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鶏糞処理について

INで鶏糞処理について
調べましたら、下記の会社が
見つかりました。

http://www.41eco.com/

生ごみ処理機の販売をしているようですが
その生ごみ処理機で鶏糞処理も行えるようです。

機械自体が大きくないのですが、
処理量は、700Kg/Dayになるそうです。

これの原理は触媒(天然鉱石)なのですが
鉱石で本当に鶏糞が減容されるのでしょうか??

もし減量されるなら興味がありますが、
この機械を使っている方はいますでしょうか??

A 回答 (1件)

私の機械は古いので、ご指摘のサイトを見ることが出来ません。


大雑把に考えます。
700kg/日の処理より、約500g/分の処理となります。
鶏糞の成分、
窒素:2~4%、リン酸3~4%、カリ2~4%、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
より、硝酸(分子量63)3/14*63=13.5、第二リン酸カルシウム(173)3/30*173=17、カリは全量が硝酸と結合として、全質量の30%を占める。
平均鶏糞中水分含量は、A68.8%、B77.2%、C69.6%、
http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_ka …
より、有効成分以外の残量を水分とする

と近似します。実際は有機物が混ざっていますけど、有機物を0とすることになります。
固形分として、硝酸カリウム(110)3/14*110=21、第二リン酸カルシウム17が分解後に残ります。合計約40%ですから、約300kg/日の未分解物が発生します。
無くなる物は、ほとんどが水分ですから、400kg/日の水分蒸発になります。

水の蒸発潜熱が,539cal/g ですから、215600Cal/日の熱量が必要であり、鶏糞の有機物を炭水化物と近似して、6Cal/gより、35kg/日の燃焼(消化を含む)が必要です。

有機質は固形分の70%ですから
http://www.eonet.ne.jp/~green-up/h064.html (こちらの数値では水分80%)
燃焼分は補給できるとしても、水を蒸発させることしかしていないように思われます。
機械が小さければ発生する固形分を人がついて搬出することも考えられます。
また、水分が多いと、「触媒」と接することなく放置される投入物が多くなる(80%の鶏糞というと、チューブ入り練歯磨きのような感じで混練作業が必要。つまり、それなりに大きなモーターが付いている筈)ので、「小さな機械」では処理が困難です。

雰囲気としては、ホームセンターで売っている鶏糞を1袋投入して、乾いて減った。これに1時間ぐらいかかったから、処理量が400kg/日と表記しているような気がします。投入鶏糞や処理品の、水分含量、発生熱量、灰分量を見ないことにははっきりしたことは言えませんが、養鶏農家の鶏糞の廃棄には使えないと思います。

最後に、私は計算間違いを平気でする人間なので、数値は確認してください。計算をしなおしたらば逆の結果になる、ということも考えられます。
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