T.のような詳細なものではなく、大抵はリエゾンの一定の法則を説明している程度で、内容はA.A.T.に遠く及ばないかなと考えています。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

American Accent Training (Ann Cook)の後取り組む良い教材>>>



AAT を一応終了されたとの由、おめでとうございます。私も質問者さんと同じように、昔AAT を終了後の良い教材を探し求めたのですが徒労に終わりました。

AATより高価な本がアメリカでは数冊出版されていますが・・・

1.The American Accent Guide 約$45

これ取り寄せましたが、内容が幼稚なのですぐ返品しました。

2.American English Pronunciation 約$120

Amazonで目次を調べましたが、発音記号の発音の説明だけです。

要するに、世界中(私の関心のあるアメリカ英語も入れて)のESL向けの優秀な教材が非常に少ないのは、その専門家(言語学者)が殆どいないということです。それは仮にこのような教材を出版しても需要が多くないと言う問題もありますが・・・

世界中で、英語の発音をまともに解説できるネイティブの専門家が少ないのですから、まして日本の英会話学校で、英語を教えているネイティブが日本人に英語の発音を説明出来るのは稀でしょうね。

アメリカ英語のRの発音にしても、松沢さんは英国式も入れて、二種類あると説明してます。
彼はアメリカ英語の発音として本を出版されていますし、仕事で滞在された先も英国ですからご本人の英語は発音もイギリス式だと推測します。イギリス英語専門の人がどうしてアメリカ英語の発音を正確に解説できるのでしょうか・・

アメリカ標準英語のR発音は一つしかなく、巻き舌ではなく舌先は決して上へあげずに下がったままです。

http://www.uiowa.edu/~acadtech/phonetics/english …

上記のアイオワ大学のアメリカ標準英語のサイトを参照ください。盛り舌といいこれ以外にないのです。この事実を知らずにアメリカは留学や駐在に来る人が全てR音で苦労しています。

質問者さんはAAT終了まで到達されましたが、それ以前にアメリカ標準英語の発音は完全にマスターされている事と思います。もし少しでも自信のない発音記号がおありなら「英語発音コツのコツ」(Googleで検索)でチェックされることをお薦めします。

話がそれましたが、AAT終了後は、IntonationとかReduced soundとかLiaisonなどはAATを参考にして、毎日30分~1時間ほどNY Times, Time magazine, Business Weekなどをアメリカのテレビ・キャスターをまねて音読を繰り返されるようにお薦めします。

従って、今のところAATがアメリカ英語に関するベストの本だと思います。

それでも完璧ではないので、回答者としてAATを使用する際に、気をつけることを述べます。

1.一応IPAを使用されているので、ESLの人たちには便利です。しかしSchwa(アイマイ母音)「逆さe」をアクセントが来る/こない母音にも併用してます。

アクセントが来る母音のIPA記号は「逆さv」で発音はアですから、「逆さe」のアイマイ母音(スペルのA/E/I/O/Uの音に影響されるのでアだけではない)と区別する必要があります。

2.Better/bitter/butterの発音を彼女はbedder/bidder/budder(ベダー・ビダー・バダー)とtt を dに置き換えて発音しているので、非常に耳障りです。

これは国際音声学会?でアメリカ英語のこのようなttの発音記号を「d」にするように決めたらしいですが、イギリスの言語学者はいまだに反対してます。

正しい発音は舌先をLの位置につけて、T音を発声すべきでその場合日本人にはラのように聞こえます。

3.次にアメリカ英語のRの発音ですが、彼女はAATで長く説明してますが彼女のようなアメリカ英語の専門 家でも間違った説明をしています。

Rの発音を手を使用し説明しているのは良いのですが、「手のひらを上にむけて」アコーディオンのように後ろに引くとか書いてありますが、これは間違いで「手のひらを下にむけて」が正しい方法です。彼女の
HPに例のアイオワ大の動画(Rは盛り舌です)を推薦しているにもかかわらずです。

最後に、英語をネイティブに近づけることは英単語の発音を最初にマスターすれば、IntonationとかReduced soundとかLiaisonなどはすんなり入れると思います。コツさえ解ればそれほど難しくないのです。

ご参考になれば
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。英語をご専門にされている方でしょうか。

まず、私の場合、個々の発音が完璧と言い切れる自信はありませんが、一方で、英語が母国語の人と話していて、自分の発音(やイントネーション等)が原因で通じないということはありません。たまに聞き返される時は、話している最中も自分の頭の中で「あ、なんか文法的に、あるいはボキャブラの制約でうまく説明できてないな」と自覚があるので、発音(やイントネーション等)が原因ではなく、表現(文法、語法等)の問題だろうと考えています。

A.A.T.は「終了」と言えるか分かりませんが、今2巡目です。あの教材を取り組んで良かったなと思っていますが、イントネーションのルールも未だに漠然とした理解に留まっており、あの系統で他にいい本はないかなと思った次第です。

スピーキング、発音などの本は日本語でもたくさんのテキストがありますが、本屋で見る限りどれもいまいちという印象でした。一方で我流でやるのもどうかと思いまして。

知る限りは、経済誌などの中ではThe Economistで、記事を専門家が音読したものも(購読すれば)入手出来ますので、米語ではなく英語であれば、The Economistがいい教材になるとは思うのですが。。

前述のごとく、自分がしゃべってることはそれなりに通じているようなので、個人的にはむしろ、聞き取り精度の向上のためという観点が強いです。

もう少し試行錯誤してみますが、とり急ぎお礼まで。

お礼日時:2010/05/30 11:59

 AATはすばらしい音声教材ですね。

正しい発音をすることは正しく理解されるために重要である、とか書いてあったと思いますが、まさにそのとおりだと思います。
 実用的には、あとはニュースを聴くとかすればよいのではないでしょうか。それと1年に1回ぐらいAATを聴きなおすとか。もちろん、英語の音声学を専門的に学ぶということでしたら、それなりの教科書があるとは思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
英語はビジネスで使うために勉強しており、英語を学術的に勉強、研究する立場ではありません。
ニュースはテレビ、Podcastなどを通じて見聞きしており、また、ニュースであれば(一般的な話題であれば)ある程度分かるのですが、もう少し自分の聞き取り精度を高めるためにも、この分野のトレーニングをしたいと思い、A.A.T.に取り組んだ次第です。たとえば、ニュース番組でアナウンサーが普通にしゃべっている時はほぼ理解できても、ディベート番組で早口になると厳しい、あるいはテレコンなどでも早口だと厳しいことがあり、一つにはスピードの問題もさることながら、他に訛りであったり、スピードが上がっていることにより、おそらくLiaisonやReduced Soundsの部分で自分はまだ聞き取りができていないのかなと思っています。

お礼日時:2010/05/30 11:40

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