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インプラントは
骨がないとできないのですか? 

大学病院では骨の移植をしてからインプラントにしてるのですか?

A 回答 (3件)

歯で物を噛むときには40-60kgという強い力が必要です。

力そのものはタコの腕のように骨がなくても出せますが、物を噛むという様な短い時間に大きな力を出す場合や細かくする場合には固い骨に支えられる必要があります。
そして、この大きな力(荷重)を支える為には、荷重を分散してあげる必要があります。力が一ヶ所に集中してしまうと、幾ら健康な顎の骨でも割れてしまうからです。天然の歯でも、もし歯が直接骨に植わっていれば、顎の骨は折れてしまうでしょう。
天然の歯が支えられているのは、一つは歯根膜がクッションの役目をしているという事。そしてコレがつり橋のワイヤーの様に歯を支え、荷重を分散しているからです。

歯周病などで骨が少なくなった人へのインプラントの研究は半世紀以上前から行なわれ、馬の鞍の様に骨の上にまたぐように置かれるインプラントや横長の板を植えて力を分散する方法が研究されてきました。
しかし、金属は基本的に体の組織とは一体化できない事(免疫機能が働いてしまう)や歯が人体で唯一骨内から外部まで突き抜けている組織だ(感染に弱い)という事から次第に衰退しました。
また、骨には圧力が一方的に加わると溶ける性質があります。コレは骨が折れないための事故防衛機能です。これを防ぐ為には天然の歯のように力を分散する必要がありますが、インプラントは骨に直接つく為に、コレが非常に難しいのです。他の方法は字数制限で書けませんが、この為には、できるだけ骨の中に深く入れて(表面積を大きくして)支えるしかありません。つまりそれだけ多くの骨が必要なので、骨がないとインプラントは入れられないということになります。
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インプラントは骨の中に埋め込んで骨とフィクスチャー(インプラントの本体)を結合させます。

ですから、骨がないとインプラントはできません。

しかし、歯槽膿漏や交通事故などで骨を失ってしまった部分にインプラントを埋め込む必要があることがしばしばあります。このような場合には、骨を作ってからインプラントを埋め込みます。
骨を作る方法はいくつかありますが、骨の移植もその一つです。

この回答への補足

回答ありがとうございます

骨の移植とありますが 外反母趾の削った骨などはとっといたほうがいいのでしょうか?

補足日時:2010/07/05 19:03
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土台となる顎等の骨は必要ですが、人工歯(クラウン)と違ってインプラントは


人工歯根(フェクスチャー)に土台(アバットメント)を載せ
その上に人工歯(インプラント上部構造)といった構造になります。
歯科インプラント治療は、歯の抜けたところに純チタン製の人工歯根を植え、
顎の骨としっかり結合させた後、それを土台にして人工の歯を作り固定する方法で
骨結合型人工歯根と呼ばれています。
どこの骨をどこに移植するのかわかりませんが、参考までにURLを載せておきましたので
読まれるとよいでしょう。

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%82 …
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