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日本と米国の関係について質問します。
最近まで日本は主権国家として米国とおつきあいしていると思っていました。ところが日本はまるで米国の植民地または米国の一つの州ではないかと考えざるをえないことが多々あることに気づきました。地位協定にしてもそうですし、全くの対等ではないわけです。仲が良いので国防と情報収集はお願いしています。そうすると、主な(ほとんどですか?)情報は米国から教えてもらい、また米国はエシュロンがありますから日本に教えられない、教える必要のない情報も日本で十分取れます。
そういう米国と貿易その他一主権国家としていろいろ交渉しても話にならないと思います。自国の情報をもらっている相手と国益をかけて交渉するのはそもそも不可能ではないかと思います。
橋本総理の時の自動車交渉?か何かでも盗聴器を通して米国に情報が筒抜けだったとかなんとか、、、言われていましたが情報収集を委託しているのですからこうなるのは当たり前ではないでしょうか。
少し前の民主党は権力の二重構造と言われましたが、日本はその上に米国があり、3重権力構造ではないかと思うのですが。
仲が良いので米国に財布まで預けて会計も一緒なのか、仲が良いだけで主権国家として主張すべきことを主張しても良いのか、国防も情報もお願いしておいてそいうことができるのか。
一体どういう関係、付き合いなのでしょうか。

A 回答 (3件)

「日本が『主権国家』であるかどうか」というお話ですが、『主権国家』という言葉にこだわらず、両国間関係における我が国の主体性の程度問題として考えてみてもいいと思います。


そもそも、日本と米国が「完全に対等な関係」であるか、といえば、実質的国際関係においてそのような二国間関係はありえないでしょう。国力には上下があり、各々の国が多分に利己的だからです。あらゆる外交交渉に、陰に軍事的実力が関係していると考えるべきだと思います。

国際的な思想史の観点からは、「日本は確かに『主権国家』である」とも言えると思います。
世界史的に見れば、植民地というのは一般的なことであり、内政に直接口を挟んだり、むしろ直接取り仕切ることが普通に行われてきました。
我が国は先の大戦で、核戦力に見られるように、明らかに敗北しました。にもかかわらず、戦後すぐから日本の首相は日本人です。その政治家や政治が傀儡だとしても、そのような建前を必要とする時点で歴史的な植民地とは異なるとも言えます。というわけで、「国家主権」という近代的前提を考慮した国家関係が営まれている以上、思想史上は、「確かに主権国家」だとも言えます。

日本でも個々人は平等だという話になってますが、経済的に圧迫されて望まない仕事をする者もいます。個人間は対等であるとも言え、全く対等ではないとも言えるわけです。ただし、国民全員に同様の法律が適用されている時点で、思想史上は明らかに「平等」でもあるのです。

(ANo.2 お礼)
> 主権国家と思っていない国と主権国家だと思っている国、見解の相違があるからいろいろ不思議なことが起きるわけですね。
> 私はつい最近まで日本は主権国家だと思っていました。
そう教育されているのですから、そう思うのが当たり前だと思います。しかし米国のせいばかりではないと思います。平等主義や自由主義、平和主義を唱えて、それだけで世の中が進歩していくと考えれば、頭は楽です。マスコミや教育が欺瞞的だと思います。さらには国民自身が欺瞞的なのだと思います。
国際関係は熾烈なパワーゲームです。
> 国を運営している官僚の皆さんはどう思っているのでしょうか。
平等主義等に酔うマスコミや国民に罵倒されながら、複雑巧妙なパワーゲームを行ってきたと言えると思います。だから辛うじて現在の日本の地位があるのです。
(ANo.1 お礼)
> 核を持つことが必須条件なのかどうかわかりませんが、とにかく自分で防衛しないと主権国家とは言えないですよね。
「自分で防衛する」なら「核は必須」でしょう。多くの方が楽な方に考えようとします。
> (米国の)軍事力の行使の判断はこれまでも、これからもいつも正しいと言えるのでしょうか。
米国が将来不当な戦闘をするかもしれないのであれば、米国への賛同(ないし服従)を決め込むのは道義的な罪だと思います。日本としての主体性は求め続けるべきでしょう。

多くの国と民族が、外部への従属的立場でありながらも、単に服従するのではなく、下から様々な要求をして暮らしてきたのが世界史だと思います。むしろ日本は例外中の例外だと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

