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落語「金明竹」でオカミサンが勘違いする理由がわからないところがあります。



留守番中、上方の人が来て、伝言を並べ立てて、それを理解できないまま
帰してしまって、あら、大変というのが、金明竹ですが、
最初のほう、遊女を買ったとか、寸胴きりとかと勘違いするところはわかるのですが、
最後のほうで「坊さんが寝てみたい」とオカミサンが言うところ、
この一言がなぜ出てくるのかわかりません。

使いの人が「兵庫の坊主が、」と言い立てているところでは、そう聞こえる要素がないように
思うのですが、、、

野暮かもしれませんが、オカミサンがなぜそう思ったかを
教えていただけませんか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

話すかたによると思いますが、「坊さんが寝てみたい」じゃなく「寝たみたい」ではなかったでしょうか?



おかみさんが聞き取ったキーワードは「兵庫」「坊主」「屏風」だけだと思います。

「兵庫」には大きな遊郭があります。遊女の髪型の代表である「縦兵庫」はここが由来だと言われています。
「屏風」は、これさえあれば目隠しができますから、独立した寝室がなくてもエッチできてしまう、当時の感覚だとけっこうエッチなアイテムです。
「坊主」というのはスケベなものだと相場が決まっているので、
この3つのキーワードから、おかみさんが勝手にエッチな方向に想像をめぐらせて、「兵庫(の遊郭)で坊主が屏風の陰でエッチした」というストーリーを作ってしまい、旦那に話したということだと思います。
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この回答へのお礼

お教えありがとうございます。

そうか!!!
遊女を買った、とか言うし、随分、さばけたオカミサンだったんですね。(^。^)

なるほど。3つのキーワードなんですね。
それぞれについての解説もありがとうございます。

また金明竹を聞くのが楽しみになりました。

お礼日時:2010/07/22 13:10

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