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山手線などATC区間では、平常運転のとき、運転手は何をしているのですか?
ATC区間では、列車は自動で制御されるのですよね?

A 回答 (7件)

こんばんは。


No.1です。
補足になります。

>>その区間内で、所定の速度に落ちるまで、自動で減速させます。

>120信号区間では、120以下の速度で走行するということですか?
つまり、120の速度で走っていて、90の区間に入ると、90区間を抜けるとき(45区間までに)までに90以下まで速度を落とすということでしょうか?

今の山手線のATCに付きましては、違います。
90区間を抜ける前に、次の低速の速度指示を出します。

昔のATCは、質問者様のイメージその通りのモノでしたが、
指示速度が粗く、制限70のカーブでも指示速度に70の信号が無かったゆえに65を指示するといった無駄や、
低速の速度を指示⇒常用で最大のブレーキがいきなり掛かる⇒その指示速度区間で落としきる考えだったので、速度がキッチリ落ちるとブレーキが緩解⇒次の閉塞で更に低速の速度を指示⇒再び常用で最大のブレーキがいきなり掛かる
その繰り返しで乗っている側からすれば、常用最大のブレーキ⇒ブレーキが全て緩む⇒再びブレーキと、衝動が激しかったので、非常に乗り心地の悪いものでした。

今のATCは、止める場所を指定しているので、
速度が落ちきる前に予め、次の低速の速度を指示、
ブレーキが緩むことなく速度が落ちます(「一段ブレーキ」と専門書では記されます)

そのため、
今の山手線などの新しいATCに付きましては、
先行の状況如何では、どんどん低速の速度を指示しています。
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この回答へのお礼

大変分かりやすい説明ありがとうございます。
まだ、自分なりに整理できず、この程度のことしかお礼で言えません。
もう少し自分なりに勉強してみます。

理解するうえでかなりのヒントをいただけたと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/29 22:43

こんばんは。


No.1です。

>ご回答ありがとうございます。
>許容速度をoverした時に自動で電車がブレーキを掛ける仕組みです。
時速120KMで走行していて、急に、制限速度90という表示が出るのでしょうか?

会社によってATCも制御が異なり、一概にはこの通りとは断言できないモノなのですが、
運転台の指示表示には先行列車の位置によって下位速度の指示が表示され、常用最大のブレーキ(B7相当)の制動が掛かります。

昔の山手線でのATCは、質問者様の抱くイメージどおりのモノで、指示速度が細かく制御しておらず、いきなり下位速度の信号を受信してガクンとした制動が掛かる事もありましたが、
現在採用されているD-ATCでは、先行列車までの距離が表示され、地上装置から列車が止まるべき場所を列車に送信し、車上装置では列車の現在地を把握した上で最適な速度及び速度パターンを車上装置が持つデータベースの中から検索・表示する方式になりました。指示速度は5キロ刻みで制御(70キロ⇒65キロのように)され、ATCの制動するにあたっての減速パターンに列車速度が接近すると、「パターン接近」と表示され、これによって運転士は制動操作をしなければならない事も分かりますので、いきなり急激なATCによる制動がかかる事はありません。
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>120信号区間では、120以下の速度で走行するということですか?


つまり、120の速度で走っていて、90の区間に入ると、90区間を抜けるとき(45区間までに)までに90以下まで速度を落とすということでしょうか?

はい、そのとおりです。
そのようにして、段階的に減速し、先行列車の一つ手前の閉塞区間で列車を停止させ、追突事故を防ぎます。
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ATCの仕組みを模式的に書くとこんな感じ



|→後続列車120信号→|→90信号→|→45信号→|→停止信号→|→先行列車→|

|と|の間を閉塞区間と言い、原則その区間には1本の列車しか進入できません。
それぞれの区間の軌道に信号を流し、その信号を受信して、運転台に現示します。
運転士は、その信号の示す速度を見て、所定の速度まで減速します。
操作を怠った場合、その区間内で、所定の速度に落ちるまで、自動で減速させます。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明ありがとうございます。

>その区間内で、所定の速度に落ちるまで、自動で減速させます。

120信号区間では、120以下の速度で走行するということですか?
つまり、120の速度で走っていて、90の区間に入ると、90区間を抜けるとき(45区間までに)までに90以下まで速度を落とすということでしょうか?

お礼日時:2010/07/24 14:51

新幹線もATCですよ。


ちゃんとマニュアル運転ですよね。
じゃあ、ATSとどこが違うのでしょうか?

ATSは、信号機の現示を無視して冒進すると、非常制動が掛かります。
言わば、ヒューマンエラーのバックアップとしての防護設備です。

一方、ATCは、軌道上に流した信号を受信し、車内で、その閉塞区間で走れる速度の上限を現示し、運転士はそれを見てその速度以下で運転します。
勿論、運転士が現示を無視すれば、直ちに現示速度まで自動で減速されます。

要するに、ATSより保安度の高い防護設備なのです。
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運転士は車内信号を守って運転しています。


許容速度はATCで車内信号に表示され速度超過すれば自動的にブレーキが掛かるが、
発車や速度調整するのは運転士の仕事。
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はじめまして。


電車運転士をしております。

自動で運転するのは、ATCではなくATOです。
運転士は山手線では普通に運転操作(マニュアル運転)しています。
ただ、信号機は建植されず代わりに運転席に許容の速度を指示、許容速度をoverした時に自動で電車がブレーキを掛ける仕組みです。駅に停めたり、通常の速度調節につきましては、運転士が行っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>許容速度をoverした時に自動で電車がブレーキを掛ける仕組みです。

時速120KMで走行していて、急に、制限速度90という表示が出るのでしょうか?

お礼日時:2010/07/24 14:57

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