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電源のW数とは大きすぎると無駄に電力を食うのでしょうか?
PCの電源なのですが500wと700Wがあるとして、自分のPCが500Wで充分なのに700Wのを付けていると700Wのほうが電気代がかかるのでしょうか?
それとも最大出力が700wなだけで使わなければ500wも700Wも電気代は同じでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

効率という単語が出てきてますが、もうちょっと補足を。


電源ユニットは交流を直流に変換する過程で電力を損失(消費)します。この変換効率は製品ごとに異なり、また同じ製品でも負荷率(定格出力に対する実出力の割合)によって異なります。
一般的には負荷50%(定格出力の半分)ぐらいでもっとも効率よく交直変換できるようです。これに関連して最近よく目にする「80PLUS」という認証ロゴは負荷20%・50%・80%のいずれでも効率80%を上回っていることを示します。(上位ロゴはさらに高効率)

つまり、負荷率50%で変換効率80%、負荷率25%・100%で変換効率が75%になる電源ユニット製品を仮定しますと、要求される出力が250Wの場合

・定格500Wのユニットにとっては50%の負荷です。80%の効率で250Wを出力できるので、電源ユニットの消費電力を足した総消費電力は312.5W(250/0.8)になります。
・定格250Wのユニットにとっては100%の負荷です。効率は75%に落ちるので総消費電力は333.33Wになります。
・定格1000Wのユニットにとっては25%の負荷です。やはり効率は75%なので総消費電力は333.33Wになります。

とまあ、なるべく「要求される負荷で高効率を発揮できる電源」を選ぶ方が消費電力は少なくてすみます。負荷に対して定格出力が大きすぎても小さすぎても消費電力は増えます。
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この回答へのお礼

本当ですね。定格電力が高ければいいというものでもないようです。そのPCにあった最適な電源を選ぶ必要があるようですね。定格1000Wユニットだと待機電力?も高くなるそうですので出力250Wで頻繁に使う場合500W電源よりもさらに電気代が高くなりますね。とても参考になりました。誠に有難うございました。

お礼日時:2010/06/03 16:09

電源の効率についてもっと調べてみたら、結構いろいろ情報が出てきますね。

電源は奥が深い…

電子回路的な具体的数値が拾えるものとして、以下はTDKが公表している情報ですが、一般的AC-DCスイッチング電源は変換効率80%程度であると述べられています。ここで言う効率とは総合効率であって、変圧・整流・安定化を全て含んだ効率です。実際には総合効率とは書かれていないものの、各パーツの損失を全て積み上げており、ある部分を抜き出した値ではないため、総合効率であることは自明です。

http://www.tdk.co.jp/techmag/power/200811/index. …

80PLUSの仕様もついでに調べてみましたが、負荷が20%・50%・100%の時にエネルギー効率が80%以上で力率が0.9以上のもの、という表現がされていました。エネルギー効率と書く以上は総合効率と考えるのが自然では?もし、「いや実はそれってDC-DC変換の効率のことで、AC-DC変換はそこに入ってないんです」なんてことでは、総合効率が解らない数値などに何の意味があるのか?という話にもなるでしょう。アメリカで一般消費者向けにそんな紛らわしい数値を出したら、訴訟になりかねません。一応、80PLUSの仕様は次の公式サイトにあります。

http://www.80plus.org/80what.htm

(参考:ASCII.jpの解説記事)
http://ascii.jp/elem/000/000/432/432066/?lpo

80PLUSは待機電力を名文化していませんが、そこを気にするなら、スイッチ付きOAタップなどで根こそぎオフにすればゼロにできる(ユーザーでコントロールできる)し、そんなの微々たるものだから、動作中の変換効率の方がよっぽど重要でしょと言うことなんだろうと解釈していますけど。
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この回答へのお礼

色々目を通すのに時間がかかってしまい返答が遅れましたが、詳しいご回答誠に有難うございます。色々な角度から見ると奥が深いですね。とても参考になりました。誠に有難うございました。