>あらゆる外交交渉に、陰に軍事的実力が関係していると考えるべきだと思います。

私もそう思います。国防以外にも良い外交をするには軍事力が必要なのになぜ日本はそれをしないのでしょうか。
米国は強大な軍事力を持っているからこそ、その前にどの国もひれ伏します。誰が見てもすばらしい判断にその軍事力を行使するのであれば良いのですが、実際にはそうではない時もありました。イラクの大量破壊兵器の誤判断についてどの国もこのことについて米国を責めません。そもそもなぜ米国のみの情報を本当だと信じてしまうのでしょうか。さすがにヨーロッパには同調しなかった国もあります。日本はなぜすぐに同調したのか、同調せざるをえなかったのか、自国で真相を確かめるにはどうしたら良いのか、英国で行われている検証をぜひ行うべきではないでしょうか。

>日本でも個々人は平等だという話になってますが、

「平等」にはいろいろあって、全てが平等であって良いとは思いません。努力する人としない人、働いている人と働いていない人が収入、生活ランクで平等であって良いわけがありません。ただ、ルールは必要ですし違反したら摘発して欲しいと思います。努力すると言っても「私は人殺しや、詐欺や、窃盗をするという努力をしてお金持ちになりました」というのでは困るからです。ルールなしの弱肉強食を良しとするならば、人殺しや詐欺や窃盗、強盗も捕まえなければ良いと思います。

同じ人殺しをしてもホームレスの人でも総理大臣でも同じ法律をあてはめるという平等はあって良いと思いますし、そうであるべきだと思います。

>経済的に圧迫されて望まない仕事をする者もいます。個人間は対等であるとも言え、全く対等ではないとも言えるわけです

実生活においてはそうかもしれませんが、法廷、法の下では平等、対等のはずですよね。主権国家が実態は違っていたように、法の下での平等も実態は違うのでしょうか。

>平等主義等に酔うマスコミや国民に罵倒されながら、複雑巧妙なパワーゲームを行ってきたと言えると思います。だから辛うじて現在の日本の地位があるのです。

知っています。公務員、官僚が強烈にバッシングされていますが、多くの(一部の?割合はわかりませんが)頭の良い官僚の皆さんが寝る時間もなく遅くまでお仕事をしてくれているからこそ今日の経済大国日本があるのだとよくわかっています。私利私欲しか考えていない一部の官僚のせいで多くの官僚が悪く思われていることをお気の毒に思います。

>「自分で防衛する」なら「核は必須」でしょう。多くの方が楽な方に考えようとします。

核を持つことも一つの考えだと思いますが、日本は核を持つことができるのでしょうか。核を持って良い国といけない国を誰が何を基に判断しますか。
自主防衛する方法は他にもあります。核兵器以上の兵器を所持していはいけないと国連で決める。これに従わない国は地球から出て行ってもらう、すなわち世界中の国から一斉に攻撃してそういう国は崩壊させる。
また、スイスは核を持っていませんが、各世帯に核シェルターを義務づけています。核で相手を攻撃するのではなく、核から国民を守るという逆の発想です。核を持たなくても防衛は可能です。

>米国が将来不当な戦闘をするかもしれないのであれば、

米国のお金で米国の軍事力を強化することについて、クラスター爆弾等規制のある武器所持以外で他国がとやかく言う資格はありませんが、米国はお金が不足しているから中国、日本に米国債を買ってもらっています。将来、日本、中国他、米国債を購入している国は米国の軍事力の出資元として、各場面での米国の軍事力行使の是非の責任を各国から求められる日が来るかもしれません。
「あなた(日本)は、このお金が他国の罪のない人々の殺戮に使われている、あるいはその恐れがあると知っていましたか?」と国連で問われる日はないでしょうか。 
食べる物がないので食料援助をしたことを責める国はないかもしれませんが、戦争に使われると知りながらお金を出した、という責任。

生活保護を受けるには自家用車を所有してはいけない等の厳しい制約があります。今の米国は生活保護を貰っておきながら生活に必須ではない高級外車を購入しているような感じではないでしょうか。米国債を買っている国はこれを食費以外に使うな、外車を買うなくらい言ったらどうでしょう。一部の人がその外車に乗せてもらっているからうるさく言わないのでしょうか。
サブプライムもそうです。米国の責任を各国がもっと強く追求するべきです。それができない背景に強大な米国の軍事力があるのだとしたら日本も責任があると思います。

お礼日時:2010/06/13 12:32

日本は世界の見せしめにされていると思います。



アメリカに逆らった国がどうなるかという。

冷戦時代には、アメリカに従順な国は発展して、平和な国になるというモデルでもありました。

アメリカがイラクと戦争した時に、まず成功例として日本を挙げて、第二次大戦後のアメリカ統治の成功を訴えて、イラクも日本のような国になるという宣伝をしました。アメリカの本音でしょう。

アメリカに対して、二度と逆らえない国にする。かつての社会主義国や中東諸国にはアメリカの言う通りにすれば日本のように繁栄する。このモデルとしての存在が日本というわけです。

