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それと見た
叔父は、牛の群に振舞うと言って、あちこちの石の上に二合ばかりの塩を分けてやる。父の飼い慣れたものかと思えば、丑松も懐かしいような気になって眺めた。それと見た一頭の黒い牝牛は尻毛を動かして、塩の方へ近づいた。

「それと見た」の意味はわかりませんが、教えてもらえませんか。例を挙げて説明してもらえばありがたいです。

A 回答 (3件)

それ(塩)だと分かった(思った)、


それ(塩)だと認識した
という意味だと思います。

思わせぶりな行動を
それ(誘い)と見た
とか使うんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、「それ」は「塩」ですね。そう言われたらわかるような気がします。ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/08 10:13

見たものを塩と認識した。



「道に光るものが落ちていた。それと見た二人は急いで走りより一人はそれを拾い、コインだと確かめた」
道の先に落ちていた光るものがお金だと思った二人は大急ぎで走り寄った。という使い方。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました!

お礼日時:2010/07/08 10:14

「それと見た」は「それを見た」と意味もよく似ています。


「それを見た」というのは「その状態を見た」という意味ですが
「それと見た」は、「その状態を見た」というよりも「その状態をよく認識(または理解)した」という感じです。

質問の「それと見た」は、「あちこちの石の上の白いものを好物の塩と認識した」という意味になります。

中里介山 「大菩薩峠」青空文庫版
・・・小名路の巻その手にしている秋の尾花のような白刃が、星明りの闇にもきらめいて、足許のあぶないのは、たしかに重い手傷を負うているものと見られます。それと見た男は道庵を突き飛ばして、あわてて第六天の社内へ逃げ込みました。突き飛ばされた道庵は、あやうく・・・
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2010/07/08 10:16

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