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大卒の就職率は90%?60%?データの違いについて

たとえば平成21年度ですと、下記厚生労働者省では95.7%としているのに対し、
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/05/h0522-2.html

下記学校基本調査では68.4%としています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/08121201 …

この数字の違いはどのような理由によるものなのでしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

 どちらの統計も、政府が実施する指定統計で、調査のやり方やデータの信頼性について特に問題はなさそうです。

なにか思い違いしている人も見かけますが、税金でやっている仕事がいい加減であったら、専門家から厳しい批判を受けます。

 ところで、厚生労働省にとって知りたい情報は、大卒の就職希望者のうち、実際に就職した者の割合です。従って、ここでいう就職率とは、分母を就職希望者、分子を就職内定者として求めた数値で、調査対象者は個人です。

 これに対し、文部科学省が求めている数値は、卒業生の行き先です。就職が一番多いのは当然ですが、大学院などへの進学、家事、フリーターなどいろいろな行き先があります。ここで就職率と言っているのは、分母を卒業生総数、分子を就職者として求めた数値で、データの出所は大学です。

 景気動向を知る上で重要なのは前者だろうと思われますが、大学には就職以外にもいろいろな役割があります。文学部や理学部など、あまり就職率を気にしない学部もあります。

 野球でも、打率と出塁率の間には四死球を算入するかどうかの違いがあります。ところが、質問者が例に挙げた事例は、同じ就職率という用語を使っているから混乱するのは当然ですね。

 なお、指定統計には用語の解説が必ずあるはずです。せっかくHPまで参照されたのですから、疑問がある時は統計のとり方についても調べたらどうかと思います。
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この回答へのお礼

とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/14 10:20

テキトーにした街頭調査に基づいたものではないでしょうか?



しかも、大卒者自身がやりたい仕事をえり好みしている状態なので
完全に就職が出来てない状態じゃありません。

介護福祉士なんて人材が足りなくて困っているじゃないですか。
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