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そうめんでは、物足りないでもきしめんまで太いとちょっと、そこでひやむぎなんでしょうか?

そうめんでは、スマートすぎる、でもきしめんだと太りすぎ。

そこで、ひやむぎが登場したのでしょうか?

微妙に細いうどんも販売されていますが・・・。

A 回答 (4件)

蕎麦は歴史的に救荒植物で定着、練る・煮る・粉食でした。


小麦粉は奈良時代公家の菓子に始まり、庶民は江戸時代以降。手延べ素麺として、一方では団子・つまむ・切るなどとうどんへ。
奈良時代伝来の素麺の系統は大陸からの伝来には異論はなさそうです。これは引いて伸ばす製法です、従って断面は円い。やがて地方による製法の特色が生まれ多様化しました。近年は製法も発達し食の多様化で益すます種類が増えています。

やはり、さっぱりは素麺、大好きです。素麺はなぜか満腹感に繋がらないのですが、冷麦だと あ~食った! という感じになりますね。冷麦をめんつゆでなく、生醤油に練り芥子(チューブはだめですしょっぱくて、おでん屋のような自分で溶いたのが良い)で食べるのも偶にはお奨めです。京都河道屋のメニューにありました。
でも冷麦はどちらかといえばうどんの系統、切り麺だからでしょうか。素麺とは食感がまるで違いませんか。

素麺・冷麦・うどん類の種別は、日本農林規格(JAS)では材料は小麦粉であとは太さだけの分類ですね、但し、呼称は自由度が定めてあるので多様な商品があります。
いわゆるそばは蕎麦粉を用いた麺、表記は蕎麦・そば・ソバ。中華麺類はそば・ソバに限定。

素麺類は平安の頃から断面は円い、これは手延べ麺だったから。食べやすさや清涼感目先の変化などで、うどんを細切り麺にするようになって冷麦の系統が生まれたらしい。
蕎麦が現在の切りそばになったのは16-17世紀頃といわれる。

素麺が大陸から渡来した時点での呼称は、
索餅suo3bin3、索麺suo3mian4、素麺su4mian4が混在の様子。
 索の南方音sok3;saak3
 素の南方音sou3
  漢音も呉音(南方音)も、索と素は音が近いですね。
 索は縄状のもの。
 素は白絹・無地・平素・清浄。
 餅は平たい形状の粉もん。
 麺は麦粉。
なお、中国語で素麺は不浄(肉類)の無い麺=すうどん、かけそばの類です。

それぞれの歴史や違いは、以下を読めば概ね分かります、内容重複もありますが、端折ってうまくお読みください。
・素麺
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E9%BA%BA
・ひやむぎ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%84% …
・うどん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A9% …
・きしめん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%97% …

おまけ:
「粉物」についてのQ/Aです、興味があればご覧ください。
 http://okwave.jp/qa/q5541834.html
  ANo.1と2 です
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この回答へのお礼

詳細な回答に感謝しております。

そうめんや冷麦、そばにもやはり大変面白いかつ

興味深い歴史があるのですね!

食べながら歴史を思い浮かべてみます!

また、歴史を調べたくなりました!

お礼日時:2010/07/20 12:59

こんにちわ



今徳島県に住んでいますが、こちらに半田そうめんというのがあります。

太さで言えば冷や麦に分類されると思いますが、
半田そうめんは、細うどんかスパゲッティくらいのもあったりします。

その理由が書かれてありました。


>なぜ半田そうめんは太いのか?

>船頭が作り始めたと言われる半田そうめんは、
>船頭たちが自分で食べる為に手間をかけずに作ったそうめんがもととなったため
>「麺が太くなった」のだと言われています。
>また、その他の理由としては当時の技術的な面、小麦粉の質などの問題もあったようです。
>その当時の太さが長い歴史をかけて受け継がれ、今日の半田そうめんとなっているのです。

http://www.okabemen.co.jp/hpgen/HPB/entries/51.h …

こんな理由らしいです。

いろんな理由があるのですね。
いつも食べていながら、今回初めて半田そうめんが太い理由を知りました。
勉強させていただいた質問者さんに感謝します。
ありがとうございました。

参考URL:http://www.okabemen.co.jp/hpgen/HPB/entries/51.h …
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この回答へのお礼

5月に四国(香川県東かがわ市)に行きました。
半田そうめん知りませんでした。
今度行ったらぜひ、食べてみますね!

とても興味深い回答をありがとうございました。

お礼日時:2010/07/20 12:57

今の消費者の選択基準だとそういうことになるかとおもいます。



しかし昔は、昔と言っても江戸時代ですが、そばの代用品でした。そばはソバという植物の実から作ります。ソバの実は秋に収穫して、次の収穫期までの1年間これを使いますが今のような冷蔵倉庫などありませんから、夏になると暑さと湿気で保存中のソバの実が傷んでマズくなってしまいました。

ですから、夏になると蕎麦屋でそばを食べるお客が減ってしまいました。そば屋さんもそれでは商売あがったりですから、暑い夏でもマズくならない小麦粉で、そばと同じ太さの麺を打ってザルそばのようにして売っていたそうです。これって今でいうところの冷や麦ですよね。
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この回答へのお礼

大変興味深い回答をありがとうございました。

もう少し、そこらへんの歴史を調べたくなってきました。

お礼日時:2010/07/19 01:40

因みに、そうめんは1.3mm未満、うどんは1.7mm以上と決まっているそうです。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

また、一つ賢くなった気分です。

どうもです!

お礼日時:2010/07/18 16:22

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