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大学の夜間部が年々縮小・消滅していくのはなぜでしょうか?

何しろこの近年の格差社会のなか、働きながら学ぶ需要はむしろ増えていくように思うのですが、
それと裏腹に大学夜間部は年々縮小・消滅の一途をたどっているようです。
(有名どころでは、早稲田の社学が、夜間だけでは卒業できなくなり、夜学の看板を下ろしてしまいました)
かたや定時制高校は、昨今定員すらあふれる状況らしいのですが、
(参考)http://diamond.jp/articles/-/7046?page=3
大学になると、働きながら学ぶニーズは、そんなに少ないのでしょうか?

A 回答 (8件)

奨学金制度、授業料減免制度の充実により、現役生については、金銭面での夜学の需要が減ったこと、大学名だけを求めて夜学に集まる受験生にとっては、夜間部よりも夜間主の方が人気があり主要大学では移行が終わっていること。


本来の目的だった高卒社会人の割合が全体の2割程度まで減ったこと。

そしてなによりも収入格差が進み、下位世帯は高校卒業までに奨学金等を生活費に充ててしまい借金が膨らみ、大学受験すら出来なくなっていることがあります。
小中学校でのゆとり教育をこう広範囲で一気に挽回する教育課程が続いているため、高校での学費も苦労している子たちが教科書だけで受験できないという状態ですからね。
モンスターペアレントの牙は学校だけに向いているわけじゃないようです。
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同じような質問が以前も出ていました。


ご参考まで。

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3776301.html
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(1)全体的な勤労学生の減少


(2)昼間学部と待遇面で差
(3)社会人学生として、大卒でなくても、MBA教育が受けられ、
 院卒の学位が得られるところが出てきた
などが原因と思います。
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定時制高校に関して


http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/2004 …
ここにあるように、希望者が少なくなったので、再編成という名前の定数削減が行われています。
あるいは夜間から昼間への移行です。
その結果として、
http://homepage3.nifty.com/minnanokai/menu_frame …
2000年代前半に、定数削減反対運動がおきています。

10年スパンで考えると、働きながら学ぶ需要は減っている。と考えたほうが妥当です。
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はじめまして、以前夜間学部に関係していた者です。



戦後はともかく、企業での大学卒採用が一般的になっていくなか、勤めながら大学に在籍する勤労学生は減少し、昼間学部の受験に失敗した者の受け皿へと姿を変えていったんですね。現在では、夜間学部に在学していても、昼に定職についていないという学生が一般的です。

ですから夜間学部の役目は終わったという判断をしている大学人は多いですね、夜間学部を運用するためには、#2の方がおっしゃっておられるように、大学教員、事務などのコストもかかります。ですので、夜間学部を廃止・縮小して、需要の高い社会人向けの夜間開講の大学院を強化する方向となっています。

ただ東洋大学では、2001年に社会学部第2部社会福祉学科を新たに設置しただけでなく、2009年に板倉キャンパスから白山第2キャンパス移転してきた国際地域学部にも第2部を2010年設置予定であることを表明するなど大勢に反して夜間学部の拡大充実を図っています。これは見識が高いですね。

詳細はwikiをごらん下さい。
夜間学部
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E9%96%93% …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E9%96%93% …
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単純に経営上の理由かと思います。



私はこの前まで科目履修生として公立大学の夜間部に週1回だけ通っていましたが、1単位あたりの学費は昼間部の半額でした。がっつり学生として入学してもたしかそんな感じだったと思います。

社学の学費も半夜間部だった頃は結構安かったと記憶してます。

早稲田が学部を増やしている理由も受験料と学費による収入を増やすためですし、国公立大学もちゃんと経営をしなければならなくなったので、採算性の悪い部門は切り捨てるという企業経営の基本に忠実になったのだと思います。

社会人が学ぶニーズは増えているかは分かりませんが確実にあると思います。早稲田はこのニーズを大学院で補おうとしています。ファイナンス研究科や夜間ビジネススクールを設置したのはそういう理由ではないでしょうか。

こっちの方がより多くの金を取れますしね。
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卒業してからかなり経ちますが、私も昼間部を卒業後、夜学に2校ほど通ったことがあります。


メリットとして、学費が安いことがありますけど、経営する方としては教員の確保などに費用がかかり、うまみがなくなってきたのではないでしょうか。
放送大学などインターネットの普及で通わなくても学べる時代になってきていますし、法科大学院や専門学校など多様化していますから、時代の流れとしてはやむ得ないんではないかと思います。
特に私の友人で税理士や司法書士試験対策に夜学に通い、昼間は図書館で勉強していた人もいましたけど、今はどうなんでしょうね。

大学のニーズがないというより、勉学の多様化で通信制や専門学校に流れたと思います。
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夜間の定員が減るのは希望者が少ないからでしょう。

大学のアルバイトは別に夜学じゃなくても仕事を見つけることができます。昔は昼間の試験に落ちてやむなく夜間というケースがあったのですが、昼間の門が広くなったのでその分夜間が少なくなったのでしょう。大学のカリキュラムは理科系はともかく、文化系のカリキュラムはびっくりするほど余裕がありますね。
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