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脳に興味があるのですが、何学部でしょうか?

カテ違いの気もします、ごめんなさい。


高2です。志望校を決めたいのですが、なかなかコレといった学科が決まりません。

私が今一番興味があるのは認知神経科学、いわゆる人間の脳や神経や感情についてです。

人が、あるものを好み嫌い妬み渇望し・・・そんな複雑な「感情」について知りたいと思っています。

また、脳で起こっている化学反応や伝達物質にも詳しく学びたい・人間を科学的に解明できるような分野に憧れます。


このようなことを学べる大学および学科をご存じでしたら回答お願いします。
一口に生物科といっても、原始生命に興味があるわけでもなく、
心理学部といっても、子供の発達段階や臨床心理に興味があるわけでもありません。

今のところなんとなく考えているのは筑波大の心理学類なのですが・・・


ちなみに私は理系で、国立大学を受験したいと思っています。

心理学部や生物・医学部に在籍してらっしゃる(してらした)方の声も聴きたいです。

回答よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

脳科学を勉強されたいなら、大学理学部生物学科や生命科学科、大学医学部神経生理を専門に研究されている場所が最もよいのではないかと考えています。

ここで、注意なのは、医学部の臨床系の講座(例えば、神経内科や脳神経外科など)に在籍しても、脳科学の研究はほとんど行えないことは十分知っておいてください。

因みに現在、マスコミでは、医師不足と言われていますが、それはあくまでも地域中核病院の勤務医不足であって、開業医はむしろ年々増加の一途をたどっています。ですから、これから医学部に入学したからといって、バラ色の人生を送れるわけではなく、むしろ10年前の医学部生よりもはるかに多くの知識、技術を習得しなければなりません。つまり、医学部に入学するよりも、入学してからの勉強の方がはるかに大変であることを忘れてはいけません。医師は一生勉強です。

遅れましたが、私は、2010年に某地方大学の医学部医学科に入学したものですが、経歴としましては、2002年に歯科医師免許を取得(大阪大学卒業)後、2006年に歯学博士を取得、2008年に日本歯科麻酔学会専門医を取得しました。つまり歯科医師ですが、医師が行う全身麻酔、腰椎麻酔、有病者の全身管理を専門に7年間滋賀県の病院と大阪の大学病院で勤務しておりました。その中で、地域医療の崩壊、とくに麻酔医の不足を肌で感じ、何とか日本の麻酔科医師不足を根本的に変えようと決心し、某地方大学の医学部を受験し、昨年に合格しました。これから私は、日本の麻酔科医療を下支えしていこうと心から思っています。それぐらいの決心がないと、医師は務まらないのではないでしょうか?どうでしょうか?不景気だからとか、就職に有利とか、社会的地位の獲得のために医学部に入った人は、長い医師の人生を乗り越えていく力は欠如していると思わざるをえません。

しかも、私は、3人の子持ちの既婚者であるため、医学部再受験当時、医療大学や医療専門学校で解剖学、生理学、病理学概論を、理学療法士や鍼灸師の養成学校で教えながらのチャレンジでした。ですから、医学部受験に忙しいので、勉強する時間がないというのは、申し訳ありませんが、言い訳にしか聞こえません。能力的に医学部受験をパスできないと自分で判断されるなら、現在の仕事をやめてチャレンジするということも念頭に入れなければなりません。

それから、医学部学士編入だけを受けてパスするには、受験開始して早くても2年以上(平均4年くらい)はかかるといわれています。なぜなら、一般入試とは違い倍率が50倍から100倍、それ以上といわれています。ですから、一般入試も十分に検討に入れて受験に取り組む必要があるという、厳しい現実をしっかり受け止めなければなりません。そのことは、医学部に合格した後の医学生生活にもきっと役立つことになるでしょう。エール出版社版の2011年医学部再受験編PART2に私の合格体験記が掲載されていますので、参考にしていただければ幸いです。
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>うっ・・・英語苦手なんです。



http://www.amazon.co.jp/%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81 …

中高生向けの講義の内容なので、読んでもわかりやすいです。

『記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。』

意識に関してまで触れているが、筆者いわく「そんなに簡単に心がわかってたまるか。」

で、この人もアメリカに行ってまして、なんか参考になることはあるかな?とホームページを見てみた。

http://gaya.jp/english/katakana.htm

読むとわかるように英語はとっても苦手だったようです。

この筆者は薬学部卒ですね。
経歴を見ると、留学先はコ・コ・コロンビア大学ぅぅ!?
オリバー・サックスがいる大学だぁぁぁ いいなぁ・・・講義聞けたんだろうか・・・とうらやましく思った次第です。

