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春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲

この「夢の浮橋とだえし」とは現実的にいえばどういうことか。
文字面の意味を含めて、二つ答えなさい。

という問題が分かりません。
分かる方は教えて下さい。

A 回答 (4件)

すみません、一部横すれで。




>>No.2さん、No1さんのお答えはジョークだと思います。
NO3様ご親切なコメント多謝です。
ちょうとつさんのNO1ぶりも、ジョークの心もある程度存じておりました。ただよくできすぎていたので誤解を招かないか?という危機感に加え、質問者様の真意がいまひとつわからなかったのでとりあえずマジに反応したしだいです。

なぜ「のそら」が抜けているのか?ということですが、単に質問者さまの回答者への資格を試すキーワードなのでしょうか?

他にもっと深い意味があるのでしょうか。
補足をお願いします。
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新古今和歌集 巻の第一 春歌上の38番



春の夜の 夢の浮橋 とだえして 峰にわかるる 横雲の空

藤原定家の代表的な歌です。

問題は、「夢の浮橋とだえし」の部分を文字通り訳せ、また裏に含まれているの意味も答えなさい。ということです。
「とだえる」は「途絶える」です。歌の中で途絶えているものはどれとどれでしょうか。

定家はインテリなので、一見素直な風景の歌に見えても、文字の中に色んな意味を含ませて「これの言ってる意味わかる?俺センスいいでしょ」っていう歌がたくさんあります。この歌は素直な方です。春の夜=はかない 夢=はかない 浮橋=はかなく心もとない わかるる=分れる・別れる=切ない 雲=はかないetc.はかなく美しい別れのイメージがちりばめられています。男女の恋も連想させてます。

また、夢の浮橋は、源氏物語の最終巻の題名でもあります。主人公の男性が、思いをよせる女性に振られる話です。夢の浮橋・・・と読んだ時読者にその話を連想させ、ここでも男女のはかない別れをイメージさせています。

最後に蛇足ですが、定家撰の百人一首に「春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ」という歌があります。これは周防内侍(女性)が、若い頃の定家のひいおじいちゃんにナンパされた時、彼を振るのに読んだ歌です。
文法など関係なく意味だけ言うと、「はかない夢のようにたしかじゃない遊びの腕枕なんかしたら、腕枕する仲だってうわさが立っちゃうじゃない。そんな仲でもないのに嫌よ」これに対し定家のひいじいちゃんは肉食系男子なので、夢になんかしないよ、つきあっちゃおうぜ的な歌を返します。はてさて二人はその後どうなったのか。

>No.2さん、No1さんのお答えはジョークだと思います。
ジョークの解説こそナンセンスだから、真似して見ます。
歯噛みする 音も聞こえずに 本にカビ 文明の利器に 嘆くさだいえ ・・・ああ駄作。僕には無理でした(笑)
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これは抽象的な形而上学の世界を歌ったものだと思えますから、現実的に何をあらわしているかを論じるのはナンセンスだと思います。


もちろん論じるのは勝手ですが。

多分、定家の歌のことだろうと思いますが、とりああえずご質問中に抜けている文言がありますので以下に正しい歌を示します。


春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲のそら

字余りでも字足りずでもないと思います。

>この「夢の浮橋とだえし」とは現実的にいえばどういうことか。

ひとつは、夢と自分とをつないでいる橋が途絶えた、眠っている間に見ていた夢が途絶えて現実に戻ったということでしょうか。

もうひとつは、素直な解釈で、夢のような美しい横雲が切れてその間から峰が現れ、空が見えた、という情景を歌ったのかもしれません。

ご参考まで。
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この歌は有名な歌ですね。

皆に良く知られているとは言え、字余りなところが欠点であると言われています。この歌は、実は本歌取りの歌ですのでその本歌の意味が判っていないと、この歌を楽しむことが出来ません。その本歌とは、

梅雨の夜の夢にうなされ浮いた歯に 皆にわけきき横目でチラ見る

です。

ですから、「夢の浮橋とだえして」の「とだえして」がキーワードになっています。自分で宿題をやる気が無いから、皆に聞けばいいやと横目でカンニングをしようとしたが、結局、「その道は途絶えてしまった。ああ、この浮いた歯をどうしよう」という切ない気持ちを、上品に「春の夜の夢の浮き橋」に例えて読んだ名句です。
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