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全国模試の東京外大の判定は信用できますか?
外大の入試の英語は模試と比べ物にならないくらい難しいです。
実際模試でそこまで英語がとれなくてもBやC判定がでます。
模試の英語でその程度しかとれないのに本番の問題が解けるわけないですよね?
なのになぜB(合格可能性60%以上)とかでるのですか?
これは信用できませんか?

それとも受験は母集団の中でどれだけできるかの勝負なのですか?

A 回答 (5件)

ご指摘はある面で正しく、ある面で間違いです。



配点は実際の入試に準ずることが多いので、置いておくとして、難易や出題傾向は、総合模試ではすべての大学に対応することが出来ません。ただ、そのかわりに、その大学の受験者に絞るよりも遥かに多くの受験生のデータで難易を図ることが出来ます。

東京外大の場合、募集単位が小さく小分けされていますから、人気の無いところだと50人も集まらないでしょう。トータルでもその模試を受験している中で数百人もいたら多いくらいでしょう。
全統模試や進研模試では、30万人程度の受験者を集まります。これ、大学受験をする人たちの半数以上に当たります。まともに総合模試を実施できるのは多分、この2つだけじゃないかなぁ。

たまに勘違いしている人がいますが、受験する大学レベルより低かったり高かったりする人でも、数が集まる方が学力判断の精度は上がるんです。要は毎年の受験者の動向が動かないことが重要なんです。その意味でも、数百人よりも数万人の方が何倍も精度が上がります。
規模の小さな「総合模試」の方が正確ということはありえないんです。

受験生を基に集計するのが総合模試の役割で、その意味では特定の大学に沿った問題を出題するよりも、昨年と同じレベルの問題を揃えることの方が遥かに重要となります。
これができて、初めて統計的な手法が取れるようになります。

では、ご質問者さんの書かれることは間違いかというと、そうではありません。
特定の大学の受験生向けに「だけ」実施する模試もあります。○○大オープンなどと名乗るものですね。大学名を冠するので、冠模試と呼ぶこともあります。
その場合は、順位とか偏差値は意味がありません。本番に即したレベル、内容の問題を出すということは、合格ラインに届いたかどうか、得点だけが意味を持ちます。
多くの冠模試は、受験者数が少ないため、その年ごとに受験者の質のムラが大きいので、順位とか偏差値はあまり意味をなしません。ただ、受験者の多い大学や、受験者を多くするために複数の大学を束ねて実施することで、その部分の精度を確保するものもあります。
東京外大のみの冠模試では、この精度確保できないんじゃないかなぁ。その場合は、問題を作る人のノウハウで、本番そっくりに作ることで、得点で学力を図れるようにするんですね。

その手の模試の場合、ご質問の心配は意味を持ちます。

学力を測る精度の出し方に、受験生の統計値かたアプローチする方法と、出題内容からアプローチする方法があるんです。その違いですね。
なお総合模試でも、あまりに出題内容がかけ離れている場合、精度が落ちる場合があります。その場合も、「合否の振り幅」が大きくなる形で現れることが多く、判定ライン付近の合格率は割とずれません。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
やはり模試を100%信用してはいけないのですね。

ほかの方もありがとうございました。

お礼日時:2010/07/15 13:52

追加で。



> 「標準レベルの問題で高得点できる人」と「非常に難しい問題ができる人」は必ずしも一致しません。

他の要因も含めて、各得点帯ごとのこういうひとの割合も加味しての「合格率」が判定評価です。あくまでも集団でみた時のことです。
私自身はボーダーラインという表現は受験生の勘違いを誘うので嫌いです。
同じ得点帯でも受かりやすい人とそうでない人がいます。
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「標準レベルの問題で高得点できる人」と「非常に難しい問題ができる人」は必ずしも一致しません。

標準レベルなら満点近くとれても、難しい問題はお手上げということもあります。

予備校の講師も「優秀な東大受験生の中には自分の偏差値を気にしない人がいる。一般の模試と東大入試の難易度が違うため、一般の模試の偏差値は意味がない。」と言っていました。東大受験生にとっては「東大オープン」などの結果が重要なのでしょうね。

なので、「東京外大オープン」があれば、そちらのほうが参考になるでしょう。ただ、東京外大の場合は、受験枠が細かく区分されているとのことですので、偏差値や順位などの精度は低くなるでしょう。No.3さんのおっしゃるとおりかと思います。


また、予備校の、偏差値と合否結果の対応表を見ると、規模の大きい大学でさえも、結果は非常にばらついています。びっくりしました。偏差値や合格可能性は、あくまで参考程度にとらえておいたほうがいいと思います。
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何を言っているのかよく判りませんが、


去年一昨年その前等々と見て、その模試でその偏差値(受験者の中の上位どれくらいの位置かを表す)を取っている人の5割なりなんなりが受かっている、ということでしょう。
勿論、模試の受験者層があなたが受けたときだけ酷く低かった、なんてことでもあれば話は別ですが、そういうことは中々無さそうです。

本番の問題が難しいのであれば、おそらく本番の合格者最低点はもっと低い、というだけのことでしょう。
河合や代ゼミの記述模試で7割であれば、それより難しい本番では5割とか6割とか。
おそらく英語なんてまだマシで、数学なんて、記述模試で6~7割、本番の自己採点3~4割で合格、なんてザラでしょう。
出題難易度と偏差値的難易度=上位どのくらいの位置なのか、を混同してはいけません。

それにしても、ということもないわけではなくて。
模試の信頼性やあなたの得点パターンの話になりそうです。
あなたの力が丁度入試標準レベルをクリアできる程度で、それより難易度が上がればとたんに手も足もでなくなる、とか。
あるいは、xxの模試は信頼できない、とか。
誰も受けないようなマイナーな模試で難関大学の判定を見るなら、それは信頼できないかもしれません。
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>それとも受験は母集団の中でどれだけできるかの勝負なのですか?


基本的にはその通りでしょう。
足切りがなければ、例えば、定数100人で101人が受験したら、100番目の人は101番目の人より点数が良ければ受かります。
101番目の人が、何かの間違いで0点を取ってしまったとしたら、100番目の人は1点以上で合格です。
模試も、基本的には、東京外大受験希望者が受ける訳ですから、その中での順位で判定するのは、特におかしいことではありません。
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