ブラジル債券についての質問です。

ブラジル債券についての質問です。
新しく、投資信託を始めようと思いますが、銀行の人に、ブラジル債券を勧められました。
自分の持ってる銀行が、三井住友とみずほがあり、２つの銀行に同じような商品があり迷っています。
今は、ブラジル債券の投資信託が人気なのでしょうか。
始める際、基準価格、分配金、純資産総額、手数料、騰落率などありますが、どの点に注意して見たほうが良いでしょうか。
また、始める時期としては、今はいいのかやめたほうがいいのかご指摘があればお願いします。

No.3 回答者： deca3deca3 回答日時： 2010/06/13 21:01

ブラジルの債券ファンドは非常に人気ですね。

金利が高いので金融機関が販売しやすいのでしょう。

投資信託を通じてのブラジル債券投資は注意が必要です。ドルに一度投資して為替オプション取引を通じて、ブラジルの金利と為替プレミアムを享受できるような仕組みにしているからです。複雑な仕組みの投資信託は手数料や運用コストがほかのファンドに比べて高くなりがちです。

商品の仕組みをとにかく理解することと、コストですね。高い分配金の目が奪われがちですが、トータルで差し引かれるコストは相当なものです。基準価格や純資産総額や過去の実績はあまり重要でないと思います。

金利が高いということは、その分リスクも高いということです。

No.2 回答者： NEWINN#1 回答日時： 2010/06/12 17:39

まずはブラジルは高金利ですが、基本的には長期では高金利通貨の為替レートは下落していくとお考えください↓。

http://www.nikkei.com/life/finance/article/g=969 …

では、年金基金は高金利で有る外国債券の期待リターンをどのように考えているのかも見ておきましょう。
↓のＵＲＬを見てください。
http://www.kkr.or.jp/shikin/report220308-data.pdf

これによれば、国内債券の期待リターンを1.2％、外国債券の期待リターンを1.05％としています。
外国債券の方が低いのはコストが掛かる関係です。
つまり、年金基金は高金利で有る外国債券が高いリターンを生みだすとは考えていません。
ですから、ブラジル債券の投資信託を買えば結局は高い信託報酬が取られて、お終いになると考えるべきでは？
どうしても新興国の債券に投資したいのならばＳＴＡＭ新興国債券インデックスファンド（信託報酬0.756％、信託財産留保額0.3％）と、銀行に勧められた投資信託の「信託報酬を比較」してみましょう。
http://www.sumishinam.co.jp/fund/lineup/detail/i …

なお、新興国債券はハイリスクですし、高金利通貨は長期的に下落すると言うのは10年超を考えています。
しかし、関東大震災クラスの大災害に見舞われた場合は円が大暴落する危険を伴う事も有り得ます。
この場合は外国資産で保有するのが有利かも知れません。
また、日本政府の財政破綻など、別の要因で円が暴落する事も有り得ます（この場合は円金利が超高金利通貨へ変貌）。
もしかすると、新興国債券へ投資するインデックスファンドで上記以外でもっと信託報酬の安い物があるかも知れません。
ですから、自分で調べて最終的な判断は自己責任でお願いします。

No.1 回答者： qazwsx21 回答日時： 2010/06/11 21:17

将来性を見越して買うものですから、今買わないとダメというものは避けるべきです。

いつでも市場は開いています。おおらかにお金を調達できるときに買いましょう。

＞基準価格、分配金、純資産総額、手数料、騰落率

自分なら手数料と純資産総額です。純資産総額が小さいと償還（運用の中止）になってしまったりします。分配金で決めるのは愚策です。
あと、信託財産留保額という解約の手数料がかかるかどうか、念のため信託報酬もチェックし、為替ヘッジのあるなしもチェックします。
本格的には組み入れ債券の割合、つまり、その投資信託のポートフォリオをチェックすべきでしょう。