現役でいるうち 英語がわからなくても とにかく彼の講義を受けたことがあるってのは一生自慢できるものなので、機会があれば是非留学を。笑


<脳の中の幽霊>を書いた人は、オリバー・サックスに影響を受けたそうです。
この人も<意識>について研究していますね。
神経科医、心理学・神経科学者だそうです。
オリバーサックスは神経学者。
二人とも医者でもある。
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グレイス・アナトミーというアメリカドラマがあるんですね。



いろんな症例がエピソードごとに描かれており、クリスティーナは心すら脳内神経や脳内物質により起こるという見解なんですが、あるとき流産していつも冷静沈着な彼女は突如大泣きしはじめ、同僚も手がつけられず、「エストラゲンのせいよ 早く中和する薬をもってきてよ うおーーん」と泣き叫んだ。
自分でも大泣きすることを止められなかったわけです。
薬では子どもを失った悲しみはどうにもならない。

彼に癒された彼女は復活すると、まだ職場復帰が許されなかったが、他の患者を観察して「あ、、、」って思ったわけです。
この人は外科の治療が必要なんじゃない、精神科による治療が必要なんだって。

彼女はある患者は自分で薬を飲んでわざと病気になっていることをつきとめた。
ミュンヒハウゼン症候群、何度でも自害するから一時的に薬の結果なった病気を治療しても、ミュンヒハウゼン症候群を治療しないと何度でも自害を繰り返し、病気を作ってしまうと見抜いた。


私が好きな人にオリバー・サックスという人がいる。
神経学者でいろいろな症例を診てきた人。

例えばカブクラ症候群、自分の親が偽者だと思ってしまう症候群。

精神障害が無いのに幽霊やアニメが現実にいるとしか思えないように見えてしまうシャルルボネ症候群。

自分の手が自分の意思とはまったく関係なく動くエイリアンズハンド症候群。

汚い言葉を好んで言ったり相手の特徴を大げさに真似て挑発するツゥーレット症候群。


これらは脳が原因で起こっているとされます。

扁桃体が活発に動きすぎると、理性を保て無くなり、他の人が反応しないことも「だってそうでしょう おかしいでしょう なんでみんなおかしいと思わないの」と大騒ぎしてしまう。

活発に活動するので、心 が騒ぎ立てている状態ですが、、本人からしたら回りが騒がないことの方が異常だとしか思えないわけです。


で、皮肉なことに化学兵器が使われるようなった数十年で、脳科学が進歩しだしたんです。
戦場から帰還した兵士が精神を煩っている人と同じ症状を見せることから、戦場で恐怖体験をしたことが原因ではなく、戦場で科学兵器を使いその薬品を浴びたために、脳が歪んでしまうことになり、認知が変わってしまったとわかり、じゃあ どの薬品が脳のどこに影響を及ぼすと人間はどうなるのか がわかりだしたんです。

頭に微弱の電流が流れるキャップをかぶり、局所に電流を流し刺激を与えることで、「手に氷が乗っているようだ」とかいう感覚になる。
脳のどの部分に外部からの情報が伝達され、物質がそこを刺激したら「冷たい」という認識になるのかわかってきている。

脳内には麻薬物資があり、バランスを欠いて多量にその物資が出て受容体がそれをキャッチした場合、本人は快楽を感じることになるわけです。

けらけらと笑い続ける人は、その物質をキャッチし続けて笑が止まらなくなって「助けてくれ」ってなるわけです。
実際困り果てたが笑が止まらず窒息死した人もいる。
薬で受容体をブロックすればいいが、現実何が起こったのかわからず、病院に到着する前に窒息死してしまう。


このようなことは脳神経・脳外科関係なので、医学部で学んで卒業後外科医のさらに脳科学関連の方面ですね。
病院によって呼称は違うんじゃないかと。

ただし 日本はその分野はあまり発達していないので、日本人でその方面を研究したい人は、アメリカの病院員で研修生として雇われながら研究を続けています。
日本とアメリカで協定があり、日本の医師免許を持っていたら、アメリカで研修医として仕事ができる。

もちろんその病院の審査に合格する必要があるので、日本で医者になったあと、日本の大きな病院で実績を作り病院から推薦状をもら必要があると思います。

それか日本で医大を卒業後、アメリカのメディカルスクールに編入し卒業してそのままアメリカの病院に就職するか。(ビジネスビザいると思いますがそこは病院がとってくれるんじゃないかと)

長い期間かかりますし、途中で結婚しても家にほとんど帰らないということになり、家庭不和になるかもしれませんが・・・
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この回答へのお礼

