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「耐用年数は短いほうが早く費用化できるため、納税上は有利になる」と減価償却の本にありました。なぜ、短いほうが有利になるのか、調べてもわかりません。長いほうが、それだけ減価償却費として計上できる期間が長くなるので、その分、費用を長く計上でき、利益を少なくする期間も長くなるので、税負担が減る期間も長くなり、有利になるのかと解釈していました。固定資産税の関係でしょうか?なぜ、耐用年数が短いほうが納税上有利になるのか、どなたか、できればわかりやすく教えてください。

A 回答 (2件)

友人にお金を100万円貸したとします。


その返済が年賦だとしましょう。
2年間で50万円ずつ返してもらうのと、20年間で5万円ずつ返してもらうのと、どちらを選択しますか。
返済期間が短い方を選びますよね。
長いほうがそれだけ返済を受ける期間が長くなるので、その分長く返済をうけられるので有利だとは一般には考えずに、早期回収を求めます。
減価償却の期間も「投入した資金の早期回収」という点から耐用年数が短いほうがいいのです。
企業は継続して存続すると考えて会計処理しますが、実際は何年か後には「実態がなくなる」こともあります。
また冒頭の例のように、償却額に利息はつきませんので、回収が遅くなればそれだけ不利です。
税負担の問題だけでなく経営という考え方からの選択ですね。
固定資産税は無関係です。
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この回答へのお礼

なるほど~~~!
早速の回答をしていただき、ありがとうございました!
ずっと悩んでいたので、すっきりできました!!
そういう意味で短いほうがいいのですねえ。

減価償却ビギナーの私に、わかりやすい説明をしていただき、ありがとうございました!

お礼日時:2010/07/03 22:49

継続して買い替えることが前提だからだと思うよ。


減価償却とは支出の発生しない費用であり、その分の現金が次に購入する時の資金としてプールされていると考える。
100万のモノを2年で買い替え続ければ毎年50万の経費があがって税金は減る。
5年で20万ずつ経費を上げるより有利ってこと。

あくまで理論上の話で実務的にみると…。 どうでしょうね。
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この回答へのお礼

同じ金額を耐用年数で割るので、確かに早いほうがすぐ大きい金額を節税できて、有利ということになるんですね!!
よく、「法定耐用年数が短ければ、早く費用化が図れ、節税につながります。」という文を見るのですが、その、「費用化」の意味がよくつかめていませんでした。
費用化、というのは、早く費用として全額計上してしまえる、ということなのですね。
経費と違って、一括で計上できないから、減価償却の耐用年数は短いほうがいいのですね。
回答、ありがとうございました!!

お礼日時:2010/07/03 22:56

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