お礼日時:2010/06/08 07:09

ほんとに面白いな 君ら



論文ってのは論理に対して文章でを用いて説明するもので
確立した技術に対して使うものではありません


その程度の言葉の運用が出来てないから
知ったか回答っていってるんだよ
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この回答へのお礼

論文じゃなくてもいいんで、できればソースがあればわかりやすいのかなと。特に普通の意見ならまだしも上から目線で一方的に否定されたら相手としては不快なので一応提示するのがマナーというか常識じゃないでしょうか。ソースがないならばしょうがないですが。ということはソースはない普通の意見ということで宜しいでしょうか。一応私個人でも調べてみたいと思います。有難うございました。

お礼日時:2010/06/06 23:03

200V


> 一般家庭?もあるようです。この場合にはさらに、自分のPCの仕様
>(必要W数)によってはまた違ってくるのでしょうか。

200Vは使用したことはありませんが、オール電化などにすると一般的には
200Vを使用しますよね。

200Vは100Vに比べて、言わば一車線の道が二車線になったようなもので、
必要W数に対して、電流は半分で済みますが、その分、途中で失われる
電力が少なくなるので効率が良い、とされています。

100Vと200Vの切り替えが出来る電源ユニットは多いですね。
実際のところ、どのくらい電流が少なくなるかは分かりません。
試してみたいところです。
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この回答へのお礼

そうなんですか。とても参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2010/06/06 22:52

>No.7氏


ソースよろ。「技術的にこれ以上無理」なのならそれを指摘した論文のひとつくらいはあるでしょうから、Web上の公開情報でなければ発表された場所を指摘いただくだけで構いませんので。
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なんて 楽しい質問と


マヌケな知ったか回答なんだろうと思う

回答から先にすると
電気代はワッテージの大きい方が大きいです

ちなみに使用する/しない に関わらずコンセントに接続しているだけで
容量が大きければ大きいほど電力を消費します
(これ以上でもこれ以下でもありません)

変換効率という言葉が出てきていますが
殆ど知識を無意味に披露したいのか
意味が解らず使っているのか

先ず電源の変換効率については
1次変換のAC-DC変換は概ね61% ぐらいで
技術的にこれ以上は存在しません
※.これが コンセントを接続するだけで消費する要因ですので
ワッテージの大きい電源ほど電力を消費します

で、皆さんが仰っている変換効率80%だのは
2次変換のDC-DC変換の効率で
これは ワッテージ云々で消費電力に変化のあるものでは
ありません 明くまでも1次変換でAC100Vで作った
DC48Vを どれだけ 他の電圧に変換できているか
と言う数字です(高いパーセンテージほど 同Wに対して電流容量が大きく
取れると言う事だけです。)
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。もちろん待機電力だけでも違うんですね。
>これは、ワッテージ云々で消費電力に変化のあるものでは
ありません 色々前の段階で違いがあるようですね。 できればNo8様の仰られるように参考文献などありましたら提示して頂けると嬉しいです!

お礼日時:2010/06/05 02:55

> 500Wで250Wが最も効率が良いということは、100%であるはずの250W付近で


> まだ82%しか満たないのであと18%余力がありますよーと宣伝しているのでしょうか?

他の方の回答があるので、もうこのレベルは超えているかもしれませんが追加説明します。

ここに書かれたことはまったく視点が違います。私の説明が如何に下手か、ですね・・・

例えば、50%の変換効率の時に、PCが100W使用していたら、電源ユニットは200W使用します。
これが変換効率です。100Wはどこに行ったか?熱に変わっています。なので、それを冷やす
ためにファンが回りますから、正確には200Wを少し超える電力を食うわけです。

82+の82%の変換効率をうたっている電源ユニットが500Wのものであれば、250W近辺の時に
82%の変換効率を発揮しますが、それ以上やそれ以下の消費電力の時には、変換効率は82%
以下になり、効率が落ちるという意味です。

18%の余力と言うものは存在しません。
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この回答へのお礼

私の勘違いでした。いわばその時必要な電力を供給するために、どれだけ排熱を減らし、効率的に電力を供給できるかどうかの値が変換効率ということですね。それが最も発揮できるのがユニットのW数の半分あたりということですね。