日本はアメリカの主義主張を宣伝する商品でもあるわけです。

そこには、日本人の戦後復興の努力も無視されています。すべてアメリカの保護があったから日本が繁栄していると言いたいわけです。

これは中国と北朝鮮の関係に良く似ています。中国は北朝鮮を生かさず殺さず存続させています。

アメリカは、日本をほどよく許容範囲内で繁栄させて、いつでも殺せるようにして存続させているわけです。

日本の米軍基地は、必ずしも日本を守るためにあるわけではありません。日本を攻撃するためにもあるわけです。

まあ、お釈迦様の手のひらの上で飛び回る孫悟空のようなものです。

アメリカの指導者の本音は、日本を主権国家とは見ていないのではないでしょうかね。主権国家として対等に外交交渉をと日本の政治家が主張するたびに、自分の立場を理解してない愚かなレベルの低い国、江戸時代と変わらないなと、腹の底では思っていると思います。

日本を主権国家にしたいのであれば、アメリカの顔色を見ながら制定されたような日本国憲法は速やかに破棄して、他国の顔色を気にせずに、自らの力で日本の憲法を制定するべきでしょう。

それまでは、日本はアメリカの属国です。ただ、属国と言われるのがイヤなので目を背けようとしているだけです。アメリカも世間体がありますから、大っぴらに日本を属国扱いにはしませんが、時々、イラク戦争時のように、本音が出ます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

>アメリカの指導者の本音は、日本を主権国家とは見ていないのではないでしょうかね。主権国家として対等に外交交渉をと日本の政治家が主張するたびに、自分の立場を理解してない愚かなレベルの低い国、江戸時代と変わらないなと、腹の底では思っている

主権国家と思っていない国と主権国家だと思っている国、見解の相違があるからいろいろ不思議なことが起きるわけですね。
国を運営している官僚の皆さんはどう思っているのでしょうか。国民はどう思って生活して行けば良いのか。私はつい最近まで日本は主権国家だと思っていました。ところが様々な事件、出来事に遭遇し、いろいろ注意してみるととても主権国家とは言えない実態に気づきました。そもそも官僚の皆さんは誰をボスだと思っているのか。

中川大臣の酩酊会見の時、確かに大臣の酩酊ぶりにも驚きましたが、それ以上に驚いたのは両側に座っていた日本人がなぜ止めないのかということです。一方は日銀の総裁ですからノータッチだったのかもしれませんが、もう片側にいたのは財務官僚です。中川大臣がどんな方か知りませんが、仮に悪く考えてどんなに酒癖が悪くて仕事のできないどうしようもない大臣だったとしても(事実は異なるかもしれません)、仮にも日本国の財務大臣です。日本の財務大臣があのような状態で世界中に向けてあの会見をすることが日本の国益になるのか。日本人が、財務官僚が、そばにいてなぜ誰も止めないのかとても不思議に思いました。あのようなことがあれば当然大臣の辞任は避けられず、政権がガタガタするのは当たり前です。大臣を生かすも殺すも財務官僚次第ということになります。

個人的には私はこの官僚は帰国したら責任を問われて首だろうなと思っていましたが。当時日本の最高権力者は麻生総理です。この事件の時もこの国はいったいだれが支配、運営しているのか、、、、。

そもそも日米安保の時の岸総理はCIAのエージェントだったという噂がある方です。単なる噂かどうか、事実ならそのような総理のもとで結ばれた安保が日本の国益を考えてのことなのかどうか、検証くらいしたらどうなのでしょうか。

>日本はアメリカの属国です

私なんかつい最近まで日本は主権国家だと信じて暮らしてきました。確かに属国のように日本は米国に国民の情報を全て差し出す気なのかと思えることが起きています。政府高官の健康状態は国家機密だとか言われていますが、電子カルテにすればOSは全て米国製ですから国家機密である情報は全て米国に握られます。情報を握れば日本の政権を操作するのは簡単でしょう。つまり日本国民がいくら選挙をして自分たちのリーダーを選んでも意味がないということです。
また、属国ならアメリカにたてついたら大変なことになります。
日本と米国の関係は、本妻なのか、愛人なのか、良い友人なのか悪い友人なのか、悪事を働く時だけ仲良しの不良仲間なのか、日本の立ち位置を明確に示して欲しいと思います。

