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ピアノ独奏曲で「ハイドンのメヌエット」とは、同作曲家のピアノソナタの中の一つの楽章でメヌエットになっているものを指すのでしょうか? 

またハイドンのピアノ独奏用メヌエットの中で、「弾き手により高い感情表現力が要求される意味での名曲」はどれになるのかも、できればあわせて知ることが出来たら幸いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ホボーケン番号IX:22に独立したメヌエット集があるようです。


が、ちょこっと見たところ、ピアノソナタの中のメヌエット楽章の方が音楽的に高度な印象を受けました。<あくまで私の印象ですけれど
視聴も出来るようですので、URL参考になさってみてくださいね。

参考URL:http://yamaha.jp/pianorg/detail/150
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この回答へのお礼

回答くださりありがとうございました。

世間一般で「ハイドンのメヌエット」と呼んた場合、殆どの人がピアノソナタの中のメヌエットをそのように呼んでいるようで、検索してもピアノソナタの中のものばかりが出て来て、メヌエット集の曲を弾いている人がなかなか見あたらなかったので、このような質問をしてみました。

確かに、メヌエット集の曲よりもピアノソナタの中のメヌエットの方が弾き応えがありそうに思いました。

ピアノソナタ中のメヌエットは、技巧面で弾けるようになるのは初見段階で出来そうですが、表現という面で味わいを感じさせる次元の演奏に持って行くのが、精神的になかなか難しそうな曲ですね。技巧という隠れ蓑がなく、曲調がシンプルなのでかえって演奏者の心の成長度がそのまま出てしまうというか、モーツアルトやスカルラッティと同方向の隠れた難しさがあるように感じます。ただ、指をひたすら巧みに動かして弾いているだけでは、空虚な明るさの単調な響きになってしまいますものね。

ハイドン、スカルラッティ、モーツアルトなど、このあたりの作曲家の作品は聴いていて非常に爽快で、あっけらかんとした潔さがあり、昔よりも複雑な心理構造になっている現代人には、かえって表現面で難しいようにも感じますが、その方向に自分の心を持って行って弾ける域に達した折には、きっと気分爽快で達観できることでしょうね。

こういった、さり気ない中に純な遊び心を持っている作品に沢山関わり、それを機に自分の心の自由を思い出すキッカケに出来たら素敵なことなのに、とも思いました。

お礼日時:2010/07/23 00:05

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