一つ思ったのですが、家庭用電源のV数は100Vのみだと思ってましたが、200Vという 一般家庭?もあるようです。この場合にはさらに、自分のPCの仕様(必要W数)によってはまた違ってくるのでしょうか。

お礼日時:2010/06/05 03:13

ATX電源として回答します。

電源といっても実験用の安定化電源や大型の産業用電源等もありますので。

今電源は、80PLUSが主流になってきています。下記を参考にして下さい。現在は、無印がStandard、Goldの上がPlatinumになっています。
http://ascii.jp/elem/000/000/432/432066/

Goldの電源ならば、負荷20%の出力消費電力を100Wとして87%の効率なので、入力消費電力は約115Wです。これは、500Wの出力でも700Wの出力でも殆ど変わらないと見てよいでしょう。500Wに比べ700Wは30%弱電力的には大きいですが、Goldの効率のカーブから同じ100Wの負荷でも殆ど換わりません。

無印は、80%の効率で20%負荷時の100W出力では、入力電力消費が125Wです。この時点で10Wの差が付いています。というわけで、500Wや700Wの出力消費電力では、入力消費電力の大小は決められず、入力対出力の効率が問題となります。今時の80PLUS GoldやPlatinumでパソコンを組むと低発熱で電気代が少なくなリます。

友人もSea SonicのXシリーズを使っていますが、本当に電気代が安くなったと言っていました。
http://www.owltech.co.jp/products/power/Seasonic …

下記は低価格だがGoldの電源です。何れも優秀な特性です。お薦め!
http://www.maxpoint.co.jp/product/pro82.html
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この回答へのお礼

本当にそうですね。最初の投資で安いものを買うより少し高くてもこのクラスを買ったほうが長期的に見て電気代の安さと静音性、安定度を考えると高くないかもしれませんね。誠に有難うございました。

お礼日時:2010/06/03 16:05

非常に詳細な資料があったので、これの10ページを見てください。

効率の説明があります。これによれば、「電源の効率は最大出力時のもので、実使用時は10~20%低下する」と書かれていました。電気代の試算もされています。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Thinkin …

これは電源の製品によっても違うとは思いますが、一般論として受け入れると、あまり大きな電源を積むのは非効率である(=電気代が高くなる)と言うことになりますね。だからと言ってあんまりぎりぎりの電源では、今度は余力がなさ過ぎて心配です。とりあえずの目安として、積んでいるパーツの最大使用電力の30%増し程度あれば、まず困らないのでは?効率と余力のバランスで決める話でしょうね。
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この回答へのお礼

とても詳しい資料誠にありがとうございます。この資料の中腹にあたる52+10ページでしょうか。「効率が高いほどエネルギーの無駄使い電源」とありますが、「効率が高いほどエネルギーの無駄使いをしない電源」の間違いじゃないでしょうか?だとすればW数の大きさよりも効率のほうが重要になってくるようですね。
場合によってはW数を下げたほうが電力を無駄に使わずに済むようです。ただ熱が高くなるので寿命自体に問題があるようですね。

結論としては無駄にあまり大きすぎても駄目で、待機電力すらも高く向かないので
充分に足りうるだけのW数で効率が高いものを選ぶのが1番良いようですね。

お礼日時:2010/06/03 15:48

電源は大きいほうが安心できるよ。



電源装置は、各電圧ごとに許容電流がバラバラなので
一概に、全体のW数だけでは、仕様は現れていないです。

最近は12Vを使用する機器が多いようです。
12Vが良く食うマシンが多いようです。
GPUとかも12V使用していますね。

なので電源装置もそのようになっています。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難うございます。とても参考になりました。12Vですか。GPUの補助電源とかも12Vなんですかね。電源は大きければ大きいほどいいんですね。でもそんなにハイスペックでなくそれぞれのパーツが低消費電力の場合、よかれと思ってあまり大きすぎる電源をしょっていても電気代の無駄なのかなーと思いまして。たとえば500Wで充分足りるPCなのに1250Wとかの大容量電源を搭載して使用しているだけで、同じパソコンの使用でも電気代に差があるのかなと思ったのですが。

お礼日時:2010/06/03 04:40

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