お礼日時:2010/06/12 13:13

今晩は。


仰る通りです。
アメリカ(政治家、国民含め)は日本を、植民地と言うか、まだ、占領地と考えています。
その証拠に、アメリカの新聞(ワシントンポスト)が主権国家の総理を「愚か」「鳩山さん、あなたは同盟国の首相ではなかったか。核の傘をお忘れか。その上で、まだトヨタを買えというのか。鳩山首相を相手にしたのは、胡主席だけだ」と書いたように、マスコミ人は上から目線です。
日本が主権国家として、アメリカと対等になるには、防衛面では、自衛隊を軍隊と認め、核を保有しない限り日米安保条約でアメリカは日本を守ってやっているんだと思うでしょう。(広島、長崎の方すいません)
経済の面では、アメリカの経済を守るために、ほぼ無理矢理に買わされているアメリカ国債を、全部売ってしまえば良いです。
これの証拠が、橋本元総理がコロンビア大学での公演後の質疑応答で「本当のことを申し上げれば、われわれは、大量の米国債を売却しようとする気になったことは、幾度かあります。米国債を保有することは、われわれにとって唯一の選択肢ではないのです。むしろ、米国債を売却して、金を購入することも、もうひとつの選択肢なのです。でも、日本がいったんそのようなことをしようとなれば、アメリカ経済に計り知れない衝撃を与えることになりますよね。多くの国が、米国債を、外貨準備高として、保有しています。 これらの国は、ドルが下落しても、米国債を買い続けるでしょうし、そのことは、アメリカ経済にとって、かなりの支えになるはずです。私は、そうなることを願っているのですが、アメリカが為替レートの安定性の維持に努力し、協力するであろうことは、かなり、明白なはずです。 ですから、われわれは、米国債を売却し、外貨準備を金に変えようとしたい誘惑に、屈服することはないでしょう。」と発言した翌日、ニューヨーク市場は、1987年のブラックマンデー以来最大の192ポイントの下げ幅を記録しました。
この様に、アメリカは兵力を維持するのにお金が掛かるので、安全保障の押し売りで、アメリカの兵隊の給料やその家族の生活に掛かるお金まで日本に負担させ、更に、アメリカの無知な国民は、自国の経済が半強制的に買わされている、アメリカ国債で他国の協力の基に成り立っていることを知らないです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

>アメリカ(政治家、国民含め)は日本を、植民地と言うか、まだ、占領地と考えています

日本自体はどう考えているのでしょうか。国民はどう考えて生活したら良いのでしょうね。

>日本が主権国家として、アメリカと対等になるには、防衛面では、自衛隊を軍隊と認め、核を保有しない限り日米安保条約でアメリカは日本を守ってやっているんだと思うでしょう。(広島、長崎の方すいません)

核を持つことが必須条件なのかどうかわかりませんが、とにかく自分で防衛しないと主権国家とは言えないですよね。
でも、米国に守ってもらっているならば基地をどこにする、うちは嫌だ、私のところも嫌だとかいっていると普通は怒って帰ると思うのですが、帰らず、辺野古が良いといっているところを見ると米国も日本に基地を置いておきたいように見えます。
日本にいて下さい(日本)、日本にいてやる(米国) なのか、日本にいたい(米国)、日本にいてもいいよ(日本) なのかよくわかりません。 

>経済の面では、アメリカの経済を守るために、ほぼ無理矢理に買わされているアメリカ国債を、全部売ってしまえば良いです。

日本もこうして米国の首根っこを押さえているところもあるわけです。それならばこれをカードにこの基地問題に対してうまく使うことはできないのでしょうか。

>アメリカは兵力を維持するのにお金が掛かるので、安全保障の押し売りで、アメリカの兵隊の給料やその家族の生活に掛かるお金まで日本に負担させ、更に、アメリカの無知な国民は、自国の経済が半強制的に買わされている、アメリカ国債で他国の協力の基に成り立っていることを知らないです。

日本を守ってもらう米国の軍事費を米国債を購入することによって日本が出している。表面上では守ってやっている(米国)、守ってもらっている(日本)という関係ですが、日本はもう少し、米国債を買ってあげている、米国債を買ってもらっている(米国)部分を強調しても良いのではないでしょうか。

そうすると、買ってあげている米国債で維持している軍隊その他で脅されるとかいう状態になるのでしょうか。
米国が協力なリーダーシップを発揮し、世界の紛争に公正中立の立場から仲介に乗り出してくれる、学級委員のような立場であれば良いのですが、神様ではないですからいつもその判断が正しいとは限りません。
イラクの大量破壊兵器の情報もそうでした。また、公正中立と言っても裁判官ではありませんから当然米国自体の国益も考えるでしょう。米国の国益を損なっても公正中立に世界の紛争を解決しますというのでしたら別ですが、そうでもない限り一国が突出して強大な軍事力を持つのはどうなのでしょう。自国のお金で維持しているのであれば良いですが、その軍事力を借金でまかなっているというのはどうなのでしょうか。その軍事力の行使の判断はこれまでも、これからもいつも正しいと言えるのでしょうか。

お礼日時:2010/06/12 11:52

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