>日本はその分野はあまり発達していないので、日本人でその方面を研究したい人は、アメリカの病院員で研修生として雇われながら研究を続けています。
日本とアメリカで協定があり、日本の医師免許を持っていたら、アメリカで研修医として仕事ができる。

うっ・・・英語苦手なんです。


>長い期間かかりますし、途中で結婚しても家にほとんど帰らないということになり、家庭不和になるかもしれませんが・・・

厳しい道だったんですね。
単純な好奇心で、『脳って、神経ってすごいよな~知りたいな。』って思っていました。
休息のないバリバリなキャリアウーマンにならなければいけないと知り、冷水を浴びせられた感じです。


けど一抹の希望は一応持っておきます。
英語を本気でやろうと思えました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/06 17:42

http://brainprogram.mext.go.jp/outline/
このへんの先生がいるところが、いいんじゃないのかな
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この回答へのお礼

大学の名前や学科にとらわれて、教授という観点に辿りついてませんでした。

なるほど、教授しだいですよね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/06 17:29

文系>人文学部 心理学科卒の者です。



>私が今一番興味があるのは認知神経科学、いわゆる人間の脳や神経や感情についてです。
>人が、あるものを好み嫌い妬み渇望し・・・そんな複雑な「感情」について知りたいと思っています。
>また、脳で起こっている化学反応や伝達物質にも詳しく学びたい・人間を科学的に解明できるような分野に憧れます。

このお題は今のところは心理学領域での研究が「上手く説明できる」という点では最適です。
つまり、古典ですがフロイトやユングのような"こころの構造"を考えて、嫉妬であればesから生じる
感情を超自我が抑制する、みたいな説明になります。


しかし、投稿者さんの場合はそのような概念の話ではなく、実際の脳の活動データや脳内化学物質の働きについて興味があるように見えます。
一方、日本の心理学ではアンケート(質問紙)を採って、データを高度な統計で捏ねくり回して(笑)、
理論的にはハズレのなさそうな数値を根拠に結論を出すのが普通です。
国内では例は殆ど無いですが、一部海外では思春期感情と脳のPET(脳の詳細な血流量などをリアルタイムで観察できる装置)とを組み合わせた研究も始まっています。
PETは日本では数カ所しかない上、何か凄い理由がない限り非医学部は使えないでしょう。

少なくとも心理学科は現状では"真実"を追求するものではなく、人々の利益になる結果をある程度の根拠で提供する学問といえます。


脳内部の研究となると、生物系では実験動物などが主でしょう。
ラットなどを対象として、薬理学的な研究になります。将来のキャリアは製薬会社勤務、とか。
蛇足ながら、猫・犬は旧帝大レベルでも早々使えません(愛護団体関係)。

最近はテレビや書籍などで、脳の○○野が~に関係している、とさも分かりきったかのように言っていますが、現実は分からないことだらけです。
それは
・脳(今は主に血流量)を直接測定出来る高精度機器が極めて高価
・生きている人間を対象とするので、侵襲的な機器(手術で測定器を埋め込む)は使えない
・現在の研究の主流は脳に原因を持つ疾患が主で、感情などは(誰かを救済しないので)研究費が出ない

などなど理由が山積です。
最も近い道はPETを持つ付属病院を備えた医学部でしょうか(PETがあるならCTなどもある筈)。
ただし、最低でも偏差値73くらいは覚悟する必要がありますし、入れても主席クラスでないとその類の研究は無理でしょう。


最後に、筑波大のWEBページでシラバスを見ましたが、主に学習心理学をメインにしている大学のようですね。
恐らく認知学習心理の説明で興味を持ったと思いますが、心理学科で出来る実験はコンピュータで
被験者に刺激を提示してその応答速度を測るとか、結構古典的です。
換言すればそれくらいしかできませんので、それをお忘れ無く。

良い選択が出来ますように頑張って下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本の心理学ではアンケート(質問紙)を採って、データを高度な統計で捏ねくり回して(笑)、
理論的にはハズレのなさそうな数値を根拠に結論を出すのが普通です。
国内では例は殆ど無いですが、一部海外では思春期感情と脳のPET(脳の詳細な血流量などをリアルタイムで観察できる装置)とを組み合わせた研究も始まっています。
PETは日本では数カ所しかない上、何か凄い理由がない限り非医学部は使えないでしょう。

貴重な生の声、ありがとうございます。
心理学部はやはり統計が主なのですね・・・

ほかにも重要なことばかり、
目からうろこな状態というか、自分の無知さ・能力が足りないはがゆさを感じました。

Nine_Livesさんに回答頂けてよかったです。

お礼日時:2010/06/06 17:26

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