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コリオリ力に関するWikipediaの説明についてわからないところがあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA% …
の”地球の自転によるコリオリの力”について、


「地球は東向きに自転している。そのため、低緯度の地点から高緯度の地点に向かって運動している物体には東向き、逆に高緯度の地点から低緯度の地点に向かって運動している物体には西向きの力が働く。」


と書かれています。
この部分がわかりません・・。

地球上の観測者から運動している物体を見ている場合を考えているのですが、
物体が低緯度から高緯度に向かおうが、高緯度から低緯度に向かおうが
地球が東向きに自転している以上、物体には西向きの力が働くように思います。
なぜ上の文章のようになるのでしょうか?

A 回答 (3件)

> なぜ上の文章のようになるのでしょうか?


地球が球だから。

地球の円周は四万キロメートル。
自転速度は24時間だから、赤道上の物体は西から東に時速1667キロで動いている。
赤道上から半分の円周となる高緯度に向かうと、地面は時速833キロで動いているから、赤道上から動いてきた物体は地面より時速833キロ早く西から東に動いていることとなる。

低緯度は逆に動きが無い。
極から半分の円周となる低緯度に向かうと、地面は時速833キロで動いているから、極から動いてきた物体は地面より時速833キロ遅く、このため東から西に動いていることとなる。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
質問時には地面の移動速度を考慮していなかったため
このような疑問が湧いてきたのだということがわかりました。

お礼日時:2010/08/18 21:29

おおざっぱな説明です。



慣性の法則というものがあります。
赤道上の地点Aで静止している物体は、宇宙から見ると、
地球の回転方向(つまり東向き)に1670km/hで動いています。
 地球の1周を24時間で回る速さです。
Aの真北にある北緯30°の地点Bについて考えます。
北緯30°の回転半径は地球の半径の約0.866倍ですから、地点Bは東向きに1450km/hで進んでいます。

赤道上の地点Aを真北に向かう物体も、宇宙から見ると地球の回転方向に動いており、
やはり東向きについては1670km/hの速さを持っています。
この物体が、いま、赤道上の地点Aから真北に向かい北緯30°(屋久島・種子島のやや南)
の地点まで1時間で動いたとしましょう。
この物体は北緯30°に到達する1時間で東向きに1670km動きます。
しかし、地点Bは東向きには1450kmしか動いていないのです。
結果として、物体は真北にある地点Bよりも東に220kmずれた位置に到達しました。

地球上でこれを観察すると、真北に向かって動いたはずなのに東向きにずれて見える。
宇宙から観察すると、「元々動いていた方向にのみ動いた」となります。
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この回答へのお礼

物体が東や西向きに動くように見えるメカニズムを
よく理解せずにいたための疑問であったとわかりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 21:42

高緯度だと東に進む速度は遅い。

低緯度だと早い。
そのため、相対的に見かけ上の力としてそのような力が働くのかと思いました。

速度の違うレールの上を移動したらそのようになるかなと思います。

速度は力になりません。速度の変化量、つまり加速度が力です。
なのですでに自転と同じ速度で動いている場合は力は働きません。

でも緯度でその速度は変わるのでその影響のような気がします。

間違ってたらフォロー願います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございました。
戴いた回答の一行目の内容を考慮していなかっために
wikipediaの内容を理解できていなかったんだな、
ということがよくわかりました。

お礼日時:2010/08/18 21:33

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